Here is not Berlin

音楽家の徒然。 40歳にして20代に成し得なかったことを取り戻しに行く徒然。 5年で東…

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音楽家の徒然。 40歳にして20代に成し得なかったことを取り戻しに行く徒然。 5年で東京&ニューヨークジャズ界にトライするまでのドキュメント。 ・sight reading ・Standard number practice ・Transcription ・English

最近の記事

哲学からのジャズ

ここ数日ありえないぐらいの心身の不調に悩まされた。 身体のあらゆる不具合と、メンタル崩壊。 SNSにドン引き書き込みを垂れ流してご心配おかけしておりまして。 胃の裏っ側にクッション挟んでみたら、あら正解。やっとのこと、吐き気もおさまり少し寝られたので目覚めてやよい軒に朝食食べに行けるまでに回復。まあ、暫定回復。 体調悪いと思考も落ちるというもので、天井を眺めつつ自分の人生のあり方とは何ぞやというところまで想いを巡らせてしまい、俺は既に詰んでいるのではと涙涙の数日でした。

    • 有限な謎の塊

      この年齢になると人生半分以上終わったなぁとか考えることが増えてくる。自分は何者かになれているのかとか。 無いものねだりとはよく言ったもので、 どこまで行っても欲望は減らず、満足できないものだな。 結婚して家族を作った知人は幸せながらも独身に憧れ。 社会的に成功してお金持ちになった人は自由な時間に憧れ。 自分自身、仮に売れっ子ミュージシャンになれたとしてもおそらくこの虚無感はなくらならないだろう。 アメリカ大統領になったとしても、 ビートルズになったとしても、 オリンピッ

      • 契約のご報告

        ご報告です。 本日、私、某作曲プロダクションとの契約書に正式にサインさせて頂きました。 契約の性質上具体的な社名はここでは控えさせてもらいますが、ヒット曲を生み出し続ける最高のチームです。 かねてより憧れていたプロデューサー率いるプロダクションで、あらゆる方向からストーカー的アプローチをかけ続けていましたが、ついに楽曲を聴いてもらえる機会にこぎつけまして、理論試験、制作試験、面接を経て契約と相成りました。 もちろん1番の下っ端クリエイターからのスタートですが、必ず後世に残

        • 芸術と天才の交錯地点

          以前から気になっていることがある。 それは天才と言われる物理学者などが最終的にもしくは最初に芸術という一見畑違いなものとクロスするということだ。 私の持論で、論理は感覚には勝てない。 というのがあって、論理的には正しくても感覚的、倫理的には間違ってるということが世の中には多い気がしていて、そのあたりにヒントがあるのかもと凡人の脳みそ的には感じる。 かの有名なレオナルドダビンチは天才物理学者、天文学者でありながら何故か絵画にも情熱が向いていくし、逆に音楽の天才チャーリーパー

        哲学からのジャズ

          びろーん奏法

          ジャズで熱量のある演奏をするにあたってロングトーンは絶対に必要だとおもうのだが、ギターは、とりわけクリーントーンを主体とするジャズというジャンルではやはりハンデがあるように感じる。 歪ませる人もいるがみんなフュージョン的になっていて個人的には好きくない。 そもそもあの管楽器のびろーんって音はなんていう奏法なのか。 たぶん名前があるけどわからない。 あれに匹敵するのは粒の粗いファズを踏むしかないと長年おもっている。 チョーキングビブラートにゲルマ系のオクタファズ。 しかし

          ジャズと私

          そもそも何故ジャズを練習しているのか。 遡ることかなりの年数。まだ未成年のころだったはず。 テレビでミスチルか何かのライブ映像が流れてきて、キーボードがプロデューサーの小林武史だった。 そこで聞いたことのない音の組み合わせの伴奏が耳に入ってきた。 今思うとポップスのコードの合間にブルーノートを挟んでいたんだと思う。 当時は三和音のコードしか知らなかったのでテンションノートの緊張感に妙な大人の雰囲気を感じたのを覚えている。 なんだ、これ。 多分ジャズ的な何かだろう。 幼い

          個展

          ライブが終わり抜け殻を3日経験したのち沸々と次なる欲望が湧いてきている。 実は私、抽象画のみに特化した画家でもあるのですが先ほど謎の外人から絵を買いたいというあからさまな詐欺DMが届きまして。まあ無視なんだけど。 俺の絵ってどんなのだっけと見返していたら個展やりたいんだったとふと思い出した流れ今ここです。 ファンクの人って見立てがあるかもしれませんが、アンビエント系ノイズインプロも大得意なのでジャズミュージシャンと組んでフワフワのアンビエントの上で自由にアドリブを無限に

          Live@kdハポン

          Here is not Berlinのライブ大盛況に終わりました!! 企画段階を遥かに上回るお客さんにお越し頂き、最高に最高でした。 対バンを引き受けてくれた、 moka✖️イチレンキュウ ヤマウチリメンバード jam da bomb コトナ のみなさん、ナイス演奏でした。 ありがとうございます! 我々も最大限のパフォーマンスが出来たと思います。 本当に楽しい1日でした。 企画、運営は大変だけど、またどうせやるんだろうな。こんな最強メンバーと遊ばない手はない!! 激アツ

          大人買い

          今日もサイトリーディングからスタートの1日。 教則本2周目なので前半の方は割とスラスラ読めるようになってきた。 大丈夫、間違った方向には進んでない。 その後、ライブの曲練習。 いよいよ来週末だ。 1日ひと回しでは不安なので明日からはふた回しやるか。 我ながら難曲揃い。 メンバーゴメンねゴメンねー。 そしてレッスン生の発表会曲練習。 こちらもだいぶ入ってきた。 なんとか間に合いそう。 先生がミスったらまずいので謎のプレッシャーを感じる。 ジャズの方は、前回の記事で書いたc

          Cecil Alexander

          ウェスモンゴメリーのフレーズを暗譜してある程度な速さで弾けるようになってきたけど、いまいち理解しきれないフレーズに出くわす事が多い。 頭に❓がいっぱい並んでいる状態。 アプローチの仕方の引き出しが自分に足りないから理解が追いつかないのだな。 そこで、教則本とかでスケールやアプローチを学んでしまっては元の木阿弥。 頭でっかちになってしまう予感。 そんな時、YouTubeで偶然見つけたのがCecil Alexanderというギタリスト。 どうやら有名なプレーヤーらしい。 音も

          読譜一冊やり切った

          読譜の教則本なんとか一冊やりきった。 最後の方は命からがら、、笑 2周目突入。 当たり前だけど1周目よりスムーズ。 コツコツ積み重ねるってこういうことだな。 今週はレッスン生の発表会リハなどもあり、そのサポート曲の練習もスタート。 頭の切り替えが難しい、、。 もちろん自身のライブ曲も毎日練習。 ジャズ練で頭の回転上がってるのか他のジャンルも早い曲とか苦にならなくなってる。 これは嬉しい副作用だ。 今は、ウェスモンゴメリーをコピーしていて、今日やっとフルで頭に入った。 あ

          読譜一冊やり切った

          Peter Bernsteinに惨敗

          最近練習していたピーターバーンスタインのRound midnight。 結果惨敗 泣 テーマをコピーして意気揚々とソロに突入するも、使ってる音の意味合いからして全く理解出来なかった。 そもそも想定しているであろうコードもわからず、アナライズのしようもない状態。 敗北だ。 現代を代表するトッププレイヤーだけあっていきなりトライした自分が悪いパターンのやつ。 何も考えず音だけなぞることはできるのだろうけどそれだと半分も勉強にならないからこれは宿題だな。 とりあえず気分を変えて、

          Peter Bernsteinに惨敗

          三年坊主

          土日は低気圧に負けて思うようにジャズに時間を割けなかったので気合い入れ直し。 気圧と共に上下する体調なんとかしたい歴=年齢。 今日から6thポジションで読譜。 英単語と同じで何度も繰り返しやる予定なので多少のゴツゴツはスルーして進む。 毎日やることに意味がある。 曲は引き続きRound Midnight バーンスタインはテーマからかなり複雑だけどなんとか入ってきたので明日からはソロに突入しよう。 ソロも速弾きとかはなくとも独特の色気があるのでなんとか少しでもマスターしたい

          Peter Bernstein

          昨日は戦士の休息ということで練習控えめだったので今日は気合い入れ直し。 サイトリーディングで#が沢山あるやつをやる。案の定撃沈。反復あるのみ。 その後、引き続きPeter Bernsteinのround midnight。 なんとかテーマを暗記するも、全くリズムが入ってこない。 久々に心が折れそうになる。 しかしここでやめたら今までの二の舞。 ひたすら音源をなぞって呼吸を合わせる。 フレーズも何を弾いてるのかさっぱりだったので、モンクやエヴァンス、マイルスのバージョンと聴

          Round midnight

          今日からPeter Bernsteinの弾くRound midnightをやることにした。 モンクの曲は難解かもと思ったけどバーンスタイン憧れ半端ないのでトライ。 イントロからぶっ飛んでる。 見たことないボイシングだらけだ、、、。 そもそもリズムが全く分からない これはチョイスを間違えたかもと一瞬で顔面蒼白になるもへこたれずに何時間も向き合う。 少しだけ掴んできた。 でも、どういうアプローチなのか考えても考えても理解できない音がたくさんある。 これでは弾けたとしても応用が効か

          続、Alone together

          今日は4/14名古屋KDハポンでのライブの準備をがつっとやる日。 それでも朝のサイトリーディングは欠かさない。 相変わらず♯で頭が燃える。 はたして克服はいつになるのやら。 諸々、準備をして疲れて昼寝したら夜になっていた件、、、こんなことではいかん。 しかも悪夢。 しかも起きたら蕁麻疹。 疲れているな。 とりあえず大急ぎでスコフィールド版Alone togetherの続き。 寝たのが功を奏したのか結構弾ける! 脳みその整理は大事ぽい。 その後はライブに向けて曲を一通り。