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家族に反対されても、海外派遣に行くか否か。

国際協力的な分野を視野に入れてる人なら、
一度は考えると思う。


12月某日に、
某医療系NGOと都内の病院が共同で開催する
ワークショップにパネラー?だったけかな
そんな役割で呼ばれた。

主旨は
「海外に行く若者を応援しよう」
みたいな企画で、
学生から社会人まで、
40人くらいの人がzoom上で
途上国で働いたことのある人の話を聞いたり、
グループワークをしたりした。

その中で、
「家族に海外派遣に行くことを反対されている、
どうやって説得しますか?」
みたいなグループワークがあった。

私が振り分けられたグループは、
若者ばかりで学生〜研修医くらいの6人だった。

バックパッカーに行ったことのある人や、
若い時に一人旅をしたことがあるひとたちだったので、
心身ともに自律していて、
反対はされないと思う、
事後報告でいい、
そして、私個人的にも、
「20歳以降でパスポート持っていれば
誰の許可も得ずに海外行けるんだから、
行きたい気持ちがあれば行くでしょ。
結局は自分の人生、
最後は自分で決めるものなのだから」
と思うタイプ。

結論、うちのグループは、
「強行突破でも行け!後悔することはない!」
ということになった。
心身ともに自立していて、
若さのあるグループはこうなると思う。

逆に言うと、
「親が反対していて・・・」
とか言う人は、
本気で行きたいと言う気持ちを持ってないと思ってる。
だって、20歳以上でパスポート持ってるなら
行けるんだから。
覚悟が決まってないと言うか・・・


そして、グループごとに発表をした。


そしたら・・・


「強行突破は反対です。
もし、現地で何かあった時に、
これから行きたいと思う人や
今後の活動に響くから。」
と言う人・・・

私の心の声
「・・・・・。
それ、家族が反対してるの関係ないじゃん。
何かあるのは、その人の運、
または現地での行動の話でしょ
家族じゃないし。」

某NGOでは、
「面接の時に家族の人は、
海外派遣に行くことに賛成してるかどうか聞き、
反対の場合は、時間をおいて、
賛成してもらうまで派遣を見合わす」
的なことを言っていた。

私の心の声
「そんなの、面接通るために
いくらでも嘘つけるじゃん」
って思った。

やはり、40〜50代になると、
親も高齢、家族を養ってる人もいる、
老後の貯金も心配、
これまでのキャリアを捨てられない
若者に助言したい欲、
しかも日本に定職があって、
固定給をもらっている、
背中を押した責任を取りたくない
生活に変化をつけるようなことは
年齢いくごとにエネルギーがいる、

そんな保守的なメンタリティーになるのは
日本で働いてる40〜50代なら当然だと思う。

そんな意見を主催者側が言うもんだから、
その場の空気的な結論として、
「家族に反対されたら行くな」
みたいな空気になった。

私は、20代の勢いのある人たちは
反対されても行く!くらいの情熱があると思うし、
それが冷めないうちに絶対行った方がいいと思う。

ていうか、

背中を押すような企画ちゃうんかい!


と思ったけど、
私も、長時間のzoomにもう疲れてたし、
「あー日本的保守な展開か」って思って
流した。

20代は、養う家族もいなくて、
親も元気、
大したキャリアもなくて、
失うものがあったとしても、
いくらでもやり直せると思うし、
絶対に行くべきだと思う。
それが、自分的に思ったよりできなかったと思っても、

人生に持ち帰れるものは絶対にあると思うから。



私は30代で、
ちょうどその境目にいて、
日本での固定の仕事も無い。
収入は不安定だけど、
圧倒的な自由がある。

年令や立場的にも
まだ、20代の気持ちが
40−50代に比べたらわかる方だと思う。

人生一度きり、
だから、何歳になっても
海外に行きたいと本気で思ったら、
行くべきだと思う!!!

と言うことを言いたい!!
以上、ありがとうございました。

真冬が始まった、−11℃のウクライナより

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途上国で助産師する人@今ウクライナ
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