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イシュタルゲートを制するものが風の時代の王になる~2020年グレートコンジャンクションと射手座の金星

ともえ@ファスティング中です。
(→よかったら自己紹介を読んでね)

前回の記事の続き。

簡単にまとめると、

あまり言われていませんが、

2020年12月の水瓶座の木星と土星の合(グレートコンジャンクション)は、
射手座の金星と連動して動くようになっています。

※詳しい説明が知りたい人・占星術の知識がある人は
私のこちらのブログを読んでね。


そして、そのエネルギーにつながって考えていると、

私にはどうも、イシュタルっていうメッセージが来る。

射手座金星的なイシュタル、機動力抜群の野生の身体

今回私がインスピレーションを感じている射手座金星はイシュタル。

イシュタルっていうと、バビロニアの神話の女神ですが、
こういう姿で描かれることもあります。

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えーと、ライオンの手綱を引いてます(笑)
かなり、強そうな感じ。
武器も持っていて、戦える女神です。

これは、実際に戦いの場に出ていって戦っている
イシュタルの戦いの女神としての姿を描いたものだと言われています。

一段高いところから、グループを統率できて、
自分自身も動くことができる。

機動力があって、脚が速そうな感じの女性です。

牡牛座的な、おっとりまったりしている感じはありません。

射手座は、今日では、
半分獣&半分人で描かれていますけど、

古代の一時期には、「馬(動物)に乗った人」として
描かれていることもあったんですよね。

つまり、このイシュタルの像のように、
動物を下にしたがえて自由に動く女神
というのが、射手座金星のイメージとして浮かんできます。

もっというと、
身体は野性的&脳は自由闊達、
というのが、射手座金星的だと思う
のです。

イシュタルゲートを通れるのは王だけ

ここまでイメージした後で、

私が昔住んでいたベルリンに、
ペルガモン博物館というのがって、

その博物館に、
イシュタルゲート(イシュタルの門)と呼ばれる
古代バビロニアの遺跡の門がそっくりそのまま
展示されているのを見に行ったときのことを
思い出しました。

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割と、この紺碧のレリーフは見たことがある人がいると思います。

ドラゴンや一角獣、馬、ライオンなど、
様々な動物が描かれている壮麗な門ですが、

これを古代バビロニアでは、

イシュタルの門(金星の門)

と呼んでいて、

覇者である王様(ネブカドネザル2世)が、
遠征から帰ってくるときに通って都に入った、

と言われています。

つまり、

イシュタルゲートは、王にしか通れない門

として、特別なものだったらしいのです。


ベルリンにいた当時、
この門を見に行ったとき、
とにかくそのサイズ感に圧倒されましたね。

何より、このレリーフの動物たち、
実物はめちゃくちゃ大きいんです。

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そして、この動物たちが、
今にも動き出しそうなド迫力があって。


その時に感じたことは、

真の王でなければ
イシュタルゲートの下を堂々とくぐることはできない

というビシビシとした感覚です。

万一この門の下を、真の王以外が不用意に通ることがあれば、
このレリーフの動物たちが
ただちに獰猛な牙をむいて淘汰してくるような圧迫感でした。


2020年のグレートコンジャンクション=王のアスペクトを活かしきるには、野性の身体が必要

伝統的に、グレートコンジャンクション(木星と土星の合)は、
「王のアスペクト」と呼ばれる
こともあります。

この配置ができるときは「王」が生まれると言われてきました。

古代においては文字通り「王」とは支配者ですが、

2020年の水瓶座0度のグレートコンジャンクション(木星と土星の合)で生まれる王とは、かけがえのない個性と才能を発揮した個人のことでしょう。

そして、別記事でも書いていますように、
2020年のグレートコンジャンクション(木星と土星)では、

水瓶座0度の木星・土星の合
射手座7度の金星

この2つが、同時に連動する形で
作用するということは、

私たちの個性や才能を活かして一人一人が王になる(水瓶座0度の木星土星の合)ためには、
野生の身体と自由闊達な教養を使いこなす女性性(射手座金星)が必要になってくる

逆に言うと、

野生の身体と自由闊達な教養を使いこなせる女性性がなければ
風の時代の王にはなれませーん!!

ということなのでしょう。

・・・というわけで、私が、私自身を顧みるに、

イヤー、このたるんだ体(笑)では、
2020年から始まる風の時代の王にはなれないでしょ!
と思ったため、

射手座金星のテーマのひとつである、
「機動力のある野生の身体づくり」のために
ファスティングプログラムに参加したんですね。

※自由闊達な教養に関しては、別ブログの方で募集する予定の
アストロエチカというコミュニティでやろうと思っていて既に準備中。

2人のイシュタルの娘、小野於通と出雲阿国~自由に生きていた日本女性

それと、今回もう1つのインスピレーションになったのが、
大和和紀先生の「イシュタルの娘」という漫画で。

このマンガの主人公は、

小野於通という、書の達人として生きた侍の娘。
小袖を着て自由に生き生きと動いています。

この於通は、
時の権力者である、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康などの栄枯盛衰をかなり至近距離で見つつ、
教養を武器に自由闊達に激動の時代を自由な立場で生き抜いた女性なんですよね~

普通は誰か一人の主人に宮仕えするのですが、

「於通は、どなたにも使えずどなたのものにもならず
一生ただ人の小野於通としておなごひとり自由にこの世を渡っていきとうござります!」

と言っている。

大和和紀先生は、小野於通を「イシュタルの娘」と呼び
戦乱の時代の終わりを告げる明けの明星の化身として描いています。


そしてこのマンガにはもう一人の「イシュタルの娘」がいます。
それが、有名な舞踏家・出雲阿国

この出雲阿国もまた、
戦乱の世のなかにあって、新しい型の舞踊を生み出して人気になり、
出雲という田舎から都へ、そいて江戸へと上って踊りを広め、
自分の一座を率いて生きた女性。

つまり、野生の身体を使って新しい芸術を生み出し、
自分のグループを率いていた女性
なのです。

その出雲阿国のことを、漫画の中では、

・・・生命・・・
・・・躍動・・・
・・・人の身体の美しさ
人として生まれ・・・
生きていることの喜び・・・!

本能の動き・・・
アメノウズメの舞とはこのような舞ではなかったのか・・・

神々がことごとく歓喜し寿ぎたまう
世の闇をはらい光明を呼び戻す・・・

ここで占星術の話に戻しますと、

射手座金星のうち、
自由闊達な教養=小野於通
野生の身体=出雲阿国

なんだな~~と気づいたのです。

ちなみに、出雲阿国が来ていたような、
動きやすい小袖って、
今の和服文化の中ではちょっと忘れ去られていますが、

こちらの記事で少し触れましたが、
おそらくこれからの風の時代、着物という日本の伝統文化の中で、
新しい自由の象徴として発見されていくように思います。

そんなこんなで。

ものすっごく長くなりましたが、

2020年のグレートコンジャンクション(木星と土星)と連動する
射手座金星のエネルギーを活かすには、
教養を活かせる野生の身体が必要で、
そのためには臓器を洗えるファスティングがおすすめ❤ということです。

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高橋ともえ
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