血液検査の結果が返ってきた!ビーガン8か月でどれくらい貧血は改善したか?
ともえです。
2023年2月ごろから、私は9割ビーガンになりまして、日常的にはほぼ、穀菜食といってお米・雑穀を中心とした日本のベジタリアン食に切り替えています。
※私が参考にしているのはつぶつぶ未来食。
…とその前に、私の貧血の歴史についてかる~くおさらいしておきます。
血液検査の数値上は正常、ただし貧血ギリギリ
子どもを出産した35歳までは、健康診断で血液検査をすると一応数値上は貧血ではなく、「正常」の範囲でした。
ただし、「血色素量」に関してはいつも下限値に近く、母親が貧血体質であったこともあって、油断はならないなーと思っていました。
出産後、一時的な貧血の後玄米食でむしろ体調悪化
その後、一番苦しかったのは、出産後、一時的な貧血の後、どんどん痩せにくくなっていった時期のことです。
授乳は血液がもとになっていると言われるように、貧血になりやすい時期ですが、私の場合は授乳が終わっても産後痩せにくくなり、さらには脚の怪我をした後くらいから体調悪化していきました。
実はこの時期、夫が食べたいと言っていた玄米を食べていたんですよね・・・
玄米と言えばマクロビで推奨されていますし、「いいもののはずだ」という思い込みがあったのと、一緒に食べていた夫がおいしそうに元気なっていたので、自分自身の体調不良の原因とは思いませんでした。
というか、玄米食を食べるようになってから、甘いものへのクレービングがやめられなくなったんです・・・
もともと私はおやつとしてはしょっぱいもの(ポテチ)とかは好きでしたが、それほど甘いおやつは好きではなかったのが、玄米食をしていた時期は、なぜかコンビニスイーツがやめられなかったの。
最近、未来食つぶつぶの大谷ゆみこさんのこちらの動画を見て、玄米菜食って必ずしも全員に合うわけではないんだ!と目からうろこ。
なんなら、女性の場合生理が止まってしまうこともあるんです💦
栄養失調肥満なのにファスティングを毎月6か月間繰り返して本格的な貧血へ
玄米食をやっているのに甘いものをやめられない自分の体の変化を見て、
「玄米食=日本の食が合わないなら、西洋だ!」
と短絡的に考えて(笑)、コロナ後、とあるファスティングプログラムに参加しました。
残念なことに、このファスティングが、最終的に、私の貧血を本格化・深刻化させることになりました・・・。
誤解なきようにお伝えしたいのですが、ファスティング自体がダメなわけではなく、良い部分もあります。
※たとえば私、HIVウィルスの検査の後で、ファスティングをしたら改善しました。
しかし、単発ではなく、数か月など比較的長期にわたってファスティングをサービスとして提供するならば、医師の監修、最低でも血液検査を行ってからきちんと研修を受けたコーチがついてやるべきです。
ですが、私が参加したプログラムは、医師が長年臨床した結果、危険性も熟知して提供しているようなプログラムではありませんでした。
コーチ的な立場の人もいましたが、何らかの医療系の資格や研修を受けているわけではない、言ってみたら素人が提供しているファスティングプログラムだったんですね。
さらに言うと、ファスティングはあくまで「特別な食事の仕方」。普段どういうものを食べているのか?ということを踏まえて行わないと、かなり危険だと思いました。しかし、そのあたりのフォローは、私の受けていたファスティングプログラムには欠けていたんですよね・・・。
なので、私は今はこのファスティングプログラムはおすすめしていないし、関わってもいないため、そのファスティングプログラムに関連する一切の記事は削除しています。
※なお、今は当時から2年ほど経過していますので、プログラム自体が変わった(改善した)可能性もありますので、善し悪しの判断は自己責任で行ってくださいね。
・・・思えば、そのファスティングプログラムって閉経後の年齢の女性が多かったり、生活が不規則で肉好きな男性が中心でした。いつも脂っこいものを食べている人たちや、血液を定期的に失わない貧血リスクの低い人なら、毎月1回ファスティングしてもいいでしょうが、私のような血液状態の人はやるべきではありませんでしたね・・・💦
ファスティングで貧血になり、直すために肉食過多へ。痩せない・・・
でね。
そのファスティングプログラムをやめてしばらくして受けた血液検査がひどかったんです。
2021年11月の記録ですが、
赤血球数(基準値 360~489 x10^4/μL)に対して「455」※これは正常
血色素量(基準値 12.1~14.5 g/dl)に対して「10.3」※貧血!!
Ht(基準値 35.5~43.9 %)に対して「33.3」※貧血!!
こんな数値が出てしまったんですよ💦💦
もー・・・
だめでしょ・・・。
ということで、泣く泣く鉄剤を飲み、3食しっかり食べて肉をたくさん食べる生活をだいたい1年近く続けました。
その結果、数値としてはほぼもとに戻ったわけですが、もともとお肉はそれほど好きではないんです💦
なので、苦痛だったし、お肉食べると眠くなるし、ほんとうにいやーな1年でした・・・。(2022年1年のほぼ全部が肉づいていた・・・)
昆虫食嫌!⇒ビーガンになりたい。でも安全な(貧血にならない)ビーガンなんてあるの?と探してつぶつぶ未来食に出会う
でね。2023年の初旬、昆虫食嫌!と思って、そこから「ビーガンになりたい」って思ったんです。
でも、貧血にならないビーガンってあるの?
そこで、ネットで「貧血治った ビーガン」みたいなワードで検索して見つけたのが、つぶつぶ未来食でした。
見つけたというか、「再会」です。
つぶつぶは、日本の伝統的な食事をベースにしていますが、私はマクロビ的玄米菜食が体質に合わなかったので、つぶつぶのことはうっすら知っていましたが、「どうせこれも私には合わないだろう」と無視していました。
ですが、よくよく読んでいくと、栄養失調肥満のことや、玄米の弊害(栄養吸収阻害)など、これまでの私の経験を裏付けるようなことがしっかりと理論立てて書いてあったんですよ!
東北地方で産後の肥立ちのために食べられたというヒエという雑穀もあり、完全ビーガンでも貧血にならない。むしろ改善すると書かれていました。
さらには、これまで一方で1万年もの長きにわたって、お米よりも長く日本人に食べ継がれている雑穀ってすごい!ということに気づき、コロナのとき取り寄せていたつぶつぶの雑穀を、白米に混ぜて炊いたんですね。
そして、夫と一緒に初めて食べたとき、
「あ、これやん」
と思ったのです。
冗談みたいな話ですが、真冬に雑穀ご飯を食べたら、口からすーっとエネルギーがつま先まで通るような感覚があって、手足の先までエネルギーが満ちた気がしました。
そこから、ほぼ8か月の間、つぶつぶ未来食の雑穀ご飯へ切り替え。
まずはやせることは度外視して、ご飯をしっかり食べて体に栄養を補うことを優先しました。
つぶつぶ未来食にしてから8か月後の血液検査の結果=ほぼもと通り、あとは血色素量だけ!
そして2023年9月末、血液検査を受けてきました。
その結果は・・・
赤血球数(基準値 360~489 x10^4/μL)に対して「458」※正常!
血色素量(基準値 12.1~14.5 g/dl)に対して「12.0」※惜しい、あと少し!
Ht(基準値 35.5~43.9 %)に対して「39.8」※正常!
と、ほぼ正常範囲に戻ったんです!
ビーガンなのに!鉄剤飲んでないのに!
栄養失調がほぼ治ったので、運動開始!
ぶっちゃけ、ファスティングプログラムに参加した直後からの1年くらいは、運動できないくらい貧血が深刻だったので、あまり運動できていませんでした💦
だけど、栄養失調が改善されたので、この10月から毎日、エアロバイク漕いだり筋トレを取り入れるようにしました。と言ってもハードなものは一切なくて、1日30分~60分程度、軽く汗ばむようなエアロバイクの運動だけです。
そうしたら、毎日300~500g痩せる(笑)
そう、ちゃんと栄養を補って、適度に運動していれば痩せるんです。
ダイエットしなきゃと思ったときに、即効性やドラマチックさを求めていた私ですが、「まっとうな、当たり前の食生活をする」ことの大切さを改めて感じました。
このままビーガンを続けつつ、定期的に血液検査をして、ダイエットを成功させたいと思っています。
紆余曲折を経ましたが、本当にこの食事に関する迷走がやっと終わってよかったなあ、と心から思っています。
聖女ヒルデガルトがスペルト小麦という栄養価の高いものを使ってのファスティングをすすめていたように、穀類の力ってすごいんです。
穀類を中心にしたビーガン食を続けていれば、基本的に胃腸への負担はほぼないので、過度なファスティングは必要ないみたいです。
個人的には、ファスティングの代わりに東城百合子さんがすすめていた「砂浴」の方をしたいな~✨と思っています。
というわけで、今私の関心はハーブとかよりも日本伝統の雑穀とダイエットに移っています。
それにしても、さっさとダイエット成功したいので、ぜひ応援してくれたら嬉しいです💕
また、リポートしていきますね。