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【四気質の治療学】④四元素と四気質・四体液
ともえ@ファスティング中です。
(→よかったら自己紹介を読んでね)
前回は、四体液から四気質が導き出されるよ~という話をしました。
今日は、ズームフォーカスを人体から世界・環境の方にシフトさせて、
四元素と四体液・四気質の関係性についてお話していきます。
四元素論
前回の記事でお伝えした四体液は、特定の環境・特定の条件に対する「反応」として出てくるものだとお伝えします。
つまり、もともと四体液というのは、外側の自然、世界と呼応しているものなのです。
ここで、人間の身体に四体液を生じさせるもとになっているのが、この世界を作り出している四元素になります。
四元素論を最初に西洋で唱えた人は、エムペドクレスです。
(※一説にはエトナ山の火口から身を投げたと言われている哲学者w)
エムペドクレスは、この世のものは、火・風・水・土のいずれかの元素からできていると考えました。
そして、エムペドクレスの理論に基づいて、古代・中世の医師たちは、四元素は、四つの体液または四つの気質と関連しているものだと考えました。
四元素と四気質
つまり、どういうことかというと・・・
1.「風」は、温かくて湿っており、多血質に相当する。
2.「火」は、温かくて乾いており、胆汁質に相当する。
3.「土」は、冷たくて乾いており、黒胆汁質に相当する。
4.「水」は、冷たくて湿っており、粘液質に相当する。
このように考えたのです。
こうして、四元素と四気質・四体液がひもづけられるようになりました。
(つづく)
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