ハーブティーブレンド　使いやすいハーブ10種　前編

ハーブティーのブレンドに
特に決まり事はありません。
自分が好きな、欲しているハーブを
ブレンドに加えればいいのです。

私が毎日ブレンドしているハーブの中で、
使いやすいハーブを10種選び、
味や香りの特徴、
使いやすいという理由、
ブレンドの例と、
ティー以外での使い方があったら紹介します。

私のハーブ活動は、
何よりも、
「手軽に、おいしく、安全に
ハーブを生活に取り入れる」
というコトを重視しています。
なので、詳しい効果・効能、成分についての記載は
ここではいたしません。

１．カモマイルジャーマン

　　甘いリンゴのような香りと味です。

　　リラックス効果はもちろんですが、
　　「なんかチョット不調」そんな時に
　　ブレンドに入れています。
　　具体的に言うと、
　　・落ち着かない（ソワソワする）
　　・風邪気味
　　・疲れた
　　・だるい
　　・おなかの調子がよくない
　　・精神的に落ち込む

　「マザーハーブ」といわれるくらい
　優しいハーブです。

　キク科アレルギーの場合は注意です。

　＜ブレンド例＞
　①ルイボス+メリッサ
　②ローズ+カモマイルジャーマン
　③エルダーフラワー+ジンジャー+カモマイルジャーマン

　＜ティー以外の使用例＞
　ティーの出がらしを
　ティーパックに入れて、
　目にあてて、眼精疲労を癒す

２．ローズ

　想像の通りローズの風味です。
　女性のためのハーブ
　ホルモン様作用があるので、
　定期的に飲むようにしています。
　精神のバランスをとってくれる
　ハーブです。

　ローズはオーガニックが無いので、
　低農薬・減農薬のローズを
　選ぶようにしています。
　また、つぼみより花びらの方が
　ティーとして使いやすいです。

　保存は、直射日光や湿気に注意です。

　妊娠中は大量摂取は控えてください。
　（ホルモンに影響するハーブなので）

　＜ハーブブレンド例＞
　①メリッサ+フェンネル+ローズ
　②ラズベリーリーフ+ローズヒップ+ローズ
　③ジャスミン+ペパーミント+ローズ

　＜ティー以外の使い方＞
　①サラダに散らす
　②クリームチーズに蜂蜜、ローズという
　　組み合わせも美味しいです。
　③ティーをコットンに浸して
　　パッティング
　　（肌の引き締めに）

３．ペパーミント

　スーッとするさわやかな風味です。

　イライラしたときや不安な時に
　心を落ち着かせてくれるハーブです。
　気分をリフレッシュさせてくれます。
　食べすぎたときに、食後に飲むと
　スッキリさせてくれるし、
　消化も助けてくれます。

　注意事項
　母乳の出をおさえる効果があるので、
　授乳中は控えた方がいいです。
　アロマオイルで使用する場合は、
　ケトンという成分を含むので
　注意が必要です。
　
　＜ブレンド例＞
　①エルダーフラワー+ペパーミント
　②フェンネル+ローズマリー+ペパーミント

　＜ティー以外の使用方法＞
　　チョコチップとペパーミントの
　　クッキーは美味しかったです。

４．ルイボス

　優しい紅茶のような味です。

　ミネラルが豊富で
　強い抗酸化作用があり
　身体の機能を正常に保ってくれるハーブです。
　ホルモンへの作用がないので、
　誰でも安心して飲めるハーブです。
　ブレンドに少量加えるだけで、
　味の奥行きが出る気がするので、
　チョコっと入れることが多いです。

　＜ブレンド例＞
　　①カモマイルジャーマン+ルイボス
　　②ラズベリーリーフ+ローズ+メリッサ+ルイボス

　＜ティー以外の使い方＞
　　①濃いティーにして、ゼリーに
　　②ルイボスを沸かしたものをお風呂に流しいれる。　

５．メリッサ

　ほんのりレモンの風味。
　レモンバームとも言います。

　古くから薬用として使用されていた。
　記憶力を高めてくれるので、
　勉強前に飲みます。
　逆に、精神を落ち着かせてくれる効果もあるので、
　寝る前に飲むのも効果的です。
　
　注意事項
　アルコールや睡眠薬を飲んだ後に
　メリッサを飲むことは避ける。
　（効果を高めてしまう）

　＜ブレンド例＞
　①フェンネル+ローズマリー+メリッサ　
　②ローズ+ジンジャー+メリッサ

  ＜ティー以外の使用＞
　ティーっパックに入れて煮だして、
　入浴剤として使用します。
　

以上、前編5つのハーブです。

ハーブティーは薬ではないので即効性はありません。
ただ、長期的にハーブを摂取することで、
少しずつ体質が変わってくると思います。

ハーブに興味を持った人が
「おいしく、手軽に、安全にハーブを生活に取り入れる」
そのヒントになればイイなと思います。