スカボローフェアとハーブ、そしてサンディエゴ。
スカボローフェア。
聴けば誰でもが耳にしたことがあるサイモンとガーファンクルの名曲。
(映画「卒業」の挿入歌です)
歌詞の中には4つのハーブがでてきます。
パセリ、セージ、ローズマリーとタイム
この曲は16世紀から伝えられる民謡が原型であり、4つのハーブの一節について諸説ありますが、魔よけのおまじないのようです。
ハーブにも花言葉があります。(「ハーブにメッセージを込めて」)
16世紀のヨーロッパ。
戦争で離ればなれになってしまう(しまった)男女の気持ちがこの4つのハーブに込められているのでは?と勝手に想像しています。
・パセリ・・・・「勝利」「祝祭」
・セージ・・・・「家族愛」「尊敬」
・ローズマリー・「あなたを蘇らせる」「変わらぬ愛」
・タイム・・・・「勇気」「行動力」
<勇気をもった行動力(タイム)>、<勝利(パセリ)>、<健康と幸せ(セージ)>、<変わらぬ愛(ローズマリー)>。
様々な気持ちを込めた覚悟や誓いや祈りの一節なのでしょうか。
そんなスカボローフェアを学生時代にアメリカのサンディエゴで聞いたことを思い出しました。
サンフランシスコに入って時計回りで周ってロサンゼルスから帰ってくるアメリカ一周40日間の旅。
サンフランシスコ→シアトル→バンクーバー→カナディアンロッキー→シカゴ→ナイアガラ→ニューヨーク→マイアミ→ニューオリンズ→ヒューストン→サンディエゴ→ロサンゼルス。
交通手段はグレイハウンドバス。
地球の歩き方を片手にバックパッキングの旅。
このブログを書くにあったて当時の写真、日記を引っ張り出しました。
日記によるとサンディエゴは・・・
8月28日。
昼1時30分にサンディエゴ到着。
バスディーポに隣接しているホテルにチェックイン。
部屋でシャワーを浴びた後、フロントで、サンディエゴ球場への行き方やコンサートが何時から始まるかなどを聞いていると、ホテル従業員の知り合いの青年が球場まで送ってくれることになる。
大学で生物学を専攻しているとのこと。
球場に着く。青年にチップを渡し、チケット売り場に行くもチケットを売っていない。
途方にくれているとサーファー系の若者がスケートボードを滑らせながら、かっこよくチケットを売りにきた。
15ドル。
高くないので、購入。
本当に入れるのか不安だったが無事球場内へ。(後から調べたら15ドルは定価だった)
なるべく近くで見たいので、いす席からフェンスを越えてグラウンドへ。
最高のコンサートだった!(少しお尻が痛かったが・・・)
サンディエゴ球場
サンディエゴは、このコンサートを聴くためだけに行ったんだ。
若かったということもあるが、インターネットやスマホがない時代だっただけに、わかないことがあれば何でも人に聞く!とにかく行き当たりばったりでも行動する!という旅だったなぁ~。
この年齢になったからこその、行き当たりばったりの自由な旅をしてみよう!
気持ちはタイム。花言葉は「勇気」「大胆」「行動力」。