染まりたい日もある
12月2日(月)
ふだんはブラウン&ピンクベースのメイクが多いけど、たまにオレンジメイクをしたくなる日がある。
アイメイクはデコルテのブラウン&オレンジのパレット。チークはシュウのクッション。あとPAUL&JOEのオレンジリップ。
ブラウンリップやオレンジリップはどれを試してもピンと来ないけど、ポルジョのオレンジリップだけはしっくりくるから、二本も持ってる。すぐ落ちるのが難点。
オレンジになりたくなる日は、どうしたいのかよくわからない日だ。
よくわからないけど、別に落ち込んでもいるわけではない日。落ち込んでいる時の私は、クレドポーのパレットとかゲランのティントチークとかアルマーニのリップとかぜんぶディオールで固めるとか、わかりやすく強くなろうとする。
だから別に、落ち込んでいるわけじゃないんだけど、無性にオレンジに染まりたくなる日がある、としか言えないのだ。
ブラウンで引き締めても、目元が何だかぼんやりする。チークも血色が良いんだか悪いんだかイマイチわからない。最後にリップを引けば、私はエッジを失い埋没する。でも、そんな意志のなさそうな自分の足の向く先を知りたい日がある。そもそもパーソナルカラー的に似合わない色らしいから、ぼやけているのは印象どころの話しではないのかもしれない。
ええと、今日はどんな日だったっけな。
そうだ、雨が強いから、いつも人気の店も少しは空いているだろうとランチに入り、「三色丼」を頼んだ。それなのに「一色抜いてくれ」と頼み、やさしそうな店員さんに「…二色になっちゃいますけど、いいんですか?」と聞かれもちろんだと答えた。とろろ食べるとおなか壊すから。(文芸サークルしゃんぶるぶらんしゅ新刊『まつ毛の先で煌めく』の『雌猫になれなかった女』参照)
あと、さっき上記サークルの創刊号を読み直してみたら結構ミスがあった。当時は全然気づかなかった。というか、今の今まで気づかなかった。それだけ入り込んで作ったんだろう。ようやく俯瞰で見られるようになったということなのかな。
でも、そのせいで少し落ち込んでるから、明日はたぶんクレドポーのピンクのリップで出勤するだろうね。
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