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ハーバリストというお仕事
こんにちは。
ハーバリスト・ホリスティック栄養士のキョウコです。
この肩書きなのですが、
日本で「ハーバリストです」
というと、皆 「・・・?」「何ですか?」「ハーブティーとか?」
と反応が返ってきます。
健康相談を受けて患者さんをホリスティックにみる、薬草を処方する、という観点から(思想や処方方法など違いがありますが)
「西洋版の漢方医みたいな感じ」と答えたりします。
今日はこのちょっとよく分からないと言われる
ハーバリストと、ホリスティック栄養士について書いてみます。
補完代替医療
ハーバリストも、ホリスティック栄養士も
患者を総合的にサポートする補完代替医療の専門家です。
自然療法の世界で一番大事なことは、病名や症状ではなく患者重視ということです。ホリスティック(全的)に患者さんを診ることが求められます。
基本的には、どちらも問診が重要で、
根本の原因とそれを促す要因を探し出し
症状を軽減するだけではなく、体質改善や原因改善をサポートします。
ハーバリスト
ハーバリストはハーバルメディスン(薬草学)の専門家で、オーストラリアではエクストラクト(抽出液)やチンキを主なツールとして使用し、患者さんに合わせて調合したハーブを処方します。
ハーブティーでも十分効能はあるし、「お茶を飲む」という行為自体に癒しがあると思います。
ただハーブの成分には水溶性のものとそうでないものとが混ざってあります。
ハーブからより多くの成分を抽出するには水以外にアルコールが必要となります。それがエクストラクト(抽出液)やチンキと呼ばれるものです。
日本でも最近ではチンキと言われるハーブを見かけるようになりました。
チンキと抽出液の違いはハーブの濃度の差です。オーストラリアでは抽出液が一番ハーブの濃度が高いとされています。
ホリスティック栄養士
ホリスティック栄養士は、Clinical NutritionistやHolistic Nutritionistなどと英語で言われます。管理栄養士(Dietitian)とは異なります。
不足している栄養素を症状や食事、生活習慣から割り当てて、サプリメントや食事療法でサポートしていく栄養学の専門家です。
最後に
私が一番理想とするのは、
予防医学です。
自然治癒力を高め、体質改善など
未然に病気を防ぐ手助けができるのが
ハーバリストという仕事の魅力の一つだとも思います。