二日酔いを分析してみる
自粛モードではありますが
年末年始、やっぱりご馳走やお酒など頂く機会が多く、
暴飲暴食してしまうことあるのではないでしょうか?
私自身思い当たります。笑
そして私は飲めないくせに、飲み会大好きなのです。
お酒の席って楽しいですよね!
でも、飲みすぎたそのあとにやってくる「二日酔い」
きっと多くの人が経験したことがあると思います。
今日はこの「二日酔い」について書いてみようとおもいます。
二日酔いは治せるのか?
勢いでいつもより多く飲んじゃって。。。二日酔いになったけど早く治す方法はあるの?
思っちゃいますよね?
でも残念ながら今のとこないのです(期待させてごめんなさい!)
なのでならないに越したことはないのです。
では予防法は?
ズバリ、飲みすぎないことです(笑)
きっとあなたはもう知ってますよね。
でもやっちゃうのが人の性、ということで原因を考えながら対処法を提案していきたいと思います。
二日酔いの原因
二日酔いの原因1:胃腸への影響
アルコールは胃を刺激し炎症を起こさせます。
また胃液の分泌を刺激し、
これにより吐き気や胸焼けを起こします。
二日酔いの原因2:利尿作用と脱水症状
アルコールは利尿作用があります。
なので飲みすぎると脱水症状を引き起こします。
また寝ているときに尿意でなんども起きることか睡眠へも影響し、
結果二日酔いの疲労感をより悪化させることも考えられます。
二日酔いの原因3:免疫(サイトカイン)への影響
最近の研究からアルコールは免疫への影響もあることがわかってきました。
風邪やインフルの時などに出されるサイトカインと呼ばれる物質が
アルコールを飲んだ時にも出されるため
二日酔いの、頭痛、筋肉痛、疲労、記憶の喪失、イライラなどの症状と関係があるのではと言われています。
二日酔いの原因:アセトアルデヒド
アルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒドという成分になります。
これはアルコールよりも10-30倍も毒性があると言われています。
このアセトアルデヒドが全身に回ることにより
発汗、吐き気、嘔吐、肌のほてり 頭痛
などの症状が起こると言われています。
二日酔い対処法
① 食事
お酒は食事と一緒にとる・お酒の前にきちんと食事を済ませておく
空腹時に飲むと酔いが早いのは、みなさん経験上知っていると思いますが、
まさにその通りで、食べ物がアルコールの吸収を遅くします。
二日酔いに対処するには、やはりきちんと食事をしておくことがおすすめです。
② 水分補給
一杯お酒を飲むごとに一杯水を飲む
かなりの頻度でトイレに行くことを覚悟してください笑
けれど、こうすることで、
脱水症状を防ぐだけでなく
飲むペースが落ちる
飲む量も減る
というプラス効果も出ます。(=二日酔いにもなりにくい!)
そんなにお水を飲めない! という人には
寝る前やお酒の後にできるだけたくさんスポーツドリンクを飲んでみましょう!
③ 濃い色のお酒を避ける(赤ワイン、ウィスキーやラムなど)
バーボンなど濃い色のお酒を飲むと二日酔いになりやすい、酷くなる
といった話はこちらではよく聞きますが
これは「コンジナー」と呼ばれるアルコールの発酵や精製の時にできる物質に由来していると言われています。
この成分はアルコールの色(味や匂い)に由来して濃い色ほどコンジナーが含まれ、二日酔いを悪化させると言われています。
ワインなら白ワイン、スピリットならウォッカを、選択する方が良いかもしれないですね。
④ 炭酸を避ける
特にシャンペンやスパークリングワインなど酔いの回りが早いと言われています。
炭酸がアルコールの吸収を早くするからではないかと言われています。(まだ証明はされていません)
自然療法的 二日酔い対処法
ハーブや栄養素、食事など様々なものが二日酔いに良いとされていますが
現在、エビデンスベースで「二日酔い」を緩和するものは不明と言われています。
自然療法的には、やっぱり
「お酒はほどほどに」
というのがアドバイスです。
特定のハーブや食品、栄養素が万人にきくという考え方よりも
その人本来が持っている回復機能を促す・助けるもの
を選ぶことだと思います。
目安としては先にあげた対処法プラス
肝機能をサポート:ビタミンB群、解毒や肝機能をサポートするハーブ(例:ミルクシスル)、NACなど
血糖値を整える:次の日の食事は消化しやすいもの+良質のタンパク質(例:豆腐の味噌汁、チキンスープなど)
ことを念頭に置いておくと良いかと思います。
最後に
新年会のシーズンといっても今は減っていることと思います。
飲みすぎないでねってメッセージで書きき始めたのですが
飲む機会がないというのもまたさみしかったり複雑な気分です。
2022年、みんなでどんちゃん騒ぎができることを願いながら
そうなった時には少しはこの記事が役に立てればなぁと思います。
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