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薬草楽ニコラス・カルペパーの世界~きのこはどの支配星に分類されるのか~

どうもみなさん、こんにちは。
カナダのビクトリアに住む植物療法士&西洋占星術師のAkinaです🌿


今日はキノコと惑星のお話。
ハーブと占星術が好きな人に是非読んでほしい。
もし耳から情報を入れたい人はポッドキャストを聴いてくださいね。

みなさん、突然ですが、きのこって西洋占星術の10惑星のどの惑星(支配星)に当てはまるか知っていますか?

薬草とハーブの関係といえば、17世紀にイギリスのニコラス・カルペパーという本草家がハーブ辞典を書いていますが、この本にきのこは含まれていないんですよね。

ニコラス・カルペパーのハーブ事典


なぜかと言うと、そのころのヨーロッパの薬草学できのこは薬草として使われてなかったから。

きのこが西洋ハーブ療法で使われ出したのは1970年代にはいってからなんですよ。

ヒッピームーブメントとかの時代に、アジアの伝統医学が使ってきた薬用キノコ。そして、メキシコのシャーマンのマリアサビナたちが使っていたシロサイビンマッシュルームが取り入れた感じです。

元々は中医学や漢方とかでは使われてたんですが、西洋ハーブの世界では薬草として認識されてなかったんですよね。

そしてカルペパーの薬草辞典では、外惑星は見つかっていない時代なので、一番最後の天体が土星となっています。

この土星の植物っていうのは、この時代のヨーロッパの毒草のダチュラ、トリカブトとかが含まれています。
この時代には土星が一番最後で、土星=死というイメージがあったからですね。

以上のことを考えると、キノコって土星以降のトランスサタニアンに当てはまるんじゃないかと思うんです。

キノコって植物界と動物界から分離した菌類に分類される。
キノコによっては毒があって人間を死に追いやる。そして人間を変性意識に持っていくものもある。

判断を誤って食べたら死ぬものもあるというのは冥王星的。

変性意識に持っていくキノコというのは海王星的。

以前の私の投稿できのこのコンサートに行ったと書いたのですが、電気信号みたいなものを出していてそれを使って地中でインターネットみたいなコミュニケーション網を持っているのは天王星的と思います。

カルペパーの薬草辞典って、よくアロマとかハーブ療法をしている人に使われるんだけど、こう言う時代背景を考えた上で、薬草と惑星をイメージで組み合わせていく視点もグローバルな社会の中で大事になってくるんじゃないかなと思います。


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