疲労のメカニズムと解消法
Hollyです。
気持ちの良い日が続く季節ですが、連休明けで仕事が始まり疲れがたまってくる時期でもあります。
疲労・疲労感は身体からの 休め という警告だったりします。
HPのブログにも書きましたが 痛み・発熱に加えて 疲労 は身体の
三大生体アラームと言われているそうです。
痛みや発熱に関してはみなさん割と敏感に処置に動きますよね。
病院やお薬の検討もされるでしょう。
でも 疲労 についてはどうでしょうか?
つかれた。。。ごときでいちいちお休みできないですよね^^:
私もそうです。
でも疲労ケアのためにちょっと意識を向けた方が良いかも・・・
ではまず 疲労 のメカニズムについて簡単に。
私たちの身体の中の細胞はミトコンドリアが酸素を使ってエネルギーを作り出しています。
脳活動や筋肉活動が行われるとエネルギーを大量に消費します。
エネルギー生産には酸素が必要ですが酸素の供給が間に合わないのですね。
活性酸素も大量に発生します。
活性酸素が増えることで傷ついた細胞の修復機能が働きにくくなり、免疫細胞が炎症性サイトカインという物質を発生させます。
炎症反応が脳に伝わったり脳で起こると倦怠感や意欲低下などがおこり疲労へとつながります。
ちなみに筋肉細胞内で炎症性サイトカインが炎症反応を起こすと痛みや発熱として出てきます。
また、筋肉では酸素の供給が間に合わない状態の時に 乳酸 が発生し身体が酸性に傾きます。
乳酸、今までは筋肉疲労は乳酸がたまったから。。。などと言われてきましたが、最近の研究では乳酸の蓄積や身体のPHの酸性化は、筋肉活動を促進・保護するように働いていることが明らかになっていて 乳酸は疲労物質である ということは否定されているそうです。
疲労からの回復方法としてはさまざまありますが
一般的な解消法とプラスONできるアロマと自然療法をお伝えします。
*食事
筋肉疲労は たんぱく質やビタミンB1(ビタミンB1を摂取するときは玉ねぎのアリシンが吸収を促してくれるので一緒に取ると良いです)
ビタミンB1は補酵素としてエネルギーの素になるATP産生のプロセスを円滑にします。
脳疲労は糖です。単糖が一番効率よくエネルギーに変わってくれます。
はちみつや果物などおすすめ。
活性酸素除去のためビタミンCも必要です。
精神的な疲労にはビタミンACE、各ビタミンともに抗酸化作用が強いです。
そしてHollyアドバイスは
疲労回復のハーブティ、マテ茶をおすすめします。
マテ茶は飲むサラダと言われ、カルシウム、鉄分、ビタミンB群などたくさんの栄養素を含みます。
カフェインが含まれますので賦活作用がありますが注意が必要です。
*アクティブレスト
疲労を感じたらじっとしているのではなく、適度な運動をすることで血行を促進し。体内に酸素を供給する目的があります。
これを 積極的休養 と呼んでいます。
Holly のアドバイスは アロマトリートメント!
アクティブレストではありませんが、精油の効果を加味したオイルトリートメントは軽い運動をしたくらいに結構は促進されます。
そのほかタッチセラピーの効果や嗅覚効果、五感を刺激するため疲労回復にはとてもいい方法です。
*睡眠
情報が多すぎる現代ではゆっくり質の良い睡眠をとらなければ情報を脳に整理し定着することができません。(寝ている間に脳が情報整理をするので)
ですので質の良い睡眠は必須です。
また、寝ている間に分泌される成長ホルモンは傷んだ細胞や組織を修復する働きがあります。
こちらも質の良い睡眠が必要になります。
Hollyのアドバイスは寝る前のハーブティとアロマテラピーです。
ハーブティはリラックスできるもの、カモミールティなどおすすめです。
ミルクが大丈夫な方はぜひカモミールをミルクで煮だしてみてください。
スムーズな入眠が期待できます。
そしてアロマテラピー。
誘眠作用のあるモノテルペンアルコール類αーテルピネオールを含有する精油。プチグレンやネロリ、ラヴィンツアラ、タイムマストキナ など
そのほかマンダリンやベルガモットなどお好きな香りを枕元に香らせる、またはピローミストなどをつかってもいいですね
*入浴
入浴が疲労回復の手段であることはよく知られていると思いますが、温度や入り方によって違いがあります。
副交感神経を優位にしたい場合、今から就寝という場合ですね。
37℃~39℃でゆっくりつかる。
交感神経を優位にしたい場合、今から活動するぞ!という時に。
42℃以上で短時間の入浴またはシャワー
疲労回復が目的なので副交感神経を優位にすることを念頭に
バスソルトかバスオイルを精油を使って作ります。
副交感神経のバランスをとったり鎮静したりする作用のある精油
マジョラムやロックローズ、ゼラニウムエジプトなど
そのほかラベンダーアングスティフォリアやローズウッド(葉)などリラックス効果のある精油、嗅覚作用で精神安定できるホーウッドやベルガモットなどもおすすめ。
シャワーの場合(浴槽に使った方が良いですが・・・)踏まないところに2~3てき滴下し、湯気で香らせましょう。
このように疲労回復のケアは基本誰でもできそうなこと、プラス で
アロマテラピーやハーブ、ここには書きませんでしたがクレイやフラワーエッセンス、ホメオパシーなどのツールをサポートアイテムとして使っていくと回復も早まります。(そして回復が持続します)
知識として知っておけばお役に立てるかと思いますよ^^
そんなアロマテラピーの精油についてちょっと学んでみませんか?
Hollyのホリスティックアロマ講座 1,アロマ事始め
ZOOMでもOKですがお近くの方はぜひ対面でお越しいただければと思います。香りモノなので。
お一人様からご受講いただけます。