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ハーバルティーのブレンドをデザインするということ


ハーバル堂では、オリジナルブレンドのハーバルティーを販売しています。

ブランドストーリーについては、こちらの記事【ハーバル堂のブランドストーリー『カップ麺が大好きです』】をお読みいただけますと幸いです。

今回は、ハーバルティーの「ブレンド」を中心に語りたいと思います。


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1.デザインとは「つくりだす」こと


ハーバルティーのハーブのブレンドというと、「調合」という言葉を使われる方もいるようですが、それは「ハーブ=くすり」のイメージがあるからかもしれません。

ハーバル堂の店主個人のイメージでは、どちらかというと「調理」や「料理」に近いと考えています。

例えば、サラダとドレッシングをつくるところを想像してみてください。

・ドレッシングは醤油と酢をこの割合で混ぜよう
・レタスだけでなくコーンやトマトを入れたほうが美味しいかな
・野菜は一口大くらいの大きさで揃えよう

ハーバルティーのブレンドを開発するときも、それに似ています。

・このハーブを加えたほうが味がまろやかになるな
・シーンに合わせた香りはこんな感じかな
・もう少し砕いて抽出しやすくしよう

単語的には、「調理」・「料理」は食べられる状態にする作業やそのできあがったものを指し、「調合」は決められた分量に合わせたり2種以上のものを一定の味や香りにするために混ぜることを指すようです。いずれもブレンドを表す語として間違いではありません。

しかし、もっとも適したイメージは「デザイン=つくりだす」だと考えています。

ハーバル堂では、飲む人のことを考えて、今までの商品では満足できなかった「誰か」を充たすために、オリジナルのブレンドを試行錯誤しています。

つまり、誰かのレシピをなぞるのではなく考案し、「つくりだす」こと。これを飲む人の需要を充たすこと。
そして、このブレンドがあるからこそ誰かに喜んでもらえるということ。


それこそが、オリジナルでつくる意味=ブレンドのデザインをする意味であり、喜びであると考えています。


2.起点となるのは「シーン」。誰が、いつ?


ハーバル堂では、以前に投稿した、ブランドストーリー内でも語っているとおり、飲む「シーン」を大切にしてブレンドをつくっています。(下記抜粋)

ハーバル堂ではまず美味しいことを第一に、シーンに合わせたブレンドを開発しています。

では、どんなシーンを主に想定しているかというと、まず現代人にありがちでストレスを感じてしまうシーンを思い浮かんでいます。

・オフィスで会議が終わってぐったりしたとき
・夜遅くにカップ麺を食べるとき
・明日の仕事が不安で眠れないとき

そんなときに、

「このシーンの人がリラックスしたりリフレッシュしたりできるものは何だろう?」

というところから、味と香りを探っていきます。

自分の五感や想像力だけでは不足している部分は、これまでに学んだハーバルセラピストの知識も大いに役立ちます。

さきほどの例でいえば、

・オフィスで会議が終わってぐったりしたとき
→頭が冴えてリフレッシュするようなのはどうだろう?

・夜遅くにカップ麺を食べるとき
→味が濃いものに合う飲み物の味は? お湯を注ぐだけならカップ麺のついでに淹れることができるかな。

・明日の仕事が不安で眠れないとき
→素敵なイメージがわくような、リラックスする優しい香りを詰め込もう。

「自分で自分の機嫌を取る」という表現が最近になって多く見られます。自分だけで処理できないようなストレスは、ハーブの力を借りて、少しでも楽になることを願ってブレンドしています。

みなさまが、ハーバルティーで美味しくて楽しい気分になれますように。

ぜひ、日々のセルフケアにハーバル堂のハーバルティーを取り入れてくださると幸いです。

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