幸せに生きるコツ(1)
私はよく人間の体は死んだらどうなるのだろうと
考えていました。
また、
私のエネルギーはどこから来るのだろう。
なぜ、病気になったり、奇跡的に治ったりするのだろうと
不思議に思っていました。
現在は大まかは次のように考えております。
人間の体は、
・物質体
・感情体
・精神体
からできています。
いわゆる地球上での死は、上記の物質体の死であって、
感情体と精神体はそのまま生きているということです。
また、
人間は、感情体がおかしくなると、
物質体に影響を及ぼして病気になる。
例えば、
・いつも怒ってばかりいる人は、やがて高血圧になる。
・いつも心配ばかりしていると、憂鬱になってしまう。
などです。
西洋医学では、物質体の症状に限定して診察しています。
その症状を消す薬を処方するわけです。
熱が出れば解熱剤を、しかし体は熱が出るのが必要なので
熱を出しているのです。単に解熱剤が最適なのかはわかりません。
それに対して、東洋医学では、
感情体や精神体の有り様も扱っています。
から引用
アユールベータには、体質を分類して様々な
状況を対処するようになっています。
私はそれを見て驚きました。
人間の体のこの3つの
・物質体
・感情体
・精神体
を意識してバランスをとっていくようにすることが
とても大事なのです。
そうすることによって、人間本来の力が発揮できるのです。
この3つの体のバランスを失っていることが、
現代社会の大きな問題でしょう。
あるひとは、物質体に意識が集中しているために
感情体と精神体からの声が聞こえません。
あるひとは、日々の生活で行っていること
食べたり、動いたり、飲んだり、、、
することが、
自分の感情体と精神体の必要に応えているのかに
関して考えません。
そのために、食べ過ぎ、飲み過ぎ、けが、、などが起こるのでしょう。
あるひとは、感情体に意識が集中しているために、
正しく感情体の声を聞いているのではなくて、
・感情に駆られて行動したり、
・自分の欲望に囚われたり
・失敗と思い込んで塞ぎ込んだり
しています。
こうした行動は、感情体を弱らせます。
その状態が継続するとやがて病気として
私たちに生活のやり方を変えなさいという
メッセージが届くのです。
一方、感情体の声を静かに真摯に聞くことは、
感情体にエネルギーを与えます。
この感じることがとても大切なのです。
現在、瞑想が流行っていて多くの会社の経営者が
行っているようですが、
これは<感じる>ことの訓練でしょう。
感じるとは
私たちに備わっている感性を使って、
自分の内部で起こっていることを
観察する
ことです。
判断しないでただ感じるだけです。
・お腹がすいた感覚
・喜びなどのポジティブな感覚
・恐れなどのネガティブな感覚
・風邪を引いたようだという感覚
・腸のあたりがおかしいという感覚
この感覚がきちんと働くと、
体の不調が早い時期にわかるようになるのです。
そうなれば、おかしいなと感じたら
早く寝てしまえば、大体の体の不調はすぐに治ります。
この
<感じる>
ことを、
私たちは子供の頃から大人になっても
きちんと学んでいません。
<感じる>
ことは私たちの内部で起こっていることを確認する
とても重要なことで、
あとで起こりうることに対する事柄に直面する
ことができるようになるということです。
続く