どんな油を使っていますか(3)??
どんな油を摂っていますか
人間は、細胞でできていて、
細胞の周りの細胞膜はアブラでできています。
もしも良くないアブラを摂取していると
細胞膜も良くないアブラで覆われます。
この細胞膜が健康になるための鍵なのです。
細胞膜はアブラでできているのです。
このアブラがくせものです。
細胞は、
・細胞と細胞のコミュニケーションがスムースに行く
・細胞の中の酸素濃度を保つ
・悪い細胞は自ら細胞死になるように(アボトーシス)
という3つの機能が正常に働かないといけないのです。
と言った話をしました。
その後、どんなアブラが良いのかをお話しをしました。
そこで、
ほとんどの場合、オメガ6に偏って摂っていると思います。
そうすると、アレルギーを促進し、血栓を作りやすくなります。
ですので、オメガ6を控えめに、オメガ3を意識的に摂るようにすると良いでしょう。
と言った話をしました。
今回は、避けた方が良い油についてお話しします。
『悪いアブラ』は、
トランス脂肪酸
です。
このトランス脂肪酸は、非常に毒性が強いアブラです。
これらのほとんどは、加工や加熱など人口的に処理した時に生じるのです。
トランス脂肪酸は、細胞を攻撃する毒性を持っていて、体の中で消えるまで240日もかかるのです。
このトランス脂肪酸の毒によって、細胞膜が硬くなって、がん、動脈硬化、心臓病などの多くの病気を引き起こします。
このため、米国では、2015年に食品医薬局(FDA)が3年以内にこのトランス脂肪酸を食品に含むのを禁止しました。
日本では、いまだに変わっていないです。
・液体の油に水素を添加して硬化させ、固形にする場合にトランス脂肪酸が生じます。
その事例が、マーガリンとショートニングです。
多くのパン、お菓子、ケーキに
マーガリンとショートニングが使われています。
食品ラベルを見てみてください。
・液体の油を高温で揚げたり、炒めたりする場合も
トランス脂肪酸が生じます。
おそらく高温で調理する揚げ物は多くの飲食店で
使われていることでしょう。
ほとんどの飲食店の揚げ物は、
トランス脂肪酸が含まれていることでしょう。
どうしたら、この最悪のトランス脂肪酸を摂らないようにできるのでしょうか?
対策としては、
マーガリンとショートニングは避けること
揚げ物には注意すること(食品に含まれるトランス脂肪酸の目安を参考にしても、調理の過程で発生しますので、注意することが大事です。)