結婚式に20回参加した花嫁が本気で考える、ゲスト想いのウェディング
「そもそも、なぜ結婚式をやるのか?」
そんな問いから始まる企画書を、いきなり送りつけてくる花嫁は本当にめんどくさかったと思う。
ありがたいことに、これまでたくさんの結婚式に参加させてもらってきた。ホテルウエディングからリゾートウエディング。フェスみたいなガーデンウェディングもあったし、オランダで城を貸し切って夜通しパーリナイする式もあった。どの結婚式も新郎新婦らしさが詰まっていて、二人のストーリーを味わいながら毎回涙してきた。
幸せをお裾分けしてもらえる結婚式がとっても好き。でも一方で、どんどん結婚式へのハードルが上がっていった。
そして20回目を迎える頃、ついに自分の番が回ってきた。
2021年夏、結婚式準備の開幕である。
記事について
このnoteは、結婚式をこれから開く予定の方に向けて、私なりの結婚式準備についてご紹介しています。
気が向いた時にコツコツと書き溜めていたため、表記揺れがあったり書き方も揃っていなかったりと読みづらいところが多々あるかと思います。目次を参照しながら、必要なところだけ掻い摘んでもらえると嬉しいなと思います。
全て語り切れてはないかもしれないけれど、ひとまず「おばあちゃんはこんな式したんやで」って孫に受け継げるレベルにはなってきたと願ってます。
自己紹介と式概要
まずは簡単に自己紹介を……(2022/06/26時点)
新婦31歳、就職から東京
新郎30歳、大学から東京
結婚式参加回数は新婦20回、新郎2回
結婚指輪探しは13軒、会場探しは10軒
両家顔合わせに40ページのしおりを制作
2人とも割とこだわるのが好き
2人ともナチュラルな雰囲気が好き
式は以下のような感じ。
式場 都内、一棟貸切、大手運営
式場決定 2021年8月末
開催時期 2022年4月
参加人数 56名(挙式/披露宴ともに)
ゲスト内訳 親族、友人、会社上司/同僚
ゲストの居住地は関東とそれ以外で半々ぐらいでした。
式場選びも5つの判断基準を定めて点数をつけて……とこだわりましたが、ここでは割愛します。結果的に色々あったけど、会場への後悔は一切ないです。ただ選び方は反省点もあるので、またまとめるかも。当時の記録が気になる方はInstagramにて……。
当日コンテンツ一覧
めちゃくちゃマニアックな方向けに、1分刻みのタイムライン(コンテンツ、新郎新婦やゲストの動き、BGMなど)も載せておきます……細かい……
当日コンテンツ詳細
私的に、しっかり考えて作り込んだ子たちを紹介します。
ウェルカムスペース | 座席指定の写真館
今回の式場を選んだ一つのポイントは、控室がめちゃくちゃ美しかったこと。それもあって、控室もちゃんと準備したいなと話してました。装飾は相方が担当。二人の歴史を表す写真を並べて、写真で歴史を辿れるように展示をすることに。
写真のパネルは百均で発泡スチロールの板を買ってきて、ひとつひとつ自作しました。最後の方に準備始めたから結構慌ただしかったけど、こういう作業はとても得意で好きなので楽しかったです。でも発泡スチロールはなかなか売ってないので数軒巡る想定で余裕もって準備するのをおすすめします。
写真を展示すること以外にもこだわったのは、控室の席次表を用意したこと。
結婚式って久しぶりの再会がたくさんあって、女性陣はただでさえ髪染めたり化粧したりで雰囲気変わってると「だれ?」となることも。それにコロナ禍の結婚式、みんなマスクして参加しますよね。だから、「だれ??????」「私の友だちはどこ????????」と迷子になって、とりあえず式始まるまでは一人でいる……なんてことも。
あとは、控室で人数分の座席がなかったりすると、座っていいのかなって気を遣ったり疲れてるのに座れなかったりする人がいて、なんとなく落ち着かないってことも。
なので、参加者の人数分の椅子を用意してもらい、席次表を作って控え場所を指定しました。結果的にどうだったかは分からないけど、きっとなんとなく気を揉む人は減ったのではないかな……と願ってます。
そして、控室の準備は自分たちでやらずに会場の方々がやってくださるということで、思い通りにならなかった…という声もよく聞きます。なので、指示書も用意しました。相方がせっせと配置などを決めて、資料に落として、会場と交渉して2回ぐらい下見させてもらったり、当日も完成確認しに行ったりと頑張ってました。ほんとえらい。
受付 | 事前決済で当日受付なし
最初は、受付は両家の親にやってもらいたいなって思ってました。親は昔から聞いていた名前の子たちが来るので、「ああ、あの時にお世話になってた!あなたが!」と顔と名前が一致して、お礼をお伝えできる機会になるからいいんじゃないかなと。でも、受付時間の裏側で両家顔合わせとか挙式リハーサルなどが行われる関係で、それは難しいということになり諦めました。
じゃあ、友だちにお願いするか?となった時に、それならやらない方向でできないか?と考え始めました。わたしは結構気を遣って気疲れするタイプなので、この結婚式を通しては、極力、気を遣わなくてよいようにしたいと思ってました。受付をやるために30分以上前に来てもらうことも、コロナ禍で対面接触し続ける役割をしてもらうことも、わたしにとっては頼むのもストレス。おそらくやる側は「喜んで!」と言ってくれるだろうけど、やらなくていいならなくしたい……と思って、なくす方向で考えました。
結婚式の受付でやることといえば、
出欠確認
席次表等お渡し
ご祝儀預かり&お車代お渡し
という感じ。それぞれどうしたか。
出欠確認
後述する「レターセレモニー」用の手紙を控室に置いておき、それを受け取っていない人を最後に会場のスタッフさんが確認してくれて、欠席者を確認することになりました。ほぼ欠席者がいない前提だからこそできるものかな。
記帳?みたいなやつは事前の出欠確認で住所なども記入してもらっていたので、特に利用しないと思ってやりませんでした。
席次表等お渡し
席次表とプロフィールブックを一冊にまとめたので、それを並べておいて、一人ひとつ取ってもらうようにしました。
ご祝儀預かり&お車代お渡し
そもそもご祝儀をなくして会費にする説もありましたが、ここはいろいろあってご祝儀制とすることに。でも、ご祝儀袋も現金も挙式当日に調達して会場で急いで名前書く派だったので、キャッシュレスにできないかな……と考え、銀行振込制にさせてもらいました。キャッシュレスご祝儀は増え始めているようで、クレジットカード決済ができるサービスもあったのだけどそれだと手数料が結構かかること、PayPayやLINE Payだと大金が入っても使い所に困ること(簡単に引き出せることを後から知った)から、ゲストの皆さんには少し負担をかけてしまうけれど、銀行振込制を選択しました。お車代はPayPayかLINE Payか銀行振込で後日こちらから送金。
みんなびっくりするかなーとか、冷たい感じを受けてしまうかもしれないなーと思ったけど、「なんかとみーっぽいね」と言ってくれるだろうなという昔からの信頼関係があったこと、コロナ禍ということで接触をできるだけ減らしたいという大義名分もあったことから、実行に移させてもらいました。ちなみに事前にご祝儀の金額も把握ができたので、それに見合ったお返しも用意することができたのも良かった気がします。
個人的には銀行口座に振り込まれていく金額の大きさを見て、「こんなにも大きなお金を預けてくれてるんだから、しっかりと満足して帰ってもらいたい….!」と事の重大さをひしひしと感じ、当日に向けて身が引き締まる想いを抱けたこともよかったなと思います。
レターセレモニー | チェックイン
なぜ来てほしかったのか、自分にとってどんな存在なのかを言葉で伝える
私たちの結婚式では「言葉で伝える」ということを大切にしたいと思っていました。誕生日祝いのやりとりや年賀状などがなくなってくると、長く関係性が続いている人であっても、言葉で自分の想いを伝える機会ってめっちゃ減ってるなって思います。ゲストの方々は、これからの人生においてもお世話になりたい人たち。だからこそ、今までの感じてきた感謝の気持ちや自分にとってどんな存在なのか、なぜ結婚式に来てもらいたかったのかをきちんと言葉にして伝えたい。でも、式の中ではゆっくり伝えられない。じゃあ、手紙でしっかりと伝えよう!そう思って手紙を渡すことに決めました。
割とちゃんとした便箋に、ガッツリ書きました。全部で20人分以上。これが1番大変な準備だった。でも、ほんとに1番やってよかったなって思うことでした。
そして、じゃあ、それをいつ読んでもらうのか?そこにも、私たちなりのこだわりがありました。
心の準備をする時間
挙式って、「あ、もう始まるの?!」ってこと多くないですか?
突然音楽が流れ始めて、そわそわしながら急いでカメラを出して、新郎の入場にギリギリセーフ!なんてこともしばしば。
個人的に、新郎新婦の入場のシーンって、めちゃくちゃ好きなんですよね。美しい姿の新郎新婦を見た瞬間、なんだか心がグッとなる。
二人が入ってくる前に、心の準備をする時間があれば、もっともっと素敵な時間になるんじゃないか。そんなことを思って、いわば「チェックイン」的な時間を設けたいなと考えていました。
本当は、会場を突然暗くして、ムービー流してエモさを高めて、どどーん!って新郎が入場ってのにしたかったんですが、私たちの式場にはムービーを流せる設備はなく。この案は断念しました。
代わりに、受付で渡した手紙を、新郎入場の直前に、みんなで一斉に読んでもらう時間を作ることにしました。
ブーケブートニアセレモニー | 面通し
レターセレモニーと同様、結婚式をやると決めた時からずーっとやりたいなと思っていたセレモニー。私は入場する前なので会場の様子は見られなかったけど、やっぱりやってよかったなって思います。
ゲストのみんなからの想いを集める
昔、プロポーズを決心した青年が、結婚の赦しを得るために村人一人一人から花を集め、ブーケを作り、結婚を申し出たという言い伝えがあります。
私にとって、結婚式は面通しの場であり、「ゲストの皆さんに見守られる」ということを大事にしたいと思っていました。その思いと、ブーケブートニアセレモニーの謂れがとても重なっていて、このセレモニーをやることに決めました。
56名全員から、1本ずつ受け取る
セレモニーの内容的には
・バージンロード側にいるゲストに代表して渡してもらう
・バージンロードを歩き終わった後に代表者数名に渡してもらう
など他のやり方もあったんですが、私たちは「ゲスト全員から1本ずつ受け取る」ということにかなりこだわりました。時間的にも、会場の広さ的にも、ブーケの大きさ&重さ的にも、56名全員から受け取るのは結構大変。でも、もともとやりたかった理由がは面通し。みんなから受け取らねば意味がない!ということで、なんとかやろうと決めて、できそうなお花を選んでもらって、結果的にはなんとかなりました。よかった!
ブーケを束ねて、プロポーズ
みんなから集めたブーケをその場で束ねて、みんなの前で跪いてプロポーズを。
ブーケを束ねるのは新郎母にやってもらうとかいろいろ案もありましたが、56本の草花をきれいに束ねるのは至難の業……ということで、フローリストさんに頼み込んで当日来ていただきました。普通だと担当者さんは来ないこともあるらしい。来てくれてよかったー感謝!
フラワーシャワー | ゲストをお迎え
挙式が終わり、新郎新婦が退場する時には「フラワーシャワー」と言ってた花びらをゲストが二人にかけるのが定番。魔除けの意味らしいです。わたし的には特にいらんかなと思い、ヘアセットも替える予定なかったので、「逆にゲストにシャワーしたいな?」と思って待ち伏せ作戦することにしました。
▼よくある流れ
・ゲストがフラワーシャワーでお見送り
・新郎新婦は休憩or着替えorヘアセット替え
・ゲストがガーデンで2人を待つ
・2人が入場してわーいとなる
▼私たちの流れ
・新郎新婦がサラリと退場
・先回りしてガーデンで待ち伏せ
・ゲストが来たらフラワーシャワーでお迎え
ファーストバイト | 実家のりんごで
ファーストバイトのケーキって、そのまま廃棄されることも多いらしいですね。そもそも背の高いケーキを用意しようとしたら、食べられる材料では作れないことも多いらしい。
フードロスがやだなって思ってたので、ケーキはいらんなあ……と思い、式場めぐりの時からケーキは食べられるものを作ってもらえるのか、捨てなくて済むのかは確認するようにしてました。
今回選んだ会場はパティシエさんがいて、デザートメニューは一緒に考えて作れるのも魅力的で選びました。
結果的に、実家がりんご農園をやってるということで、実家のりんごが大活躍!ファーストバイトはケーキじゃなくてりんごの丸かじり(「りんごは知恵の実だから……」と無理やりうんちくをこじつけてた)。弟さんがりんごをカゴに入れて運んできてくれるという演出付き。このシーンは新郎が担当してたので、頑張って配置とかロジ考えてた偉い。
ウェディングケーキは用意せず、代わりにデザートとしてアップルパイを一人ひとつずつ作ってもらいました。アップルパイも大きなものを作ってもらって、それを切り分けるのもできなくはなかったけど、せっかく実家のりんごをみんなに食べてもらえるなら、一番美味しい方法で食べてほしいと思って。演出はなしで一人ひとつずつ渡るように作ってもらうことにしました。結果的にめちゃ美味しかったらしく大好評!パティシエさんのいる会場だからこそできたこと。よかったよかった!
ビールトス | ブーケは投げない
ブーケトスって未婚の人に「次は君の番よ!」と投げるものらしいですね。そもそも結婚するかなんて人の自由なのに、結婚してない人としてる人とで分けられるのはなんかちゃうなーとか、心労にも何か投げて欲しいしなーとか思って、全員が参加できるものをやりたいなと企画したのが「ビールトス」。
そもそも、私たち、特に新郎がクラフトビールが大好きなんです。ほんとは結婚式でもこだわりのビールを振る舞いたくて、大好きな醸造所に問い合わせてみたけど難しく、コロナ次第でアルコールNGになる可能性もまだあったので、式で出すのは断念しました。
でも、大好きなビールをあげたい!という新郎の熱意により、ビールを買い漁ってオリジナルの詰め合わせを作って、ビールトスを受け取った人には後日新郎が自宅まで郵送するというなんとも手作り感溢れる企画をやることに。
もちろんビールは投げられないので、ネットで可愛いビールのぬいぐるみを購入。ぬいぐるみを買う年齢にビールはふさわしくないようで、全然売ってなくて地味に大変だった。でも、結果的に自分たちが本当に好きなものを届けることができたので大満足でした。新郎新婦の個性を活かした結果、お酒飲めない人は楽しめない企画になってしまったけど、新郎がとても楽しそうに準備してたし、もらってくれた人たちも喜んでくれたし、めでたしめでたし!
ゲストとの写真撮影 | 披露宴の前に
これも結構意志持ってやったことのひとつ。披露宴の間に写真撮影しにいくやつ、たけのこニョッキみたいじゃないですか?行き損ねて写真撮らなかったり、お色直し後に写真撮れなかったり、テーブルを跨いで仲いい人いた時に撮りたいメンバーで撮れなかったり。なんか上手くできる方法ないかなーと考えて工夫しました。
絶対にやりたいことを以下の2つに絞って、
・新郎新婦が撮りたいグループを指名したい
・新婦ゲストとは2種類とものドレスで撮りたい
(新郎ゲストはどちらかだけでもよい)
以下のような感じでやりました。
・ガーデンパーティー後にそのまま撮影する
・新郎新婦で撮影したいグループを順番に指名
・写真撮影終わった人から披露宴会場へ
・お色直し後は新婦側のゲストとのみテーブル毎に撮影
その結果、
・最初に1回は撮影できてるから焦らず楽しめる
・座席配置はグループを意識しすぎずに組める
・写真撮影の時に一旦ちょっと話せて、テーブルラウンドでもまた話せるから接点が多く感じる
みたいなよいことがありました。
これはみんなできるならやったらいい気がするな。ばっちり写真撮れて大満足でした!
テーブルラウンド | 高砂なしで動き回る
新郎新婦がゲストの前に座る場所、高砂(たかさご)。私たちの披露宴では設けませんでした。これがマジで一番最後まで式場側と調整した気がします。
高砂を設けなかった理由はシンプルに「要らないと思ったから」。披露宴の中で最も重視していたのはゲストとの会話でした。新郎新婦が高砂で待っていて、そこへゲストが行って話すタイプだと実質写真を撮って終わり。コロナ禍というのも相まって、なかなかみんなと会えない機会だからこそ、ちゃんとみんなと話をしたい。だからこそ、新郎新婦がゲストのテーブルに着席して一人ひとりと話をしていこう。これが一番最初に決めたコンテンツでした。
それを実現しようとした結果、ファーストバイトなどのコンテンツはガーデンパーティーでやり、披露宴は分刻みのスケジュールを立てることに。実際に計画を立ててみると、ほんとに高砂にいる時間がないんですよね。高砂を置かない理由として「ゲストとの距離を近くしたいから」というのも聞きますが、わたしの場合は「ほとんどいないなら要らなくね?」「ほぼいないからとお花代ケチると、それはそれでダサくなりそう」「中途半端にやるなら、なくしてしまおう!」という感じで、無くすことに決めました。
でも式場からは、最初は断られました。今までやったことないから当日困ることがあるとよくないし、親御さんたちの世代だとないことを心許無く思うのでは、と。心配してくれてありがとう、じゃあシミュレーションしっかりやってみますね!ということで、先述の細かいタイムラインを作り、時間別の新郎新婦の位置も当日のスタッフさんに説明できるようにして、両親にもなしで良いか確認して、結果的に式場からもOKもらいました。臨機応変な対応に感謝!
当日やってみて、ゲストと話せること以外にも、なくてよかったことたくさんあったなあと思いました。
・会場が広い
・ガーデンパーティーから披露宴会場への入場がスムーズ
・ガーデン側からの再入場でど真ん中から入ってこれる
・親への手紙の時にど真ん中でやりとりできる
・お花代がまるっと要らなくなった
ゲストからの手紙 | 想いを言葉に
中座あたりでゲストの皆さんにメッセージカードを配り、新郎新婦に手紙を書いてもらいました。これはほんとエゴだけど、ほんとやってよかったもの。
「言葉にする」というのを私たちの結婚式では大切にしていて、だからこそプロフィールブックも豪華にしたり、ゲストに手紙を書いたり、挨拶も丁寧にしたり。私たちからだけじゃなくて、ゲストの皆さんにも言葉にしてほしいというワガママを叶えてもらいました。
お見送りの時に手渡ししてもらい、宿に着いてからひとつずつ読んで、「あーほんと結婚式やってよかった!」って安堵した。言葉にしてもらえると喜び100倍。ゲストの皆さんに大感謝です。
ムービー制作 | 2人で手作り
用意した動画は二つ。
プロフィールムービー(再入場時)
エンドロールムービー(退場後)
披露宴は入場シーンなしで始めたので、よくある入場前のオープニングムービーは用意しませんでした。エコエコ。そして、プロフィールムービーは私が、エンドロールムービーは相方が作りました。
プロフィールムービーは「新郎新婦一問一答」という形式で、YouTuberぽく。最近YouTubeにハマってるので、「あ、これ、はじめしゃちょーので流れてる音楽や」「あ、これは水溜りボンドのやつ」とか楽しみながら編集しました。
撮影機材 iPhoneのシネマティックモード
編集ソフト Adobe Premium pro
編集機材 Mac book Air
撮影場所 ご近所さんの家(無断利用)
見た人的に面白かったかは別にして、私的には作ってても撮影してても面白かったし、相方の面白いところも垣間見えてて大満足でした。
エンドロールムービーは私が好きな音楽を採用してもらって、左半分で写真と歌詞を流しつつ、右半分に参加してくださった方々にそれぞれメッセージを書きました。
音楽 Honey / 大橋トリオ
編集機材 iPad
編集ソフト ??
歌詞を流したのがこだわりポイント。この曲、友達の結婚式のエンドロールで流れてて初めて知ったのだけど、ほんと歌詞が結婚にぴったりで。みんなにも歌詞を見てほしくて、歌詞付きにしました。
そして、実はその歌詞に合わせた写真をセレクトしたのもポイント。相方が頑張って探してました。ほんとこだわりすごいわ。でもおかげで今見返しても心がギュッとなるぐらい、大切な動画になりました。ありがとうよ。
引出物 | 一人ひとり異なる贈り物
わたし的には、3,000円ものプレゼントを贈るってなったら、結構一大事なんですよね。そう考えると、引出物を適当に選ぶのは勿体無いなと思い始めて、結局、一人ひとりに異なるものを選びました。
「あ〜この人は一緒にビール飲みたいからビールグラスにしよう」「この人は最近結婚したから二人でタオル育てて欲しいな」「最近お風呂にはまってるらしいからこれにしよう」「旅できてないだろうから全国旅する気分になれるやつにしよう」などなど、一人ひとりを思い浮かべながら贈り物を選ぶ瞬間は、とても幸せでした。もちろん30人近くの人たちのものを1つ1つ選ぶというのは結構時間もかかるけど、私的にはとてもやってよかったなと思えるものでした。
ちなみにプチギフトは自分たちで持ち込みができたので、いつも京都に行くと必ず買ってる「ごえん茶」を。自分たちのオリジナルパッケージにすることもできたけど、私がごえん茶を好きな理由はあのイラストやちょっとしょうもないギャグなので(笑)その世界観をそのまま味わってもらいたいなーと思って、あえてオリジナルにはしませんでした。またどこかでいつか機会があったら、とみんちゃん版も作ってみたいなーなんて。
両親への贈呈品 | 手づくり×おすすめの旅
手作りの写真立て & メッセージと、私がいつも利用している大好きな宿の宿泊券を渡しました。
全国に拠点を持つ宿だったのですが、ギフト用のチケットなどは見当たらなかったので、私たちに言ってもらったら代わりに予約するという完全ハンドメイドなギフト券を勝手に作りました(笑)中の人、おともだちだから許されないはず…..w 無事に行ってもらえて、とても楽しんできてくれたようで、よかったです!
諦めたコンテンツたち
ここまでこだわった私たち。もちろん断念したネタもありました。やりたいことは山ほどあるので、選択と集中が大事ですね。
ゲストのポートレート撮影
クレイジーウェディングさん運営のIWAIにて行われている記事を見たコンテンツ。ゲストのポートレート写真をガッツリ撮影するってやつです。
普段ゆるゆるな生活を送ってる私からすると、結婚式って珍しくおめかしするんですよね。ヘアセットとかネイルとかドレスとから揃えてたら結構お金もかかる。もちろん写真に収めたいのは新婦の姿だけど、自分も収まれるんなら嬉しいよなって思ってました。
そして、招く側に立ってみた時、自分の写真ばかり見返したいわけじゃなくて、ゲストの素敵な瞬間もしっかりと残して、「ああ、私たちはこの人たちに支えられて生きてきたんだなって振り返られるようにしたい」って思うようになりました。
でも、がちのポートレートを撮ろうとすると専用のカメラとか設備とか技術がないと難しくて、わたしの頼む式場だとそういうのはやっておらず、断念しました。
でもでも、「ゲストの素敵な瞬間を残してほしい」という想いは叶えたく、カメラマンを一人追加させてもらって、一人は新郎新婦を、もう一人はゲスト全員を一人ひとり撮影してもらうという役割分担をしてもらいました。
おかげで、当日はしっかりと見られなかったゲストの皆さんが楽しんでくれてる様子を後から振り返ることができて、みんなの笑顔が見られて、とってもぽかぽかさせてもらうことが出来ました。
テーブル装花
花って高いね!高すぎて思い描いてたのはやめました。花はそんなにもともと優先度高くなかったので、テーブルクロスをグリーンにして華やかさを出してごまかしました。うまく誤魔化せてた気がする!ちなみにお花はイラスト描いてくれて事前にすり合わせだけど、思ってたんと違った。こだわってたら悔しかっただろうけど、こだわってなかったので何より。無傷!
ウェルカムスペースの飾り
とてもこだわったものではありつつ、やっぱりもっと写真館ぽくはしたかった感はあります。あとは飾り方もとても難しくて、自分たちのアートセンスの限界を感じました。こういうのはやっぱりプロに入ってもらったらもっとすごいのできたんだろな……。まあ、今回の私たちとしては、ベストはできました!!!!がんばった!
引出物の説明文
一人ひとり別の贈り物を選んだので、本当はどういう想いを込めて選んだのかを一人ひとりに伝えたかったんですが、ちょっと時間も足りずに断念……。本当は、引出物の袋に、引出物の説明文が書いてる、みたいな仕掛けをやりたいなと思ってました。無念。
事前準備
当日コンテンツの紹介はおしまい。
ここからは、当日までにどういう準備をしていたのかを紹介します。
コンセプト設計
まず最初にやったのが、結婚式をする理由や結婚式の中で大切にしたいこと、それらをもとに何をやるのかの言語化。会社で言うと、ミッションビジョンバリューみたいなもんでしょうか(バリューにミッションぽいのが混ざってるのはご愛嬌)。
実際に作った資料はこんな感じです↓
|| やってよかった理由
❶ コンテンツに一貫性が出る。
出したい成果を明確にしたことで、そのためには何をやれば良いのか、どうやって自分たちの想いを伝えるのか、コンテンツを考えるための指針となりました。ちなみに「補足」と言うページが最初に作ったもの。新郎新婦のそれぞれのゲスト間での交流は重視しないという整理をできていたので、結果的にゲスト同士が仲良くなるような目的のコンテンツは実施せず。本当はそういうのもやりたかったけど、選択と集中したことで他の目的はよりよく充実させられたなと思います。
❷ 共通認識があるからこそ、夫婦仲良く準備も進む。
結婚式準備の時に新郎新婦の間で揉めることなく進められたのも、「そもそもなぜ私たちはこんなに大変なのに結婚式やるんだっけ」と迷った時に縋る場所があったからだなと思います。結婚式準備が忙しくなった時にも、「大好きな人たちと、もっともっとハッピーな人生を始めるんだ!」と原点に立ち返っていました。そして、結婚式って色々とやりたいことはあるけど、結局何を優先させるべきなのかが合意されていると、細々としたところで意見が食い違うことはほぼありませんでした。
|| やり方
1. ゆるやかに話す時間をとる
まずは今まで思っていたことを言葉にしてみる。「ブレスト」と言われるやつに近いかなと思います。私たちの場合はちょうど沖縄旅行をしていた時にドライブしながらあーでもないこーでもないと話をしていました。
2. 誰かに説明してみる
これは私の場合ですが、誰かに伝えようとすると、思考が整理されて言語化が進む傾向にあります。なので、仕事でもないのにパワポ資料を作りました(笑)「自分のための思考メモ」ではなく、誰かに伝えるつもりで整理するのがポイントな気がします。
ドレス選び
一気に細かい話に入っていきます。結婚式準備の中で最も過酷だったものがドレス選びでした。これに関しては語っても語り尽くせないのですが、私が契約した式場ではドレスの持ち込みは不可、ドレスカタログはなく自力でインスタから探さねばならず、試着予約は2ヶ月先しか取れない、という環境でした。
ないのなら、作ってしまえ、ドレスカタログ(字余り)
ということで、作りました。夜な夜なインスタを徘徊し、とりあえず自分が好きだなと思ったものをまとめて金額も調べて分からなければ問い合わせして、ということを繰り返し……
こんな感じのが、気付けは約100着分……。めちゃくちゃ昔のまで遡りました。エゴサ力を高めててよかったし、採用で学んだ「基準の言語化」の力も活かされてますね?
|| やってよかった理由
❶「悩む」から、「考える」へ。
私がドレスカタログを作った理由は、モヤモヤと悩んでいる状態から脱したかったから。「ドレス沼」とは私のためにある言葉。何が好きかもわからないし、何を選べば良いかわからないし、自分に何が似合っているかもわかない。まさに沼にハマってました。
そーんなのーはーいーやだ!自分を沼から救えるのは自分しかいないというアンパンマン気分で、まずは何に悩んでいるのか、自分は何をもとに決めたいのかを言語化することから始めてみました。それがドレスカタログという形になっていったのです。
「悩んでいる」と「考えている」は心理的な負担が全然違うなと思います。問題を明らかにすることで、よりストレスを減らしながら進めることができました。まあ、ゆーて、最後まで本当苦しみ続けましたがw
❷ 脱★八つ当たり!悩みを可視化
ドレスカタログを作った理由は、実はもう1つありました。ドレス選び、まじ辛かったんですよね。本当にストレスがすごかった。でも、ドレスを一瞬で選べちゃう人もいるし、ましてや選んだことのない人には悩みが分からない。すなわち、オットさんには分からない。
「つらいーつらいー」とだけ言われても何も言えないし相手も辛いだろうなと思い、私が何に悩んでいるのかを可視化して、その進捗を共有することで「分かってもらえない!」という被害妄想を発生させずに済みました。分かってほしいなら、言葉で伝えなさいという教えが浮かびました。夫婦円満の秘訣は、悩みの可視化にあるのかもしれない。
ドレス選びで、客観指標を手に入れる
ドレス選びって「直感」ってよく言われるんです。「運命のドレス!」ってやつ。もはや結婚を決める時にも感覚って言われると思うんですけど。私もめちゃくちゃ直感派なんですが、直感を正当化するためにロジック立てるようにしています。むしろ、直感を言語化することで、自分がどういう人間なのか理解を深めてる感覚です。とても楽しい。
話が逸れました。ドレス選びは最終的に直感で良いと思います。ただその過程では論理的に考えることも重要。なぜならドレスはめちゃくちゃ種類が多いから。そして、大抵は試着できる時間が限られているから。ドレス選びを式より随分前からできる方、持ち込み可能な方であれば、基準なんか作らずにたくさん行くのも良いと思います。ただ、私の式場はベストブライダル系列という大手で縛りが多く、アクアグラッツェという1つの提携ドレスショップしかなく、予約も2ヶ月先まで取れない……というかなり条件が厳しい環境でした。なので、少ないチャンスをより良い時間にするために、基準づくりがとても大事でした。
私の中でドレス選びの基準項目は以下。大体みんなかこんな感じでしょうか?
会場の雰囲気と合うか
自分に似合うか
当日の予約が空いているか
予算が合うか
1、3、4はそこまで振れ幅がなくてすぐに定まるかと思います。問題は2!これが結局わからんのだよ!
ということで、本当に、とてつもなくお世話になったのがYUKIさんの「ウェディングドレストータル診断」。ほんとYUKIさんがいなかったら今の私はおらん。感謝の念が絶えません。
顔タイプ、骨格、パーソナルカラーを診断してくださり、総合的に「似合う」を言語化してくださいます。ドレスタイプはどういうのが良いかはもちろん、ヘアスタイルやネイル、お花などの小物類まで、質感や柄など超細かく似合うものを教えてくれます。オットさんと一緒に診断してくださいましたが、オットさんもめちゃハマって、タキシードも言われた通りに選んでました(笑)そしてめちゃくちゃ似合ってた。診断テストはただの机上の空論じゃないんだって実感しました。
そういうテストをやるだけだったらネット検索したら自分でできるわ!って人もいると思います。確かにそうだと思います。結果だけだったら自分でやれば良いかも知れません。でも、YUKIさんの真骨頂は診断後。私が「運命のドレス」に出会えるまで、小物たちが決まりきるまで、何度も何度も相談に乗っていただきました。本気で花嫁たちの笑顔を作りたいと心の底から思ってくださってるのがビンビン伝わってくる。心が清らかで優しくて人想いな人間はこの世に存在していたのか!とこれからの日本の未来は明るいなと感じました。
↓こちらの投稿でも愛語っております……
プロフィールブック制作
夫婦二人でめちゃこだわったのがプロフィールブック。二人のプロフィールが書いてある、薄っぺらいあれです。はい、だいたい薄っぺらいやつ。私たちは40ページを超えるものを作ってしまいました…..。まじ大変だったけど、めっちゃ楽しかったー!
二人の新しい一面を見つけてほしい。
結婚式当日、私たちの口から何かを説明できる機会はとても少ないからこそ、プロフィールブックに全てを詰め込みました。ほんと、全てを。笑
結婚式に来てくれる人たちは、とても仲の深い人たちばかりです。でも、その人たちにもまた新しい一面を知ってもらいたい。そんなことを思って、ちょっと変わった視点から二人のことを深ぼるコンテンツを散りばめました。
目次は以下みたいな感じです↓
|| こだわりポイント
❶ 「◯◯ってこんな人」
結婚しましたって言うと、大抵は「どんな人?」って聞かれるんですが、所属している会社や仕事、年齢や出身地とかを答えるのはおもんないな、そんなんじゃオットの良さは伝わらん!としばしば思っていました。
なので、そういう肩書きとかじゃなくて、人柄が伝わるような形でお互いを紹介できたらなと思って作ったのがこのコーナーです。
例としてオットさんと私のどちらを載せるか悩んだんですが、プライバシー的に?私の方を晒すほうが良いかと思って晒します。ハズカシ
❷ QA & 写真お披露目
式当日はみんなの席に周ることは決めていたんですが、みんなが聞きたい内容って大体同じだろうなーと思い、事前に質問を集めてインタビュー形式で答えることにしました。
質問項目を4つに分類して、4ページ分に作りました。
出会い思い出編
今の印象編
結婚編
りんごと未来編
Web招待状を使ったので、そこに「新郎新婦に聞いてみたいこと」と言う欄を設けて、質問を募集。質問を考える手間も省けたし、質問書いてくれた友だちのことを思い浮かべながら回答作れてよかったです。そして、ここぞとばかりに前撮りの写真をお披露目しました(笑)これは完全に自己満!
インタビューって書いてますが、実際にはそれぞれ相手の回答を見ずに回答作成してから貼り付けていったので、お互いの個性が自由に滲み出ていて、ニマニマコンテンツになりました。にまにま
❸ 結婚生活のセブンルール
某番組が二人とも好きでよく見ていたので、そこから発想を得て作ったコーナー。プロフィールブックのためというよりも、家訓的なものがあると今後の夫婦生活も良い感じになるのでは、と思って作りました。二人で「これからの生活で何を大切にしていくか?」を話し合うきっかけになってよかったなと思います。
❹ 極めすぎた趣味
Web招待状のプロフィールに、オットさんが好きな言葉として「パンと中華とIPA」と書いていたのですが、その影響か、事前の質問募集で「おすすめ知りたい!」という意見が殺到!(1件だけ)
ということで、オットさんが頑張って作ったページです。入稿ギリギリでもう諦めてもらおうかと思ってたけど、作ってきてくれたものみたらマジで力入りすぎててウケたのでちゃんと載せることにしました。好きだわ〜
❺ やりたいことリスト
私が大学時代から毎年「やりたいこと100個リスト」を作っていて、オットさんと一緒に暮らすようになってからは一緒に作るようになりました。結婚式に来てくださった皆さんに公開することで、一緒にできるものがあるといいな〜と思って載せることにしました。実際これを読んで「これ一緒にやろう!」と声をかけてもらえたので、載せてよかったなって思います。
こうやって振り返ってみると、プロフィールブックのために作ったというよりも、「二人の結婚生活がよりよくなるように」と考えてコンテンツとして作ったものを、せっかくなので皆さんにお披露目した、というものが多かったように思います。
よく、「結婚式が人生で一番輝いていた」という言葉を聞くのですが、私はそれは嫌だなって思ってます。年を重ねるごとにどんどん輝いていきたいし、どんどん幸せになっていきたい。そのためにも結婚式はあくまでも通過点で、これからの生活がもっともっと幸せになるために、この機会をどう使えるか?を常に考えながら結婚式準備を進めていたなと思います。
公式LINEアカウントで事前配信
わたしたちは公式LINEアカウントでゲストへの連絡を行ったんですが、これは結構いろんなやりたいことを実現してくれて、良い方法だったなと思います。
ゲストの皆さんにも式当日までワクワク高めてほしい!
「もう今週末だっけ?」と結婚式当日をサラッと迎えるんじゃなくて、一緒にカウントダウンしちゃったりして、ワクワクしながら迎えてもらえると嬉しいなあと思って、みんなが楽しみになるようにコンテンツをちょっと紹介したりしていきたいなーと思ってました。
ゲストが欲しい情報をすぐに見つけらるようにしたい!
わたしは当日にバタバタと準備をする派なので、「集合時間、何時だっけ?」「会場どこだっけ?」と過去の招待状を探すもパッと見つからない……ということもしばしば。招待状を写メって本体はなくしても大丈夫なようにする、という改善策を見出すも、写メをパッと見つけるのも難しい……と困ってました(招待状をちゃんと管理しろという話)。
一人ひとりに個別で連絡するのって大変そう……
連絡って、情報を伝えたら良い時と、個別で伝えたい想いがある時とで、方法を変えてもいいんだと思うんですよね。情報伝達であれば一斉送信で良い。最近はLINEグループを作って連絡くれる友達も増えてきました。よきよき。私もそんな感じでやりたいな〜と、良い方法を探し始めました。
こだわり強めなコンテンツなので当日説明だと理解難しそう……
特にブーケ・ブートニアセレモニーはゲストの協力が重要。なおかつ、挙式会場前で花を受け取ってもらうので、サクサク進んでもらわらないと階段で行列ができてしまう……ということで、「なんかやるんやな!」というぐらいはみんなに事前に知っておいてもらいたいなと思ってました。
席次表は直前にオンラインで共有したい!
コロナ禍ということもあり、直前のキャンセルもあるかも……ということで、座席の確定は前日までしないという想定でいました。席次表の印刷し直しも嫌なので、席次表は一切印刷しない方向にしたいなーと思ってました。
スーパーヒーロー、LINE公式アカウントさん
そんな全ての要望を叶えてくれたのが、LINE公式アカウントでした。「◯◯家Wedding 公式アカウント」という名前でBusinessアカウントを作成し、参加表明してくれた方々にアカウント追加を依頼。
あとは、botに集合時間や当日タイムライン、コンテンツの紹介や席次表などを仕込んで、ゲストが好きな時に好きな情報を見られるようにしました。
そして、定期的に二人から結婚式に関する情報をお届けして、脳裏にわずかながら入れていただけるように試みました。式の当日にはGoogleフォトのフォルダURLを共有し、撮影した写真はそちらに追加してもらえるように依頼をしました。
ワクワクしてもらう!というのはどれぐらいできたか分かりませんが、新郎新婦の対応コストは低く済みつつ、それ以外のものは全部実現できたかなと思います。結構おすすめです!!具体的なやり方は調べたら色々と出てくるので割愛……もし気になったらまた聞いてください…….
おわりに
さてさて、ついに終わりを迎えました。
6月26日から書き始めて、今は9月20日。約3ヶ月書き続けてみて、私が色々とこだわりを持って結婚式を企画できたのは、ここまで20回もの結婚式に呼んでいただいたからだなと改めて感じました。何度も参加させてもらったからこそ、それぞれの会で小さな示唆を得たり、体系的に考えてみたりすることができた気がします。
結婚式が終わってから5ヶ月が経ちました。新婚旅行も終わり、やっとこの記事も書き終えて、ついに「結婚プロジェクト」が幕を閉じます。ここまでこだわり強くて細かいことを言いがちなわたしに「面白いね」というスタンスを崩さずに一緒に向き合い続けてくれた相方に心から感謝しています。愛。
そして何よりも、結婚式を控える皆さんが、心から幸せな結婚式当日を過ごせますように……!
ご一読、本当にありがとうございました。
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