暑くて暑くて暑くて暑い
本当に暑いですよね、毎日。仕事しながら汗かくのはまぁしょうがないんだけど、家から駅行くまでの間でもうビチビチに汗かくとか、朝からウンザリしますよね。自分が小さい頃は夏の最高気温が28度とかでウンザリしてたような記憶があるんですけどね、今なら最高気温28度だったらちょっと涼しいくらいに思うもんね。
つー訳で、久々のエントリーは暑いついでに汗を感じたり感じなかったりする音楽の話です。
汗を感じる音楽って言ったらファンクですよね。昔聞いた事があるんですけど、ファンクの語源はフォンクで、フォンクとはポジティブな汗を意味する…って聞いた事があるんですよね。真偽の程は知らないけど。でもまぁそういう感じが聴いててあるよねっていう。ロックの人だってそりゃ汗はビチビチにかくでしょうが、ファンクからしか得られない独特の「汗」感ってあると思うんですよね。
とりあえずパッと思いついた動画を3つ程↓
ジェームス・ブラウンっつったら、獄中でゴスペルを覚えたとか、ガソリンが空になるまで警察とカーチェイスしたってエピソードも含め最高な訳です。
ファンカデリック(というかパーラメントというかジョージ・クリントンというか)は昔はMC5と対バンしてたらしいし、ロックファンにも馴染みのある感もあり。何年か前にソニックマニアでライブ観た事ありますけど、とてもロックしてました。
最後のチャールズ・ブラッドリーさんはYouTubeのオススメで知ったんですけど、この時代にこのテイストで音楽をやってるというのにとても感動したというか、音楽性だけで言えばこういう事をやってる人は他にもいるけど、熱っ気の帯びさせ方に忘れていたものを思い出させられた感があって。ただ、この方を知った時にはもう死んでしまっていたっていうのが残念ではありますね。
さて。
知らないというか、馴染みのない方も多数いると思うんですが、世の中にはコールドファンクと呼ばれる音楽もありまして。古い言い方をすればニューウェイヴ、今っぽく言えばポストパンク。ファンクからの流れを汲んでいるのも分かるんだけど不思議と「汗」感が全然しないっていうのが面白い部分だなぁと思ったりして。やたらと繰り返すって意味ではジェームス・ブラウンとやってる事は変わらないと言えなくもないけど、確実に何か違うというか。
硬質というか無機質というか、ファンクとの大きな違いはそこだと思うんだけど、熱っ気はあるのにそれより先にそういう感じが先に来るって言うのがいいですよね。
で、ア・サーテン・レイシオはニューオーダーの先輩みたいな事くらいしか知らなくて、ブルーマンデーみたいな曲とかやってるのかな?という想像で聴いてみたら全然違う音でびっくりしました。こういう無機質感って他にはそうそう居ないんで最初はどう解釈していいのか戸惑ったもんです。
でで、ジェームス・チャンス。ジェームス・ブラウンのカバーなのに全然違く聴こえる。「汗」感の全くしない解釈が素晴らしいし、怒ってる感じのボーカルがいいですよね。
ででで、トリプルファイアー。音楽を聴くよりタモリ倶楽部でボーカルの方を見たのが最初だったけど、音楽的に形だけなぞったコールドファンクではなくてしっかり真髄を理解してやってる感じがとてもいいですよね。とりあえずでやってこの感じってそうそう出せないと思うから、すごいよトリプルファイアー!
という訳で、毎日毎日あっちいんでそれに因んだエントリーをしたつもりだけど、早いとこもうちょっと涼しくなるといいですね。そんではまた!
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