ファラオニック・アドベントについて

自分のメモ用にまとめてみます。
初投稿でPCから打ち込んでるので見にくかったらすみません。
適当な思いつきなので間違ってたら教えてください。

目次
1,効果について
2,相性の良い出張ギミック
3,採用候補となる永続罠
4,条件に合う優秀なエクストラ
5,まとめ


1,効果について

星8/闇属性/魔法使い族/攻2000/守2000 
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 
①:自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 
②:このカードの攻撃力は、お互いのフィールド・墓地の永続罠カードの数×300アップする。 
③:自分フィールドの天使族・悪魔族・爬虫類族モンスター1体をリリースして発動できる。 デッキから永続罠カード1枚を手札に加える。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。

①と③が基本的な効果となっており、

⑴特殊召喚するための指定のないモンスター
⑵永続罠をサーチするための天使・悪魔・爬虫類

の2体を場に出す必要があります。

また、③を発動すると特殊召喚ができなくなることに注意し、基本的に展開の最後に上記2体のモンスターを揃える必要があります。

☆8、闇属性、魔法使いという恵まれたスペックでありながら、展開道中では少し使いにくい部分はありますが、それ以上の大きなリターンがあります。

特に、サイドチェンジの先攻で非常に優秀で、ファラオ3枚と相性の良い永続罠を1~3種類、各1枚ずつをサイドに採用することで、状況や相手のデッキに合わせて好きなカードを選べます。

例えば、AとBという永続罠をサイドに採用する場合、今までは15枚の内、3枚ずつ計6枚を入れ、相手のデッキによって使い分けていたとします。

ファラオを導入すると、ファラオの3枚とAとBを1枚ずつ、計5枚でサイドに収まり、投入する際にはファラオと素引き分の4枚体制となります。

勿論、ファラオが誘発を受ける可能性や場に条件を用意できない可能性もあるので、どちらが強いかと言われれば難しいですが、できることの選択肢が増えるという点でとても評価ができます。


2,相性の良い出張ギミック

ファラオ単体で出張性能が高い上に、条件を満たすギミックは数少ないかと思いますが、現実的に有効に感じたカードはマジシャンズ・ソウルズです。
ここではソウルズの解説も入るので、興味ない方は無視してください。

例えば、
儀式の準備3枚
ソウルズ1枚
イリュージョン・オブ・カオス1枚
をメインデッキに投入できるデッキであれば、メインやサイドへのファラオの採用は非常に良いと思います。

ソウルズ自体は
⑴展開の助長
⑵誘発を踏む役割
⑶ドローソース
とメリットがとても多いカードです。
イリュカスで引きたくないカードを戻したり、準備を2枚引いてもソウルズのコストになったりと小回りも聞きます。
ソウルズ+イリュカスのような悲劇を生まないためにも、各枚数は好きに調整してください。

ファラオを入れる際には、ソウルズでファラオを落とし、ソウルズ+リンク2でセレーネを出すことでファラオを特殊召喚でき、条件を揃えれば好きな永続罠をサーチできます。

展開の過程で永続罠を構えるギミックは、今までキュリオス+グリフォンやベアトリーチェ+アウローラドンぐらいでしたが、新たなルートが追加されました。

ソウルズは魔法罠を多く採用しているデッキでは一考の余地があり、代表的なものでいえば、勇者ギミック、プランキッズ、融合テーマ、SPYRALなどで有効かと思います。


3,採用候補となる永続罠

①虚無空間

間違いなく、筆頭候補です。ファラオ自身も守備力が2000あるので、基本的に通常召喚できるモンスターでは戦闘破壊されることは少ないでしょう。

③の効果でサーチするまでに、自分の場が減らないような効果無効系のモンスター(バロネスやサベージなど)を用意できれば、非常に高い拘束力が期待できます。

②御前・割拠・センサー

こちらも使うデッキ次第では、それぞれ採用候補になります。
ただし、虚無空間程の拘束力はないこと、相手のデッキの知識が必要、自分も影響を受けることには注意してください。

③魔封じの芳香

融合デッキや勇者ギミック、HEROなど魔法を多用するデッキに非常に強力です。
速攻魔法には弱いですが、サイドカードとして人気のあるアルティミットスレイ、冥王結界波、ライトニングストームに対しても強力なので、とても高い評価を受けています。

④ピンポイントメタ

特定のデッキのみを意識した採用カードも候補となります。

⑴デビリアンソング
今期の高いシェアを誇るスプライトを始め、シンクロデッキ、エクシーズデッキに対して、デビリアンソングは非常に強力です。
一方、融合やリンクなどにはほぼ無意味になるため、デッキは選びます。

⑵王宮の鉄壁
現在、除外を極端に多様するデッキは少ないですが、例えばルーンや状況によってはエルドリッチ、サンダードラゴンなどにはとても強力です。

⑶マクロコスモス
強いです。

⑷ソウルドレイン、メンタルドレイン
それぞれスキルドレインの墓地版、手札版の性質を持っているため、相手のデッキ次第では非常に強い拘束力を持っています。

他にも、醒めない悪夢、王宮のお触れ、大捕り物なども候補に入ります。


4,条件に合う優秀なエクストラ

ここでは出しやすさと展開の障害にならないよう汎用的なカードのみを言及します。
特定のデッキで言えば、イビルツインや代行天使、トリックスターなど噛み合いの高いデッキも多いと思います。

⑴アーティファクトダグザ
ハリファイバーとダグザからバロネスデスサイズは有名かと思いますが、ダグザを自分のターンで使用した上で、ハリとダグザ以外にリリースするモンスターがいれば、相手ターンにデスサイズ効果+バロネス+永続罠という、遊戯王やめたくなる盤面が出来ます。

⑵トロイメアシリーズ
トロイメアシリーズはみな出しやすい条件であり、全員悪魔族なので、どのデッキからでも場に条件モンスターを供給できることになります。

⑶汎用リンク
ケルビーニ、デスポリス、ミス・ケープ・ハーバ、リンクルベルなども出しやすい条件でコストを供給できます。

⑷アーデク、ルイキューピッド
アーデクは前述したソウルズとの相性が良く、ルイキューピットは単に展開要員としても使い分けができるかと思います。
どちらも手札誘発や妨害を踏んだ後からでも動けるのは魅力かと思います。

⑸キンググレムリン など
こちらも出しやすく、コストになる点で非常に有効です。
その他素材指定があるものの、天使や悪魔、爬虫類に関するエクストラも多く、強力なカードは多いので、調べてみると面白いかと思います。

5,まとめ

永続罠は先攻の方がより強く、サイドカードとしても優秀なものが多い分、素引き前提であったり自分への影響なども懸念点でした。

しかし、ファラオによって簡素化された上に、サーチできるという強みが加わったことはかなり革命だと強く感じています。

結論から言うと、現段階での評価は難しく、実際の使い心地はわかりませんが、どのデッキでも一考の余地があるカードだと感じます。

勇者○○にソウルズを混ぜれば、本来の展開+ソウルズのドロー+永続罠

ルーンであれば、エクストラゾーンをあけながら、泉+永続罠をサーチ

烙印で言えばアルベル→烙印融合→烙印カード+永続罠+α

シャドールなら、ネフィリムをリリースすれば、ネフィリムの回収+ルークor永続罠

など、雑に考えても、どのデッキでも強く使える可能性を秘めています。

それこそ、今環境トップであるスプライトでも簡単に永続罠をサーチすることができてしまいます。

多くの人が、永続罠=害悪な印象はあるかと思いますが、それを助長するようなカードが誕生することは、正直色々考えさせられます。

が、まぁ気楽に考えましょう。MDではスプライトもファラオもありません。
アナコンダデスフェニやこれから勇者にふわんがくるくらいです。

OCGもMDも、早く虚無空間禁止にしてくれや

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