気持ちの変化に身を委ねる
この20年、私は仕事をほぼほぼ最優先に位置づけて生きてきた。だけど今、もう少し優先順位を下げて、私が常々やりたいと思っていたあれやこれや、後回しにしてきたあれやこれやの優先順位を、アップさせてもいい頃合いかな、なんて思いがフツフツ湧き上がってきたのだ。
いざ、東京を離れるとなると、少し不安がよぎる。惜しい気もする。地方出身なので地方の暮らしは分かっちゃいるものの、今の慣れきった便利な暮らしを変えるとなると、やはり寂しさも感じる。
でも家族の思いも一致した今、行動に移すタイミングなんだと思えた。不安をワクワクが乗り越えた。
先日、本屋さんで出会った本。
ミシマ社の雑誌だ。「移住×仕事」号。
なんだか心に響くものがあり購入した。
今の私の気持ちに寄り添う内容。
どれ、昨今のタチの悪いウイルス騒ぎの中で出版されたものかな。と思いきや、初版は2015年。
なるほど、先の震災の後もこのような風潮が高まっていたっけな。そして色々考えさせられた。8年前に書かれた記事が、今の私にぴったりとは。
人も物も、その人にとって最高のタイミングで出会うもの。
以前に何かで目にして心に残った言葉。
私にとって最適なタイミングでこの本と出会ったんだな。
暮らしがえの決意を後押ししてくれる、そんな存在の本との出会い。
よし。東京にいるうちに、やっておきたかったことを片っ端からやっていこう。