2024年マイベスト10曲
今年2024年にリリースされたアルバムの楽曲と配信シングルから
マイベスト10曲を選びました。
Spotifyのプレイリストにまとめていますので
もしご興味がありましたら以下のリンクからアクセスしてみてください。
https://open.spotify.com/playlist/2TOxWO3RXChROVYeKz5G1K?si=5663697d027f4352
以下に1曲ずつ書いていきます。
1.ノラ・ジョーンズ「All This Time」
10年以上ぶりに聴いたノラ・ジョーンズの歌声は、若さでは表現できない年齢を重ねた先の包容力と説得力に満ちていました。そこから過去作を遡ることで今まで築いてきたキャリアの充実ぶりを知り、前作の名盤ぶりにも唖然。今年はノラ・ジョーンズの実力を再認識する一年でもありました。
2.トクマルシューゴ「Counting Dog」
8年ぶりの新作アルバムは今まで突き詰めてきたキャリアを総結集し、何度も研ぎ直して洗練させた結晶のような感動的なアルバムでした。
この曲から溢れ出る芸術の爆発ぶりに涙腺が緩みます。
3.菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール「Killing Time」
多種多様な楽器隊を駆使する奇形のオーケストラから放たれるスリリングな演奏に、耳と感情を揺さぶられました。変幻自在なリズムとバイオリンの壮絶な旋律の合間に顔を出す、サックスのフレーズによるコントラストが何とも絶妙で呆気に取られます。これをフジロックで観れた人が羨ましい。
4.paranoid void「will」
女性3人組インストバンドが放つアグレッシヴな一曲に耳を奪われました。冒頭の打ち込みや曲展開に惹き込まれ、ループするギターリフの中毒性と巧みな曲展開によって訪れるカタルシスに、ライブの情景が想起されます。
いつかライブを観てみたいバンドです。
5.ゲシュタルト乙女「仕事」
台湾出身とは思えないボーカルによる日本語歌詞の歌い回しがとても心地よく、訴求力のあるその歌声は、例えば高音はYUIのような透明感を、低音はiriのようなハスキーさを感じ、何とも魅力的です。
名盤EPからこの一曲を選びました。仕事しよう。
今年11月に行われたSHIN-ONSAI 2024というイベントで、ゲシュタルト乙女のライブを観てきました。そのときの感想は以下の記事で書いています。
6.peridots「真只中」
peridotsが今も変わらず軽やかな歌声に鋭い歌詞を乗せて、盤石のバンドサウンドが響き渡っていることが嬉しいです。
聴き始めて20年近く経ちますが、peridotsでしか味わえない感覚ってやっぱり有るなぁと沁み沁み思う、真只中。
7.賽, YONCE「MEBAE」
SuchmosのキーボードTAIHEI氏によるジャズバンド、賽にYONCEの歌声がよく絡まり合う。メロウな雰囲気抜群で、ジャケットのような木漏れ日の中で浴びたい一曲です。
8.soraya「風の中で」
石川紅奈、壷阪健登のデュオによるデビューアルバムは、シンプルな編成の中でボーカルの歌唱が引き立っていて、石川さんの凛とした声色に惹き込まれます。ソロの作品も楽しみです。
9.IVE「Will」
いろいろ聴いたはずなのですが、今年Spotifyで1番聴いた曲はまさかのポケモン主題歌でした。(子どもがスマホ操作できるようになりました)
よく聴いてみると洗練されたコーラスにメロとサビもめちゃくちゃ良くて、すっかり好きになりました。
10.ハンバート ハンバート「トンネル」
映画「大きな家」のエンディングでこの曲が流れた時、
自分が今進もうとする路を肯定してくれている感覚になりました。
歌詞がとても良いです。
年の瀬にこの曲に出会えたおかげで、未知に溢れる来年への心持ちが変わりました。
2024年のマイベスト10曲は以上になります。
もし新しく気になる曲など見つかりましたら幸いです!
来年はどんな音楽に出会えるのか楽しみです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。