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テンにもいろいろあるらしい
元々本を読むのは好きだし、文章を書くのも嫌いじゃないのだが、noteを始めてつくづく自分の文章力の無さに打ちのめされている。
「てにをは」や「語順」で悩むことも多いが「句読点」の位置で、いつもこれで良いのか?とひっかかってモヤモヤする。
ちゃんと勉強してみようと、朝日新聞編集委員を経て「週刊金曜日」の編集委員である本田勝一氏の「実践・日本語の作文技術」を入手してみた。
句点は「。」マル 読点は「、」テン
句点は文章のお終いに付ければ良いが、読点を文章のどこで付けるか…それが問題だ!
読点=テンには、「必要なテン」と「あってもなくても良いテン」「うってはならぬテン」「思想のテン」があるらしい。
たかがテン、されどテン。
この本では、テンの位置によって文書の意味が伝わりやすくなったり、筆者の思想を表現できたりすることを理論的に講義形式で教えてくれる。
なかなか深い本なので、一読だけではテンで身につきそうにないが、諦めず何度か繰り返して読めば、的確なテンの使い方を習得できるかもしれない。
そういえば名前に読点を後から付けた芸能人に「藤岡 弘、」ってのがあったな。発展途上であり「我いまだ完成せず」を表すために芸名の最後にテンを付けたと言われている。「テンでダメな男」という自虐ネタも含まれてるらしい。
何はともあれ、テンで文章をダメにしないよう心して勉強するべし。