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理論政策更新研修もオンラインで
中小企業診断士の資格を保持する為には、理論政策更新研修を5年間で5回受講しなければならない。岡山診断士会主催の研修を1年に1回づつ受講すれば回数は確保できるのだが、大塚商会が提供しているオンライン研修を受講してみることにした。
きっかけは、先日、海外在住のタキプロの先輩から「海外在住なので診断士活動は出来ないが、帰国後の活動の為に興味のあるテーマをオンラインで次々と学習できてとても面白かった」と教えてもらったからだ。
販売店支援をしている仕事柄、事業承継に関する案件が最近増えている。開業率より廃業率が高く、黒字廃業が6割を超えるのが今の日本の中小企業が抱える課題である。これから中小企業診断士として取り組みたいと考えている「事業承継」をテーマにした研修が見つかったので、早速、受講を申し込んだ。
13時から17時30分、4時間半のZoomセミナー。受講者は70名ほど。長時間のオンラインセミナーだったが、一方的なレクチャーではなくブレイクアウトルームでのグループワークもあり、思っていた以上に充実した学びの時間となった。
①レクチャー ②グループワーク ③各チームごとに検討内容を発表 ④発表に対して橋詰先生がコメントと補足説明 が一連の流れで、第一部、第二部と開催された。
今回の研修に参加して良かったのは、橋詰先生のお話も資料も素晴らしかったが、多くの先輩診断士の方のお話が伺えたのが非常に勉強になったことだ。
税理士、弁護士、社労士のような特定業務はないが、社長の想いに寄り添って伴走型の支援をするのが診断士の存在意義であると改めて感じた。
大塚商会の理論政策更新研修はリピート割があるので興味のあるテーマはまた受講してみよう。
ニューノーマルな時代の寵児、オンラインの恩恵を使い倒そうっと。