軽井沢みどり

軽井沢には住んでいません。 ドラマや映画や宝塚やら。たまにどっぷりはまる。 オタク気質でワーママと言ったら申し訳ないくらい、だらしない人間だけどなんとかごまかして日々を過ごす。 自称HSP。書いて浄化をめざしてます。 けっこうオモロいから読んでみて下さい。著名人シリーズやってます

軽井沢みどり

軽井沢には住んでいません。 ドラマや映画や宝塚やら。たまにどっぷりはまる。 オタク気質でワーママと言ったら申し訳ないくらい、だらしない人間だけどなんとかごまかして日々を過ごす。 自称HSP。書いて浄化をめざしてます。 けっこうオモロいから読んでみて下さい。著名人シリーズやってます

最近の記事

アン・ブーリンとお受験

アン・ブーリン。日本ではもしかしたらそんなに有名な名前ではないかもしれない。 彼女の娘、エリザベス1世の方がメジャーに伝わっているだろうか。 恥ずかしながら私もこの辺りの世界史情報は、クロムウェルや宗教戦争、そのあたりを浅くしか知らなかった。アン・ブーリンを知ったのは、ナタリーポートマンの映画「ブーリン家の姉妹」である。 非常にドロドロとした親族同士の殺し合い、後継争い。発端ではないが、アンを妃にするためにキリスト教は宗派がわかれ、イギリスでは以後プロレスタントが台頭してい

    • 母の肖像とロビン・フッド

      今年古希を迎える母は、根っからの映画好きである。 平成の初期、まだ、新聞で映画館の上映スケジュールを調べる時代。 基本、思いつきで行動する母は 「あら、これまだ間に合うわ」 と、まだ小学校低学年の私を吉祥寺の映画館によく連れ出した。 低学年だろうが、自分が観たい作品を選ぶので、 子ども用のアニメを一緒に観た記憶はない。 特に印象に残っているのは、 ケビン・コスナーの「ロビンフッド」だ。 母はケビン・コスナーの大ファンだったのだろう。 今でもあれは名作だと回顧している。 観た

      • 伝記絵本とオードリーレップバーン

        我が家には今の子どもが喜ぶようなたいした娯楽がない 流行りのDSとやらもなければiPadもどこかで埃を被っている 特に教育感からあえての環境ではない。できることなら、やれプログラミングだの英語だの流行りの習い事でこれからの世界を切り拓く頭脳や手段を身につけてもらえたらとさえ思っている ただ親が面倒&宝塚のコンテンツさえあれば娘は時間を潰せるオタクなのだ。なんともドメスティックな世界しか知らない娘である 幸い、私の仕事を見ているからか、本を読むのは大好きのようで、本だけはたくさ

        • 週末の夜と千早茜

          好きな本、 好きな作家さん、 たくさん。 だから、好きな本は?は聞かれるととても困る。 ミスチルの1番好きな曲を聞かれるくらい。 特段大それた趣味がないので、本音で読書が趣味と言うとまぁ、そんな話しに派生する。 でも本棚は趣味嗜好の表れなので、どこか答える時には慎重になる。 千早茜さんのデビュー作「魚神」がとても好きだった。好きな作家さんの1人でほとんどの作品読んでいる。最初に読んだのは20代だったが、世界観、主人公のもつ神秘性、文体、一気に惹きこまれて何日も余韻は続いた。

          ママ友との夜と松任谷由実

          子どもを通して知り合った友人達と楽しいひと時を過ごした夜。 都心にある小さな庭園に菜の花の黄色が闇に揺れていたのを見つけた。鮮やかに。 ママ友。という言葉は簡潔に関係性を示せるものだが、なんだか窮屈な言葉だと感じる。 確かに「子どものママ」としての付き合いを超えない関係性もある、でもそれは「友」と呼んではおこがましい気がしてしまう私だ。 一方で、年齢や職業が違っても子どもきっかけでとても仲良くなれる方もいる、「子どものママとして出会ったことがきっかけで仲良くなった友達」

          ママ友との夜と松任谷由実

          月光浴と与謝野晶子

          月明かりがきれいな夜だった、 満月を3日程過ぎた東京の夜9時前。 のぼり始めた月の光にしばし自転車を停めて見入った。 朝の太陽が体にどれだけ良いかは知っている、特に鬱々した私のような人間には。しかし私の心には月光浴の方が何倍もパワーをくれる気がしている。 東京生まれの東京育ちの私は自然豊かな地方都市での生活に憧れがある。 朝、排気ガスのビル街ではなく、 波のさざめきで目を覚まし、あるいは野鳥の囀りで目を覚ますなら、朝陽を存分に浴びながら散歩してセロトニンを大量分泌させてやる

          月光浴と与謝野晶子

          反省の夜とマリア・テレジア

          まだ幼い娘に今日も説教をしてしまった。 親というだけで何かを教えられるほど偉くもないのに。全くもって。 偉そうに語るカタチだけは立派である。 やれ、挨拶を丁寧に。感謝して生きろ。あきらめるな。決めたことをやり通せ。 果てさて、自分は何を達成した人なのやら。 毎日、毎日、泣きもせず聞き流している娘もたいしたものである、それだけ聞き流しスキルが身についてしまった証か、、 親とは違う人格、親の自己実現にするな、あなたのためを想ってはNG。。 情報化社会に生きる身、充分わかっています

          反省の夜とマリア・テレジア

          唐揚げミッドナイトと秋元康

          深夜に唐揚げを揚げている。 お夜食ではない、明日のお弁当用。 母から受け継いだ我が家の唐揚げはニンニク、生姜をたっぷり甘めのしょうゆだれに漬け込み片栗粉ベースの粉をまぶして2度揚げ。竜田寄り。 ジュワジュワと2度揚げられる唐揚げたちを見つめながら、日本で唐揚げがこんなに市民権を得たのは一体いつからだろう等と考えはじめる。 お弁当といえば「唐揚げがいい!」と気安く子どもらは口にする。 どんな手間がかかるかも知らずに。 まぁでも大人でも皆好きだから作ると喜ばれ、たいてい一瞬で

          唐揚げミッドナイトと秋元康

          にばんめの夜と久石譲

          はいはい、これまたやっちゃったタイトルです。 日本人なら誰でも観たことがある、とは思わないけど、しばしばそうとされるジブリ作品。(今や世界のジブリよね) ま、そうは思わないけど久石譲の音楽はどこかで耳にしているかな? ジブリのサントラとして出会う、あくまでシーンを盛り上げる音楽として出会う子ども時代。 から時を経て再会する彼の作ったメロディが沁みるのです。 この細胞の奥にまで訴えかけてくるノスタルジーたるや。 久石譲はすごい人そんなの常識〜タッタタラリラ ピーヒャラピーヒ

          にばんめの夜と久石譲

          はじめての夜と村上春樹

          なーんて、カッコつけたい人が使うタイトルで。 いろんなネットワークで世界と繋がれる時代。 ブログもTwitterもインスタも追いつけないくらい進んでいて。誰に追いつくものでもないけど、この追いつけない感じ。誰にも最初の投稿ってあるんだろうけど皆どうやってはじめるんだろ? だからいろんな人の1番最初の投稿が1番気になったりする。 なんだかnoteは長文ダラダラ派の私にむいてそうだなーと。特段宣伝したいこともないのです。 ただのカタルシス。 そんな初めての夜に想い出す本 「村上

          はじめての夜と村上春樹