大人にとって当然ってことが子供には当然じゃない、って案外見落としがち【子どもに教えられたこと】
「お父さん、できたよ!」
ドヤ顔で僕に伝えてくれた4歳の息子ゆうじ。
これを見たらどう感じるでしょうか?
大人がこれを完成したって見せてきたら、
「いやいや、全然できてないし!!!」
って猛烈に突っ込みますよね。
この状態ではハンバーグを焼けやしません。
でも、ゆうじはやり切った感いっぱいで満足顔(笑)
先月から月イチ(8日or9日)でゆうじと一緒にハンバーグづくりをしているのですが、とにかくいろんな発見でいっぱいなんですよ。
3、4歳と進むにつれ日常生活の中でも子供が理解して実行できることはどんどん増えていきます。
それとともに、これはわかるだろうな、って僕ら親が思うことも増えてきます。
そんな状態ではじめてお手伝いしてもらったハンバーグづくり。
その中でこれはわかるだろうな、って思ってたら全然違ったこと。
ひき肉をこねる
大人でこれがイメージできない人ってほぼいないですよね。
ぎゅっぎゅにぎって混ぜ合わせる。
まぁ、こう伝えたら大人は大抵期待通りの動きをしてくれるはずです。
ゆうじにもこう伝えました。
で、出来上がったのがこれです。
(本日二度目)
一体何が起きていたかというと、
この餅つき画像での女性パート ”あいよー” の動作してたんですよ。
下からひき肉持ってきて、上にのっけてぎゅっ。
驚きました。
「そうか、ミンチ肉をぎゅっとして混ぜ合わせる動きって想像がつかないんだ」
と。
ひき肉とその他の具材を混ぜ合わせる。
僕の"ぎゅ"はそういうこと。
でもゆうじの思う"ぎゅ"は上からぎゅっと押さえる。
ということ。
だから、こうなるんです。
(本日ラスト)
ミンチのこね方なんて深く考えることもなくやってたので全然気づきませんでしたが、いろんな経験や理解があってあの動きになるんですよね。
実際にゆうじにやってもらうまで、そのことに全く気付きませんでした。
こちらの意図と全くちがう結果でも、自分ではやりきった感一杯でドヤ顔のゆうじ。
ほほえましかったです(笑)
我が家はわりと遅い方かもしれませんが、このハンバーグ作りが子供に料理のお手伝いをしてもらった初めての体験。
料理を一緒に作るのってこのようにいろんな発見が沢山出てくるなぁ、と実感しています。
一緒に料理を作るのっていいですね!
◆ ◆
日々の育児の中で、成長と共に叱る場面って増えてきます。
なんでわからないの、ってイライラしちゃうこともたくさんあります。
今回のハンバーグの件で、立ち返ってみなきゃいけないことってあるよな、って気づかされました。
これはわかるでしょ
いつの間にかついつい大人の物差しで見てしまいがちなこと。
出来て当然って思っちゃうこと。
ほんと気を付けないといけないですね。
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