家族4人でエンスのところに遊びに行きたい【10日間あればやりたいこと】

「2週間の休みなんて、会社辞めた合間じゃないと取られへん」
「エ、ナンデ？　タッタ、ニシュウカンヨ？｣
「ナンデ？」

無理だという僕に、エンスは全力でワカラナイって顔をして答えた。

今から6、7年ほど前。
僕が育休をとるなんて考えもしなかった頃。

『初めての10連休は新婚旅行、に続く』

(目次を参考に、不要な部分は読み飛ばしてくださいね。本文だけすべて読むと約3，4分です。)

はじめに

皆様、こんばんは。
書くンジャーズ火曜日担当、勇気パパ＠育休20週目です。

平成、味わいきれました？

我が家はというと、休みに入り体力を持て余し始めたゆうじ＠2歳11カ月の対応に苦戦しておりそれどころではない感じです(笑)

今日はひぃひぃ言いながら、これ書いてます。

👶今週の育休プチ話👶

さゆき＠生後4カ月の寝返り報告！！


進展なし……

なんでしょうね、このじらされ感。
先週の水木金と、腕一本ぬくぬかないのせめぎあいで。
気を抜いたら楽勝で寝返りしてそうで、目が離せない離せない。
(トイレに行く時、ソワソワ)

指一本で補助したら簡単に腕ぬけるのになぁ。

この腕一本がとてつもなく高いハードルになってしまってます。
そのせいか金曜あたりはひっくり返れないことに怒って、さゆきはふんぎゃふんぎゃとよく泣いてました。

それでも、成功報告をイメージしてわくわくしてたら……
土日月火、全然チャレンジしない！

兄が休みで危険を感じているのか？！

だとすると、来週の投稿の際もまだ初寝返りはお預けとなっているかもしれません。

ということで、来週お楽しみに。
(親バカ全開テンションですいません)

📂初めての10連休は新婚旅行

僕が妻と結婚したのは、2012年9月8日。
その年の秋に結婚休暇と有給を使って10連休を作り、新婚旅行でイタリアとフランスに行きました。

その時の業務が休みの調整をつけやすい業務であったたのと、新婚旅行という名目も手伝い、奇跡的に10連休にすることが出来たんです。

僕にとっては初の海外旅行。
月並みですが、海外に行って人生観が変わった。
そう思えたくらい、初の海外は魅力たっぷりでした。

イタリア周遊では、各地でえげつないくらいの客引きにあって危うくだまされそうになったり。
(お人よしにもほどがある、と妻にしかられ)
フランスでは、パリのシャンゼリゼ通り近辺の空気感に魅了されたり。
(エッフェル塔、凱旋門、裏通りのお店などに、うわぁうわぁ)

なんてことない日常が、とにかく刺激的で。
期間は短くても海外旅行定期的に行こうね。
そう妻と帰国してからもよく話していました。

周りで10連休とって……
といった話をほぼ聞くことがなかったので、少々調子に乗ってたのかもしれません。
何か、特別なことをした、的な感じで。

そしてその翌年。
エンスが日本にやってきて、その時の僕の浮かれをたたきのめして帰って行きます。

📂なにげない言葉で人生観が変わる

エンスは僕の高校の時の友人で、スイス人です。
僕の通っていた高校では3年間の在学中にひとり海外との交換留学生がやってくるのですが、その時スイスからやってきたのがエンス。
めちゃくちゃ仲がいいほどではなかったのですが、いくつかは思い出のエピソードあるな、位の仲ではありました。

そんなエンスが高校卒業後、何度目かの日本に遊びに来ている時。
別の友人から誘われて、交換留学から帰国して以来ぶりにエンスと会うことになりました。

十数年間があいていたのに、エンスとの話はとにかく楽しくて。
そんな中僕が新婚旅行に行った話をしていたら、エンスがさらっと言ってきました。

「ジャアコンド、ウチニオイデヨ」

と。
でもその時僕は、10連休なんて次はリタイア後くらいかな、って思っていたので長い休みはなかなか取れないよって返答。
すると、

「ニシュウカンクライ　アレバダイジョウブ」

って返すんですよね。
話が全くかみ合わない。
無理無理って顔して僕が会社を辞めた時くらいじゃないと、と答えると、

「エ、ナンデ？　タッタ、ニシュウカンヨ？｣
「ナンデ？」

って、本気で不思議がって聞いてきたんですよ。
日本では無理だからってその時は答えたんですけど、その後から僕のなかでじわじわ当たり前に思ってたことへの違和感が増幅して行きました。
あまりにも、エンスが理解できなさそうな顔で聞くので。

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めちゃくちゃ端折りますけど、このやり取りしてなかったら僕は育休を1年取る決断をしてなかったです。
当たり前、みんなそうしてる、ってことに疑いを持つことなんてなかったと思うから。

でも全く環境の違うところからみると、それがすごく変なことだったりする。

ほんと、些細な言葉が人生観を変えるくらい大きな力を持ってることもあるんですよ。

（育休取得後、エンスにそのことを話したら逆にびっくりされました）
（エンスは当然の話をしてただけ、位の感覚だったようです）

📂衝撃を誰かに与えられれば

エンスからの衝撃を受け、それが年月を重ねて増幅し、僕は1年間の育休をとることとなりました。
(もちろん、そのほかの要素もふんだんにありますが)

これまでの育休中にも衝撃を受けることは多々ありましたし、主夫の方の話を聞いたり身近で見たりすることも含め、今もいろんな衝撃を受け続けています。

いろんな衝撃を受け続けている僕ではありますが、こうやって何らかの形で発信することで僕が当たり前に思っていることが、誰かに思いもよらぬ衝撃を少しでも与えられれば。

ちょっとエラそうかもしれませんが、僕の当たり前が衝撃となった場合には、その先に挑むことはきっと面白い世界だと思います。

なので、これからも細々ではありますが、書き続けていきますね。


そしてエンス、ほんとありがとう。
でもって、10連休作ってそのうち家族で遊びに行くから、よろしく！！
(エンスはその衝撃後、更に日本に2度遊びに来てますし)

でも、2週間はちょっとまだ無理かな(笑)

📻読んで振り返る第11回📻

【radiotalkは後日、アップします】
ええかげん、やってない分がたまりすぎてきました……
令和になったら本気だします(笑)

さいごに

ついに今日で平成も終わり。

なんとなく寂しく感じてみたりもしたけど、やっぱり実感はまだまだ出てきてません。

”平成最後のご飯”なのにすっかりそのことを忘れ、今日の晩ご飯はありきたりな鳥モモ料理を作って食べました。
おいしかったので、まあよし。

そういえば、冬季オリンピックや直近のWBCも始まるまではあんまりわくわくしなかったっけ……
でも、始まったら結構夢中になってた気がします。

僕の中では、令和も同じパターンかも。

次週はもう令和ですね。
ただ、だいたいいつも日付変わるぎりぎりに投稿しているので、これを読んて頂いている頃はすでに令和突入でしょうか？


それでは、また来週！