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世界の料理を自宅で再現8皿目
世界の料理を自宅で再現8皿目です。
今回は、台湾の唐揚げ炸鶏排(ザージーパイ)です。
初めて食べたのは炸鶏排(ザージーパイ)専門店で売られている物で、500円でした。
顔くらいの大きさに叩き伸ばして油で揚げられた鶏肉から、五香粉の甘い香りが漂います。
一口食べると、
衣がサクッ!肉汁がジュワッ!五香粉の香りがフワッ!
と、明らかにカロリー爆弾なのはわかっているのに、口が止まりません。あっという間に1枚ぺろりと平らげてしまい、罪悪感に駆られながらもあの味が忘れられず、再訪してまたぺろり。
これは・・・自宅でも作るしかない!ということで、8皿目は炸鶏排(ザージーパイ)です。
炸鶏排(ザージーパイ)とは
香雞排(シャンジーパイ)は、台湾で一般的な軽食の一つ。フライドチキンの一種である。炸鶏排(ザージーパイ)とも言われる。
基本的には鶏のから揚げだが、台湾の雞排は人の顔くらい巨大なのが特徴である。
台湾の夜市などでは必ず売っていて、価格も比較的リーズナブルである。
一般的な調理方法は、鶏の胸肉をソースに漬け込んだ後、パン粉、小麦粉、または落花生粉などをまぶして揚げる。揚げ終わった後に、塩と胡椒をまぶす。
鶏肉は、耐油性の紙袋にそのまま入れるが、食べやすいようにカットしてから入れる場合もある。
香雞排(シャンジーパイ)、炸鶏排(ザージーパイ)、大鶏排(ダージーパイ)と呼び方もいろいろあって、レシピも異なるようです。
私の認識は、下記の通り。
「台湾夜市の屋台グルメの1つで、人の顔サイズの鶏の唐揚げ。味付けに五香粉を、衣にはタピオカ粉を使用したもの」
五香粉は手に入りましたがタピオカ粉は入手できなかったので、代用品でいきます。
材料とレシピ。
まずは肉がないと始まりません。使うのは鶏肉ですが胸でもモモでもお好きな方をどうぞ。
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調味料(味付け)
・五香粉(好きなだけ)
・ニンニク(チューブで2cmくらい)
・しょうが(チューブで2cmくらい)
・酒(大さじ1)
・醤油(大さじ1)
・砂糖(大さじ1/2)
・塩(大さじ1/2)
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調味料(衣)
・小麦粉
・片栗粉(タピオカ粉の代用)
割合は半々です。肉がしっかり覆える量を使います。
揚げ油
レシピ
1.鶏肉の厚い部分を切り開く等して均一の厚みにする
2.肉を叩いて1cmくらいの薄さにする
3.調味料(味付け)を合わせて、2の表裏に塗って30分程度寝かせる
4.調味料(衣)を混ぜ合わせ、3に均一にまぶす
5.フライパンに油を1〜2cm程度注ぎ、170度くらいまで温める
6.4をフライパンに投入し、衣が良い色になるまで揚げる(3〜4分)
7.ひっくり返して、反対側も良い色になるまで揚げる(2~3分)
出来上がり!
調理開始
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調味料(味付け)を適当に入れて混ぜます。
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叩いた鶏肉に混ぜた調味料を塗って、寝かせます。
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小麦粉と片栗粉を同量まぜて
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寝かした鶏肉にまぶします。
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熱した油に投入!
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裏面も揚げます。
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余計な油を切って出来上がりです、いい色。
出来上がりました。
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本当は紙袋にいれて、手に持って食べ歩きするのが台湾スタイルですが、家の中をうろうろしながら食べ歩きするわけにもいかないので、お皿に乗せました。
実食
五香粉が少ない……神経を集中して五香粉を感じようとしないとわからないくらい。
作ってる時は入れすぎかな?というくらい(ビンから3〜4振り)入れたはずですがほとんど五香粉が感じられず、さらには味も全体的に薄くて味無しの巨大な唐揚げを食べている感じです……。
揚げ具合や鶏肉の柔らかさは良かっただけに、悔いが残る8皿目でした。
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次回は……
全体的に調味料を2〜3倍にして、五香粉自体は引くくらいかけてみます。
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