Swimによる新カード評価 (8/12発表分)

これを抄訳しました↓

swimの判定スケール(下に行くほど評価が高い)

F: ゴミ

P: ポテンシャルはあるがまあ使われない

E/B: エクスペディション/バジェットレベル エクスペディションやシャードがない人が組むデッキには採用されうる

5:魔改職人

6:ブラッドミア

7:リポスト

8:拒絶

9:セジュアニ

10:サーモジェニックビーム

旅人ティヤーリ

2マナ 2/2 

サポート:このユニットがサポートする味方に+0|+2を付与する

判定: 6/10

フィオラやサポート同士のシナジーはありそうだからターゴン&デマーシアとかで使われる可能性はありそう.だけど結局バフが永続であることにそこまで価値はない.なぜなら,タフネスをバフするユニットは守りたい対象のはずなのにこのサポート効果を発動するにはその守りたいユニットで殴らないといけないから.戦場の料理人との比較で言うと,旅人ティヤーリはタフネスが2しかないのが痛い(戦場の料理人がもし2|2だったら相当弱い).

霊峰の逗留者

5マナ 2/5

サポート:このユニットがサポートする味方に+2|+2を付与する.その味方がサポートを持っている場合,その味方がサポートする味方にも+2|+2を付与し,サポートが連続する限りこれを繰り返す.

判定:5/10

サポートカードが今後どんどん発表されればちゃんとしたアーキタイプになるかも.ただボードをちゃんと取ってないと使えないし除去に弱いしで雲行きは怪しい.デマーシアと組み合わせてサポートミッドレンジデッキとか,シェンと一緒にアイオニアと組むとか,ノクサスでケイトーと組むとか色々考えられる.ただ多分このカードはそんなに強くない.最大の問題は遅さ.ルーンテラではユニットのスタッツのでかさは序盤で影響力が一番大きく(e.g. 牢番, ジャギドの解体屋),終盤になる程あまり関係がなくなる.暁の代弁者やスロットボットがいい例.マッチアップにもよるけどターン6~7以降はイルーシブやオーバーパワーがついてない限りスタッツがあまり関係なくなる.旅人ティヤーリの方が序盤に活躍できそうなユニットなので判定を一点高くした.ぶっちゃけこのカードより群れの意識の方が強そう.

山頂の裁定者

10マナ 6/6 オーバーパワー

このゲーム中にあなたが味方を対象に選ぶ,または味方をサポートするごとに,このユニットのコストを1減少させる.

判定:5/10

こいつを活躍させるにはかなり意識してデッキビルドしないといけない.多分一番活躍のチャンスがあるのはノクサスのオーバーパワーアグロデッキ.ケイトーとかレギオンの鼓手とかドレイヴンとか味方を複数対象にとるスペル(e.g. 吸血,兄弟の絆)とかあるため.霊峰の逗留者を入れるのもあり.ただ,アグロデッキのフィニッシャーはボードベースのものよりも直接顔に叩きつけられるものの方が強いのでこのカードより皆殺しの斧の方が強い.おまけにこのカードのマナコスト高すぎ.それはそれとして今後新たなサポートカードやシナジーを持つカードが発表されればこのカードはもっと強くなる可能性がある.今後の発表カード次第で強くなるポテンシャルは上の二枚(ティヤーリ,逗留者)以上にある.

バスティオン

3マナ バースト

このラウンド中,味方一体にスペルシールドを付与する.

スペルシールド:次にこのユニットに敵のスペル・スキルが与える影響を無効化する.

判定:8/10

拒絶と比較しよう.まず拒絶より1マナ軽い.拒絶と違ってこいつは先打ちすることで相手のバーストスペルを無効化できる(e.g. フラッシュフリーズ,吹きすさぶ風).ただフィズと違ってスペルの効果全体を無効化できるわけではない(破滅に対応して打つとスペシがついたユニットのみ生き残る,レイニングバレットに対応して打つとスペシがついたユニット以外にはちゃんと弾が飛ぶ).拒絶でしか対応できないカードもある(暗黒の刻,スライドなど).で,拒絶より良いか,というと,そもそも地域が違うので...となる.ターゴンデッキで拒絶っぽいのが欲しかったらこれを使うというだけ.多分拒絶よりはほんのちょっと弱いと思うが全然使えるレベル.環境依存のカード.3挿しはしないと思うけどメタによっては1,2枚は全然入る.ちなみにバーストなので復讐をスペシで回避されそうになったら上から饗宴や消えゆく記憶を重ねることでスペシを剥がせる.今は8点にしてるけど7点になる可能性もある.一部の人が言うほどぶっ壊れカードではない.



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