いのちの車窓から

星野源の「いのちの車窓から」を読んだ。エッセイというエンタメ、星野源という人が大好きだと再認識した。星野源はどこまでいっても正直だ。俺は正直な人が好きで、自分の欠点や弱点を棚に上げたりせず正直に認めきり、その中で社会の中で自分の存在価値を高めていく人間に憧れる。星野源という国民的スターでさえも、「文章を書くのが上手くなりたい」と素朴な欲望を抱くものだし、自分の人見知りという性格に嫌悪感を持ち、更には自分のことを人見知りという枠に当てはめてしまうことにさえ罪悪感を抱き、悩む。こういう感覚は社会全体からは「考えすぎ」「面倒くさい」と一蹴される類のものだが、星野源はエッセイやラジオを通してしっかりと届けてくれる。

俺も若い頃の星野源と同様、社会や周りに対して爆発しそうなくらいのモヤモヤや劣等感や生きづらさを感じているが、周りの人を大切にして正直に生きていきたいと思う。

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