ニヒリズムを止める

最近ニヒリズムという言葉を知った。
日本語で虚無主義というらしく、人間の存在には意義、目的、真理、本質的価値がないと捉える哲学的な立場のことらしい。
俺は特に哲学的にどんな立場も取ったことはないつもりだけど、結構最近の自分に当てはまる気がした。

就職して、彼女ができて、側から見ると順風満帆に見えるような人生だけど、その先にあるはずの結婚や子育てという未来が自分には当てはまりそうにないなあと考え始めた頃に仕事で鬱になってしまい、少しニヒり出した感じがする。ニヒってしまうと人生全然楽しくない。しょうもない。でもそう感じられるということは、まだ完全には腐ってないと思う。俺はまだまだ世界と自分に期待する。そのために脱ニヒリズムをする。このnoteはやたらと抽象的で哲学的な内容が多い。まあそういう考え方しかできなくなって人生が苦しいだけのものになった時にやり始めたから必然ではあるけど。明日からはできるだけ、日常の小さいことにピントを合わせて身近なものを面白がる人間になっていく。元々そういう人間だったからできるはず。ニヒリズム的視点は物事を俯瞰で見れるという長所に繋がる性質であるとは思うから、友達の相談を受けたり、深い考察が必要になった時の、ここぞという時のために出せるよう引き出しに閉まっておくくらいでいい。

その上で、俺は
人の話をしっかりと傾聴する。
恥ずかしい部分も含めて自分を曝け出す。
小さなユーモアを忘れない。
こういうことを意識する。
吃音を気にしていなかった自分はこれができていた。絶対出来るはず。

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