しんどいときはそういう「状態」になっているだけ
今週は結構心が沈んでいた。
何か最近吃音がひどくなって、今まで蓄積してきたものが全て崩れたような感覚になってしまっていた。そうなると、あれもできないこれもできないと、ドミノ倒しのように全てのことに対して自信がなくなっていく。そして、今までの努力はすべて意味がなかったのだと極端な思考に陥ってしまう。
しかし、金曜日の午後には徐々に心の状態が戻っていた。素の自分に戻ることができると、ネガティブを受け入れ、今までの努力を肯定できるようになる。俺ってそんなに悪くないと思える。そうなると好きなことにも目が向くようになる。この状態を保ち続けることがこの一年間の目標だ。
では、俺はどうするとその状態を作り出せるか。そのために必須なのは、仕事に真剣に取り組んでいる状態を作ることだ。ここで勘違いしてはいけないのは自分がすごく仕事ができる人になる必要ないということで、しっかり自分に与えられた役割を考えてチームの目標達成を実現できるように動ければそれでいい。自分の能力は嫌になる程低いし自分の納得する成果を出せていないことに毎日焦るけど、できないことに目を向けても全く意味がない。チームの中でしっかりとした役割をもらっているので、自分ができることを日々考えてやっていくだけで充分だ。メンタルが潰れると仕事なんか適当にやればいいという人もいるし俺もそう思う時もあるが、そのマインドは最終手段だ。俺は結局仕事にある程度の充実を求めている。それがないと心が沈んでしまう。その充実を手に入れるためには日々自分の仕事を考えて実行していく必要がある。仕事を個人単位ではなく、組織があってその組織のために動いていると考える。仕事で充実を感じられると自ずと周りとのコミュニケーションも取れてくるはず。幸い、俺はそういう職場にいるので、仕事をチームのために真剣にやっていく努力をする。
結果的に今週心が極端に沈んで良かったと思っている。自分はメンタルコントロールが下手すぎるのでそれを改善していこうと思うようになったからだ。調子が悪い時はその時そういう状態なだけでそれが自分の本当の姿ではない。
今までの考え方は成長を続けてメンタルが落ちずに済むような完全な自分を求めていた。しかし、その生き方は現実的に不可能だ。良い時もあるし悪い時もある。良い部分もあるし悪い部分もある。悪い部分の方が多いかもしれないけど、自分にしか無い良い部分もあるはず。こうやって言い聞かせていく。今まで自分なりに色んなことに挑戦してきたことは自信にも繋がっていたが、その分精神がマイナスの状態に陥った時、今までの努力や成功体験が「結局頑張っても無駄だ」というマイナスを加速させる材料になってしまう。これは明らかに俺のメンタルコントロールが下手くそな部分なので直しいきたい。
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