6/25 今日も苦しかった
◾️久しぶりに出社したけど考えてしまう
退職まで残り2ヶ月。また引き継ぎの資料をダラダラ作りながら、俺は結局なぜ退職しないといけないほど自分を壊したのかを考えていた。考えるつもりがなくても自動的に考えてしまう。しかし考えれば考えるほど、自分の全てがだめで、自分の全てがだめじゃないように思えてくる。もう何が何だか分からなくなる。一つ確かなことは、もう今は何もできなくなっているということ。休んで自分を取り戻さないといけないということ。今は本当に人と話すのが怖いしパソコンを触るのも怖い。社会という場所に居ること自体に恐怖を覚えている。自分なりに吃音と向き合い、内気でヘタレな自分を改革するために色々もがいた結果がこれだということがとても悔しいし情けない。今は何もかもしんどいけど、これで終わりたくないという気持ちはまだある。休んで自分を取り戻せたらまた動き始める。たぶん、そもそも俺は会社員という生き方は向いていない。たくさんの人の間に立ち根回しや調整をする能力が著しく低い。どのスポーツ選手もある程度の走力や筋力はあるように、会社員は基礎能力として根回し力や調整力を持っていなければいけないと感じる。その能力がないと話にならないが、俺はとても苦手だった。頑張ってみたけどなかなか伸びない。何なら必死になっていた3年目までの自分の方ができていた。たぶん根回しや調整ができないのは、自分の意思ではないのに人と対立しないといけないからだと思う。なぜ苦手なのか分からないけどまあ仕方ないくらいでいいだろう。あと、単純に毎日同じところに通って同じところで仕事をしてというルーティーン的な生活に耐えられないというのもありそう。この辺りはまたじっくり考えよう。
◾️チューター
新人の時に教育係、チューターをしてくれた先輩に久しぶりに会った。この人は会社生活でとんでもなくお世話になった人の一人。何も分からない俺に優しく気さくに色々教えてくれた。俺の能力を信じてくれていた人だ。この人には直接話してお礼を言わないといけない。その人との三年前の仕事でのチャットを見ていたけど、まだ自分が仕事に対して真摯で必死で出来ないことをできるようになろうともがいている様が自分の送信した文面から伝わってきた。3年前の自分を客観的に見ると丁寧に素早く仕事をしようとしている。自分で言うのもなんだけど、こいつに仕事を頼んだら色々やってくれそうな気がする。でも、自分だから知っている。内心はめちゃくちゃ苦しいということ。必死にお客さんと喋ってよく分からないまま調整して先輩に報告をしている。まだ三年目だからこういう経験を重ねた先にテキパキ動ける人間になれるんだと信じて、苦しみながら仕事をしていた。思い描いていたようにはなれず、退職を決意したけど、そういう苦手なことや苦しいことに対して必死にもがいた経験が今後自分を助けてくれることを信じたいと思った。その経験をさせてくれたチューターの先輩にはやっぱりちゃんとお礼を言う。少なくともその時は元気でいられるように、身体を大事にしよう。
◾️努力
やりたいことを目標にすれば、努力は報われる。それは今までの自分の人生で分かったこと。ただ、努力し続けなければ報われた状態がずっと続くわけではない。それは恥ずかしながら今まで気づけていなかったこと。必死にダイエットに励んだ結果目標の体重に届いても、それに安堵していてはすぐにリバウンドするように、元々才能がなくて努力しないと到達できない領域に人は定住することはできない。俺の対人への苦手意識は完全に克服したと思っていたが、それは永久的なものではなく新卒から社会人三年目までの期間限定的なものだった。でも、少なくとも俺は吃音を気にせず人とはっきりとコミュニケーションが取れるようになったし、気にしすぎても意味がないと割り切ることで自分を出して楽しい日々を送れることも知れた。自分の努力でたどり着けた領域には絶対にまた行ける。環境と気持ち次第でまたそこにいける。元気になったら頑張ろう。
◾️元気になるために
色々言ったけどとりあえずまた元気に自分を生きれるように、サッカーが好きな自分、体力がある自分、お笑いが大好きな自分を取り戻そう。
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