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短歌の真似事(11月上旬)

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

(文字数:約1100文字)



2024年11月1日:犬

目覚め曲:King Gnu『Hitman』

   国によりイメージちゃうから気い付けや
   「ワンコ系」とかブチギレられんで

 短歌というより警句になった。

2024年11月2日:タイツ

目覚め曲:米津玄師『Pale Blue』

   パンストより 安心感がこの上なし
   邪魔と見るのは男子目線なり


2024年11月3日:手袋

目覚め曲:Ado『Motherland』

   手袋の逆を言わせて殴る奴
   みんな並んで逆さ吊られろ

 やられた側は忘れないから。


2024年11月4日:萌え袖

目覚め曲:米津玄師『さよーならまたいつか!」

   気をつけろ 幼く見えるから可愛い
   裏にあるのは征服欲だ


2024年11月5日:かっこいい

目覚め曲:King Gnu『逆夢』

 形容詞お題は初めて見た気がする。

   格好をつけてナンボだ 大人なら
   自分に適した姿を見せろ


2024年11月6日:座る

目覚め曲:BUCK-TICK『名も無きわたし』

 動詞お題も珍しい気がする。

   座り過ぎ 寿命がどうたら しゃらくせぇ
   どこのお国がどう調べたかだ


2024年11月7日:ワイルド

目覚め曲:樋口了一『1/6の夢旅人』
  なんでか分からんけど。

   医者なんざ呼べやしねぇから狸汁
   皮もなめせば売れてたものを

 生活できない、わけではない。
 今や生活をさせてもらえないんだ。

 ワイルドという単語と、
 そのイメージばかりが変質して残る。

2024年11月8日:水色

目覚め曲:遊佐未森『瞳水晶』

 色の観念が出てくるの面白いな。
 点訳奉仕員からしても色彩は、
 言葉での表し具合が悩ましくも面白い。

 余談ですが私は、
 美術の教科書も点訳してます。

   水嵩が増せば増すほど陽光の
   青が吸い込まれ色として見える

 まずは定義を確認した。
 実は正確には説明できない部分。

2024年11月9日:オッドアイ

目覚め曲:米津玄師『死神』

   そもそもだ 左右が違って何が悪い
   神座両脇も赤と青だが

 まぁ中世絵画表現だがな。


2024年11月10日:手

目覚め曲:今月4日と同じ

 11月3日の「手袋」で書いたのだが、
 こっちの方が「手」だよなと移動。 

   心とは関係無いから 手のぬくさ
   休む間もなく使われただけ

 手をあぶれるのは休める奴だけ。


やってみての感想

  今回は先月に輪をかけて思ったまんま。
  字余りなどもやや気にせず。
  今月、なんなら今年までは、
  この調子でいいかな。

  今は何にせよ続けてみる。

以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。

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偏光
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