味な真似をしおって
ヤツの顔に見覚えは無いか。
「やまとくん」って言うんだぜ。
大和製菓のキャラクターだからだぜ。
大和、すなわち日本国に打って出るという意味で、
長崎県は佐世保市が本社だぜ。
しかし主力商品「味カレー」は、
全国展開していた駄菓子だったので、
関西在住の配偶者も幼少期から大好物だったんだぜ。
即買いで即見せで、
「わあ。旨そう(・ω・)」と喜ばれたぜ。
日曜のお昼に早速作ったぜ。
手を合わせて「いただきます」は言った上で、
では賞味。
「おお。味カレーのカレー味だ(・ω・)」
「ああ。味カレーのカレー味だ(・∀・)」
「カレーラーメンはカッ○ヌードル以外、
そんなに好きじゃないんだけど、
食えるね。味カレーのカレー味だから」
「カレーラーメンよりどちらかと言えば、
カレーうどんの方が好きなんだが、
食えるな。味カレーのカレー味だから」
「この子供時代の安心感に満ちたカレー味が」
「小学生相手に後を引かせる事を最も重要視したカレー味が」
「炭水化物だけでは昼食として心許ないな。
ポールウィンナーもあるけど食うか(・∀・)」
「うわあ。子供時代の僕が大喜び(・ω・)♪」
40代と50代の夫婦が昼食に何選んでんねんって感じだが、
こうした感覚が合わなければ共に生活など出来んな。
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