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Photo by
masuno_shota
これぞ、火宅
対岸の火事じゃねぇぞ。
今回は相当慎重に言葉を選んで、
文章を書くように心掛けたいんだが、
12月14日朝7時台に見た、
NHK総合のニュースによれば、
静岡県裾野市のさくら保育園で起きた、
児童虐待事件に対して、
容疑者として挙げられた3人のうち1人が、
容疑を否認しているという事だ。
保護者説明会で語られた内容は、
「身に覚えが無い」し、
「園側からのヒアリングも受けていない」と。
後から言うのは文章家として、
変節漢めいた恥ずべき行為に思われるかも知れないが、
文章家だからこそ反省と警戒を怠らないようにしたい。
私は報道されていた段階から、
そういう事も起こり得るだろうと思っていた。
今の段階で民放でも顔写真をさらしておいて大丈夫か?
と危機感を感じていたんだ。
もちろん偽証である可能性はまだ残っている。
しかしながら偽証でなかった場合の罪深さは、
誰がどこでどう償ってくれる。
これは対岸の火事ではない。
誰もが当事者としてではなく、
火を点け煽る側として関わる可能性がある。
1人、あるいは1つのグループを、
悪とした時の集団の恐ろしさたるや、
地獄に落とされ死を切に願うレベルだと、
一人一人が肝に銘じておいて欲しい。
悪と見た者の言葉など聞かれず、
身に覚えの無い悪行が積み重ねられ、
認めるまで謝るまで解放してもらえず、
認めてしまえば集団の奴隷として扱われる。
何も取調室に限らない。
田舎だけで起こるわけでもない。
人類はある程度をそれで済ませて来た。
だからこそ言う。
警戒を怠るな。
心に警報装置を置いて、
常にスイッチは切るものじゃない。
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