
庶民に嬉しいコンパクト設計【西国三十三観音第七番】
はじめましての人も、
前から知ってる方も、
ごきげんよう。
偏光です。
まさか正式名称が、
龍に蓋をしたので龍蓋寺だとは。
(文字数:約2200文字)
バッグ購入
昨年すなわち2024年の末、
「万華鏡」主宰の高倉大希さんと、
メンバーのTakkaさんとのオフ会で、
大阪第3ビルに赴いたのだが、
大阪第3ビルには配偶者行きつけの、
ミリタリーショップがあるもので、
(↑普通そんな行きつけ無いと思うが、
配偶者はかつて実用射撃の選手だった)
オフ会の間配偶者はお買い物。
「手頃なバッグを買いたい」
とは事前に聞かされていたのだが、
まさかその「手頃さ」を、
具体的に言うと、
「僕とゆきこさんの、
御朱印帳2冊分と、
他に財布なんかが入って、
山歩きもするだろうから、
身体にしっかり固定できる、
機動力が高いバッグ」
を求めていたとは……。
とは言え急勾配
西国三十三観音、
第七番は通称岡寺。
飛鳥にあるのでそれほど、
高い山の上ではないし、
雪も積もっていないだろうと、
1月前半に行ってみた。
とは言え石舞台古墳を越えて、
さらに南にある駐車場から、
境内までは徒歩3分と聞かされており、
確かにそのくらいの距離ではあったが、
ものすごい急勾配。
別ルートも同じく急勾配、
ということは、
名前の通り岡の頂上に、
位置しているわけだな。
急勾配だが距離はごく短いので、
坂道が激苦手な私でも登れる。
九州は長崎市内にも暮らした私には、
わりと見慣れた高低差なのだが、
「ここを車で登るとかゾッとする」
と配偶者はめちゃ嫌がってた。
日本最初の厄除観音
創建が飛鳥時代の頃、
平安時代よりも前で、
めちゃくちゃ古い。
開祖の義淵僧正も、
日本最古の僧正とか呼ばれてるし、
ご本尊の如意輪観音像は、
空海が造成した、
日本最初の塑像(土製)だと、
聞かされたら配偶者も、
正面から眺めに行く。
だって空海好きだもの
(・ω・)(・∀・)
残念ながらというか、
むしろタイミングがいいというか、
1月から3月の岡寺は、
厄除祈願の書き入れ時で、
多種多様な祈願方法が、
あちこちに提示されており、
700円から数千円単位での、
祈願祈祷を依頼しなければ、
本堂に入れません。
なので我々は、
祈願者の混雑さえすり抜ければ、
そこそこ静かになってくれる寺域を、
隅々まで練り歩く。
紫陽花が咲き乱れる時期とか、
紅葉が見事な時期なんかは、
混雑してとてもすんなりとは、
歩けないものだからさ。
岩窟の奥の弥勒菩薩
そんで、
貴賓たちが宿泊してきた書院群
(ただし外側)とか、
正式名称「龍蓋寺」の由来でもある、
義淵僧正がこの地域で暴れていた、
悪い龍を封じ込めた池とか、
(今は改心して池内に暮らしてるとのこと)
真言宗では曼荼羅の立体化とされる、
三重の塔に、
「奥の院」と称される、
岩窟の奥に彫られた弥勒菩薩像とか、
ちょっと勾配を数分登る程度で、
次々と見どころに出会えて楽しい。
紅葉や紫陽花の時期は尚更だろう。
紅葉はもちろん終わっていたので、
「厄除けの鐘を撞きたい」という、
配偶者の意向に従い本堂に戻った。
そんで思いっきりしっかり撞いた
ゴォォン
(*・ω・) (・∀・)))おおおう
隣にいると震える
お昼は台湾料理
駐車場に戻って車に乗って、
「大淀町までの道沿いに、
名前が読めない台湾料理店があって」
「ああ。あの名前が読めない店な」
名前が読めないで通じる
(・ω・)(・∀・)
「美味しいらしいんだけど、
飛鳥からどう行けば良いか分からない。
とりあえず飛鳥駅に向かうね」
石舞台古墳周りの、
観光客向けレストランを抜けて、
亀石交差点を駅方面に走らせて、
駅前にも飲食店はチラホラありそうだが、
さてどうしようかと思っていたら、
「……台湾料理店あるよ」
「あるね」
「……ここも同じような感じじゃない?」
「かもね」
「……ここで良くない?」
「……ここにしようか」
結果めっちゃ当たりめっちゃ当たり。
安くて美味いしランチメニューのスープを、
+150円でラーメンにしてくれる。
強いて言うなら、
「せっかくだから台湾ラーメンにしよう」
と配偶者が頼んだ後で、
「台湾ラーメンって基本的に辛いよ」
と言ってしまって申し訳なかった。
「えっ!(汗)」
辛いの苦手 ごめん
(;・ω・) (・×・;)
九州出身の私は、
台湾料理に配偶者よりも馴染みがあって、
「辛い」と認識する以前の、
基本の味覚だったから。
「うん。美味しいよ。
多分魚醤とか入ってて」
そう言いながら完食してくれたものの、
途中から唐辛子の輪切りを、
取り出しては皿の脇に寄せてたな。
以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。
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