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冬になると歌い出す3曲

 はじめましての人も、
 前から知ってる方も、
 ごきげんよう。

 偏光です。

 ♪ふーゆーがー
 くーるまえにー

 も入れたい気がしたが、
 「来る前に」と言っている以上は、
 冬の歌ではないよな。

(文字数:約1300文字)



文部省唱歌『冬景色』

  ただ好きなんだ。
  寒い朝の台所などではよく口ずさむ。

さ霧消ゆる湊江の 船に白き朝の霜
ただ水鳥の声はして ← ここが好き。特に好き。
未だ覚めず岸の家

  ♪たぁーだ みずどりのー こーえはしてーぇ
  の特に「みずどりのー」って、
  楽しい方面に駆け上がっていく感じが。

  寒いのに静かなのに楽しいって、
  この歌詞書いた方(不詳)は天才か。

  二番、三番のその部分も好き。↓

げに小春日ののどけしや
返り咲きの花も見ゆ

もし灯し火の漏れ来ずば
それと分かじ野辺の里


レピッシュ『ハーメルン』

  冬の歌とは限らないんだけども、
  心が寒く寂しいような時に、
  切々と歌い上げるに向いている。

  「ハーメルンの笛吹き」の物語の、
  バージョンによっては登場すらしない、

  街に唯一残されてしまった、
  足が悪い少年目線の歌だ。
  (※バージョンによっては、
   目が見えない少女もいる。)

笛なら吹けるよ
太鼓も叩くよ
ねぇ あの歌を教えてよ
ダンスは下手だよ
でもけんめいに踊るよ
ねぇ あのステップを教えてよ

となり町から 不思議な楽団が
またとなりの町へ

レピッシュ『ハーメルン』作詞:上田現

  彼の目の前だけは通り過ぎたんだ。
  皿洗いしながら歌いながらも、
  泣けてしょうがない。


CURIO『粉雪』

  「粉雪」と言えば私にはコレなんだ。

  誰も覚えてはいないだろうほどに、
  レミオロメンさんに掻き消されたが。

  カラオケなどで入れようものなら、
  「次の曲目表示」が出た時点で、
  皆が誤解しては、

Ah アスファルト濡らす 雨音が消え
空から 雪が舞い降りた
僕の手のひらに  

CURIO『粉雪』作詞:NOB

  イントロと共に歌い出した途端に、
  「そっちじゃないよww」とか、
  「さっすがオカノさんパチモン好きw」とか、

  私にもCURIOさんにも、
  失礼極まりないヤジが飛ぶため、
  私でなければ歌いづらい状況にも、
  なっただろうと思われるが。

Ah 君をなくした時に初めて
一人に 震える自分を思い知らされ
両手を伸ばして 雲のかけらつかまえる
やみそうもない 白い粉雪

  正直に言う!
  歌詞が荒削り!
  まだこなれてない!
  例えば「雪」に対して、
  「白い」という形容詞は必要無い!
  「(街などを)白く染める」なら可。

  だがそこが良い!

  繰り返す、

  だがそこが良い!

  上質洗練が全てではない!
  この時期に、
  この言葉だけが浮かんだのだろう、
  作詞者NOBさんの、
  ハートにパッションがダイレクトだ!
 
  それは人それぞれの正解であり、
  誰か一人にでも届いたなら成功!


おまけのアドベントカレンダー

 どこでもドア製造工場に行って、
 「どこでも行く」機能の、
 プログラム工程を見聞したい。

 如何に実装しているのか、
 ぜひ取材させてもらいたい。


以上です。
ここまでを読んで下さり有難うございます。

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偏光
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