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生け花を体験し、テクノロジーを見つめる。Joiさん、生け花初挑戦?!「ニユーロダイバーシティ」の本も紹介。
音声だけの「生け花Live」とは(笑)。
なのに、最後まで聴いてしまいました。
Joiさんがここ最近、茶道や書道、香道、そして華道などに挑戦していること。よく番組でも本人が説明している通り、完全にJoiさんがハマっているというのも理由のひとつだとは思うのですが、シナダは一つの仮説を立てました。多分Joiさんはきっとテクノロジーにおける日本文化との融合点を模索してるんじゃないか、と。
テクノロジーが急速に進化した今、私たちは膨大な情報に囲まれ、バーチャルなコミュニケーションが人間関係の主流になりつつありますよね。
そんな中でもJoiさんは倫理とか、哲学とか、テクノロジーが進化した中でも人間が忘れてはいけないものや、テクノロジーに組み込むべきものを常に模索し、訴え続けています。
そして日本文化の中には、その「大切にしなきゃいけない精神」が詰まっていると。
であれば、Joiさんが花を生けている過程を皆さんに番組を通じて追体験いただくことで、先人たちの知恵と美意識を感じていただき、その中から現代社会における日本文化の持つ意義みたいなものを感じてもらえるのではないか、と。
「生きた花」を生けるという行為は、「生きた時間」を感じること。花を選び、配置を考え、心を込めて生けるという瞑想的な体験から自然の美しさと儚さを感じ、自分自身と向き合うこと。この行為を通じて、テクノロジーと伝統文化が調和した均衡点みたいなものを探ろうとしてるJoiさんの気持ちを少し感じていただき、聞いている皆さん自身でテクノロジー時代における人間性の礎みたいなものを考えるきっかけにしていただけるのではないか?という壮大な狙いがあるんです。
お花を生けるのは楽しいです。
若いころに習っていたので一応基本程度は。
今でも「お正月花」は、生けるようにしています。
「花を選び、配置を考え、心を込めて生けるという瞑想的な体験」
この瞬間は、無心になっているのがわかります。
AIが何でもやってくれそうなこれからの時代、私は何をやってると楽しいのか。
どんな仲間と一緒にいることで、自分のやりたいことが、コミュニティの力の一部になり得るのか。
どうしても自分のやることに「意味」を求めてしまうのですが(笑)
そんなものも必要ないのかな?
でも人間って、それ(意味)が無いと淋しいんだよね。
Podcastの【編集ノート】の中に、今回のJoiさんと、池坊さんの作品の写真があります。
いやー、池坊さんが褒めるのわかるなぁ。
一見不安定に見える斜めに伸びたラナンキュラス。
あれはJoiさんのどんなイメージなのでしょう。
「ニユーロダイバーシティ」の本の紹介です。
今の複雑な社会に「適応できるか否か」で、もしも教育を受ける子供たちが「区分」されているとしたら、その「区分」は子供たちのためにならないこともあるのでは。
人間の認知の仕方は、本当に多様なようです。
自分の「認知の仕方」と他人を比べるのが難しいから、同じような人たちだけで生活していると、なおさら理解が進まないですよね。
ニューロダイバーシティという言葉を聞いたことはありますか?
人と話すのは苦手でも、絵やダンスで思いを鮮明に伝えられる人がいます。
ちょっとした音や光で激しく動揺してしまうけど、心が休まる環境さえ与えられれば、高度な計算やプログラミングにずば抜けた能力を発揮する人がいます。
ーー発達障害や自閉症と診断される「非定型」な人は、「標準的」な能力を持つ人とは違うとして「区別」されてきました。しかし、これからは両者が「混ざる」ことでこそ社会が変化します。
脳神経の多様性、すなわちニューロダイバーシティのありかたを教育に実践する二人が語る多様性社会の最新デザイン。
(伊藤 穣一, 松本 理寿輝 著)より