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1200bps と 「脳を変える心」

1200bps。 この数字に反応した人は50歳代以上?
「ダイヤルアップ方式」で繋がった端末で、私がやっていた業務は、日本の特許データベースから、必要な情報を「検索式」を送信して、それに対応した特許公報やアブストラクトが印刷されて郵送されてくるというシステム。(多分この頃は2400bps?)

「ピーヒョロロロー」という何とも「心もとない音」。

時間単位の課金料金は高いし、タイプする検索式の一文字でも間違えば、必要のない印刷データが郵送されてくる。
高額なムダが発生し、キャンセルが効かない。

なので、「1200bps」と聞いただけで、「恐怖」という感情が蘇ってきて、つい笑ってしまう。これも懐かしい思い出。
(思い出させてくれたメンバーの皆さん、ありがとう。)

一人の人生で、こんなにも大きな「技術の革新」の中を生きることになる。
親の世代とも全く違う。

「同じアホなら踊らにゃソンソン!」の阿波踊りのフレーズが浮かぶ。
変革のスピートの波が加速することが避けられれない、今からの未来。

「同じアホなら踊らなゃソンソン」ぐらいの気持ちで、巻き込まれ、そして巻き込まれるなら、可能な限り「主体性」を持ってみたい。

それには、楽しく学ぶしかない。
楽しく学べるコミュニティを見つけて、是非参加してみて。


今週のPodcast。茂木健一郎氏とも「旧知の間柄」だったのですね。
私も今から聴きます。

「脳の認知の不思議」は、宇宙の不思議と同じくらい、私を魅了します。
なので、茂木健一郎さんの本に、ハマってました。
その中で、「『脳』を変える『心』」は、ダライ・ラマと神経科学者たちによるディスカッションの成果をまとめたもの。

還暦目前の私でも「踊らにゃソンソン」で楽しく学んで踊れば、私の脳は「ざわざわ」と変化していくのでしょうか。

脳の可塑性について
一千億の神経細胞の間に進行しつつあるすべての可塑性を把握することなど、とてもできない。今この瞬間も、あなたの脳は「ざわざわ」と変化し続けている。自分がどのような行動をとり、何を感じ、何を考えるかに依存して、脳はどんな方向にも変わることができるのだ。

シャロン・ベグリー著(茂木健一郎[訳]

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