見出し画像

トークンは「証券」か「非証券」なのか

その違いは、
投資家が利益を期待して他人の努力に依存しているかどうかということです。」
という解説がありました。

この英文の解説から

「クリプトの成功に必要な3つの要素」

であったり、

「トークンが『証券』か『非証券』か」


という、これからweb3の波が押し寄せてくる中で、ブロックチェーン技術を使ったビジネスや組織運営をする人たちにとって貴重な解説があったので、「DeepL」使って翻訳したものを引用しながら、要点を考えてみたいと思います。

***クリプトの成功に必要な3つの要素***
まず、ブロックチェーンコンピュータ上で動作する成功するアプリケーションは、この3つの要素を備えていると仮定する。

1.製品・市場との適合性
2.コミュニティの参加
3.十分な分散化(コミュニティの所有権)

プロダクト/マーケットフィットの必要性は明らかです。人々が求める製品がなければ、ユーザーもビジネスも存在せず、コミュニティを長く維持することは困難です。コミュニティの参加と分散型コントロールは、従来のスタートアップにはあまり当てはまらないが、暗号スタートアップには極めて重要である。なぜそれらが重要なのでしょうか?

その答えは、コミュニティの参加とコントロールによって、プラットフォーム・リスク(プラットフォームのルールがユーザの意思に反して変更されるリスク)が制限されるということです。

Web 2.0プラットフォームは、API上に構築された革新的なアプリのエコシステムを破壊したり、ユーザーのプライバシーや福利厚生を犠牲にして利益を得るなど、この種の不整合の可能性を実証しています。これに対して、ユーザー所有のネットワークは、暗号サービスが拡大しても、ユーザーとの整合性が保たれるような協力的な経済モデルから利益を得ることができます。

分散型コミュニティ制御を実現するもう一つの重要な理由は、規制遵守です

経済的な調整を促進する暗号トークンは、SECが使用する規制の枠組みであるHowey Testの下で有価証券とみなされる可能性があります。大規模なユーザーコミュニティへの証券の配布を管理することは、スタートアップ企業にとって困難かつ高価なことであり、AirbnbやUberでさえその方法を見つけ出していないのです。
しかし、最近のSECの解説や執行措置の分析によると、真の分散化によって、情報の非対称性や価値を生み出すための創業者チームの努力への依存を排除し、業務を十分に分散化することができれば、新興企業のトークンを証券から非証券に転換することができる可能性があるようです。

ある投資が証券とみなされるかどうかの1つの重要なテストは、投資家が利益を期待して他人の努力に依存しているかどうかということです。

Andreessen HorowitzのマネージングパートナーであるScott Kupor氏は以前、次のように書いています。
ネットワーク構築前の段階では、トークンはHowey Testの「他者の努力への依存」の原則に照らして、一般的に証券として特徴づけられます。

私はこの文章を読んで、頭の中がかなり整理されました。

トークンが「証券」か「証券でない」か。
それは、ブロックチェーン技術の開発段階当初は、
「他者の努力への依存」の原則に照らして、一般的に証券として特徴づけられます。

の一文です。

私はまたまだ勉強中なので、ここで明言は出来ないのですが、ブロックチェーンはマイニングなどをする人の努力でそのトークンに利用価値があり、その努力に依存して投資家が利益を得るということが、証券として特徴づけられるということなのでしょうか。

しかし、ネットワークが立ち上がった後、そのネットワーク上でのサービスや、何らかの社会貢献コミュニティなどがトークンを発行して問題解決をするような段階になれば、

ネットワーク立ち上げ後は、ネットワークが十分に分散化されていれば、トークンの保有者がもはや他者の努力に依存していないという事実により、トークンの性質は証券から非証券に変わる可能性があります "と述べています。

ということになるようです。
この、トークンがどういう段階で「証券」と扱われたたり、「非証券」と見なされるようになるのかは、これから具体的なコミュニティ運営やDAOでの事業化などを考えている人にとっては重要な話なのだとおもいます。

この二つの段階を混同してしまうと、わけのわからない議論となりそうです。

この解説は、まだまだ重要なブロックチェーンを利用した事業やコミュニティをどのように進めていけば、成功するのかというような話へと続きます。

著者は、まだまだ成功例はないと言っています。

始まったばかりのブロックチェーンを用いた大変革。

英語が全くダメな私でも、今のAI翻訳はかなりの優れものです。
こういう専門的なものまで、読むことができます。

続きを是非チャレンジしてみてください。


そして今週の「変革への道Podcast」はこのブロックチェーン技術が、これまでのビットコインやイーサリアムなどの概念とはまた違った「新しいブロックチェーン」が開発されているということ。

これは、ブロックチェーンを使ったプロダクトを大きく後押ししそうな開発で、私には「技術が大きく前進している!」と思わせてもらえる内容で、ワクワクしながら聴きまた。

本気でDAO化やブロックチェーン技術の今を知りたい方、是非聴いてみてください。