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Photo by
shinsukesugie
#節約生活
一人暮らしを始めてから、節約を以前より心がけるようになった。
1番安い交通手段を用い、自分が食べたいものを中心に献立を考えるのではなくそのとき安い食材を買ってから考える。
しかし、大人になるにつれてじわじわ気づき始めている、節約だけが全てではないことに。
大切な友達と飲み歩いたり、人のために何かを買ったり。
交通費を極限まで安くしたその先にあるのは時間の浪費だ。一体どこからどこまでが節約なのだろうか。
私はとても気が早いので、今から未来に授かるであろう子どものためを思い、極力お金を貯めていきたいと考えている。
でも、後悔のない幸せな生活を送っていきたいとも思っている。欲張りだけど。
今の職場では、いわゆる「ふつうの生活」をギリギリ送ることができるくらいの金銭はいただける。
安定志向かつ保守的、そしてなにより何だかんだ今の職場が大好きなので、転職独立する気はさらさらない。
両親は私に、「ふつう」以上の生活をさせてくれた。
当時はそれが当たり前だったし、ほかの家庭も同等の経済状況なのかとどこかで思っていた。
でも、現代社会においては「ふつう」生活を送ることすら贅沢と言われるくらいなのだから、私が過ごした幼少期と同じように、なに不自由ない生活を子どもに送らせてあげることは、とても難しい。
でも、金曜日にコンビニでスイーツを買ったり、何もかもめんどくさくなったときコンビニUVERしたり。大切な人に会ったり贈り物をしたり。
この社会を健康に生きる上で、少なくとも私の場合はお金を使うことが必要だ。
どこからどこまでが、「するべき節約」なのか。
その基準は人それぞれだろうからこそ、難しい。