さかなクンバンザイ②
息子は小さい時から、歴史も好きだし生き物が好きだった
夫が、中学受験をさせようと言った時
私は知らない世界だったから、え”〜と思ったけれど
息子にはよいかもしれないと、受験を決めた
でもなかなか勉強する意味がわからない小学4〜5年
私は、桝太一アナ(麻布の生物部出身)の本を読んで
何校かの学園祭の生物部を見て回った
「男子校の生物部🐟って楽しそうだね あなたの好きなことができるよ」
と励ましながら、受験を応援した
入学して、同じクラスに、同じく生物部に入ろうとしている
めっちゃ好青年がいて、2人で一緒に入部
土曜日の午後、
「学校の近くの川で、二手に別れて川上と川下から魚を追い込んで
たくさん採ったんだよ〜面白かった〜」と目をキラキラさせていた中1男子
あ〜かわいい・・・
あれから、人工海水も作れるようになり、
我が家の水槽部屋も、水槽と魚が増えてどんどん充実していった
中3の夏休みには先輩たちと宮古島へ旅行
週末ごとに海に出かけて素潜り
とってもアクティブに活動していた
なのに、高2のクラスに運動部がたくさんいて
気後れしたらしい
生物部は文化部の分類だから陰キャ・・・
サッカーとか野球の陽キャがよかった としょっちゅう言うようになった
こんなに楽しんでいるのに
ずーっと話を聞いていると「表彰もされないから目立たない」
目立ちたい、すごいと言われたい らしい
なので私はその話を聞くたびに、
私が、🐟に誘導したから悪かったのかなと、しゅんとしていた
だけど、最後の学園祭で、
こんなに積極的に関わって(解説などは後輩に任せていたけれど)
中1からの仲良しの例の好青年にも、学園祭で会えて久々に話せたので
とっても嬉しかった
息子はこの学校でこの部活で、素敵な仲間と出会えて
楽しんで、私はずっと応援して見守れたんだから
最高!という気持ちになった
普段あまり感情を出さない夫も
「良かった、この部活ですごく6年間を過ごせたよね」と喜んでいた