月イチトークライブ
3月12日、名古屋駅前のミッドランドスクエアシネマ2で開催された『月イチトークライブ』に行ってきました。
この日のゲストは、伊藤さとりさん。
私が初めて舞台挨拶に行った時のMCがさとりさんでした。
それからいろんな作品の舞台挨拶へ行きましたが、とにかくさとりさんの話術が素晴らしくて、登壇者のお話をどんどん引き出してくれるんです。
それが、「お仕事だからお勉強してきました~」という義務的な感じではなく、本当に映画が大好きで、ファン目線で楽しませてくれるんです。
何よりも、ご自身が楽しんでいるように見えるさとりさん大好きです。
楽しんでいる人は幸せを分けてくれます。
この日は、シネマパーソナリティーの松岡ひとみさんとお二人で映画愛を語ってくださいました。
メインのお話はアカデミー賞の予想。
普段あまり賞レースを気にして映画を観たことがないんですよね。
この日、鑑賞したのは『フェイブルマンズ』
スティーブン・スピルバーグの子供時代のお話がモチーフ。
映画監督を目指していた訳でもなく、ただ撮ることが好きで8ミリカメラを回していたサミー。
そのフィルムの中で両親の真実を見てしまう。
いやいや、フィルムとか関係なくアレは見たくないですよ。
しかも思春期に。
あの時代の編集で、フィルムを物理的に”切る”シーンが切なかったぁ。
スピルバーグと言えば、数々の名作を世に送り出している方です。
もちろん、その作品たちもいくつか堪能しました。
ただ、かつてアメリカドラマ『ER 緊急救命室』にどっぷり浸かり、そのためにアメリカに遊びに行った私にはスルーできないスピルバーグのエピソードがあります。
『ER』が好きな方の間では有名なエピソードですが、マイクル・クライトンが書いていた『ER』のパイロット版は、実はスピルバーグが監督で映画として制作される企画が進んでいたんだとか。
『ER』の企画初期段階で、クライトンが次に書いていた恐竜のお話に興味をそそられ『ER』から降りたと。
そして、その恐竜のお話って言うのが『ジュラシック・パーク』なわけで。
スピルバーグが監督する『ER』も観てみたかったですけどね。
ちなみに、エグゼクティブプロデューサーの一人として名を連ねています。
そして、上映後のトークライブはアカデミー賞の予想でした。
既に結果は発表されているので割愛します。
先にも書いた様に、普段賞レースを意識して映画を観ていません。
ただ、今回助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァンについては、トークライブでさとりさんが熱く語っていたのを思い出していました。
さとりさんの中学時代のお話を含め、過去の経緯や繋がりから成る今回のキャスティングのこと等、いいお話を聞かせていただきました。
トークライブの最後は、プレゼント抽選会。
ここで私に嬉しいハプニングが。
さとりさんと松岡さんが用意してくださったプレゼントを、チケットの半券で抽選し、当たったらいただけるんです。
非売品のプレスシートやグッズ等、たくさん用意してくださっていました。
ここまでアカデミー賞のお話だったので、上がっていたタイトルのほとんどが洋画でした。
数人の方にプレゼントを渡したあと、ある物を手に取ったさとりさんが「邦画が好きな方いらっしゃいますか?」って。
今は専ら邦画な私(洋画まで手が回らない)を含め何人かが挙手。
更に「中村倫也さん好きな方いらっしゃいます?」って。
ええ、力いっぱい挙手しましたとも。
そしたらなんと私ひとり。
「これは是非ファンの方に貰って欲しい」というわけで、なんと抽選回避で頂いてしまいました『水曜日が消えた』のTシャツ。
びっくりしたぁ。油断してたぁ。
洋画のお話ばかりの中で、とーとつに中村倫也。とーとつに『水曜日が消えた』。
こんな事もあるんですね。
ホントありがたいです。
そしてその流れで「中村倫也さん、次の『宇宙人のあいつ』って作品がめちゃくちゃ面白そう」とさとりさん。
首がもげそうなくらい頷きました。
はい、かなりの数の作品を観てきて目が肥えているであろうさとりさんのお墨付きをいただきましたよ。
そしてやっぱりフルネームでした。
分かります。フルネームで呼びたくなる名前なんです。
トークライブでたくさんのタイトルが出てきましたけど、邦画のお話はこの時だけだった気がする。プレゼントの中に貞子がいたくらい。
トークライブが終わったあとは、ロビーでさとりさんの著書『愛の告白 100選』の販売とサイン会。
当然のように購入し、サインも頂きました。
その時に、ちょっとだけ博己さんと倫也氏のお話をしました。
その内容はヒミツ。
『愛の告白 100選』は、100本の映画からさとりさんが選んだ愛の告白のセリフをまとめたもの。
愛の告白とは言うものの、恋愛だけにとどまらず、人としてグッとくるセリフもたくさん。
更には、これから観る作品選びの参考にもなりそうです。
帯は有村架純ちゃん。
ちなみに、さとりさんご自身も出演されている『ハケンアニメ!』もありました。
気になった方は手に取ってみてくださいね。
最後に、ミッドランドでこんな楽しい企画をやっているとは知りませんでした。
これを機会に、チェックしてまた参加してみようと思います。
そしたら松岡さんにまた会えますね。
さとりさんには本当に感謝です。
ありがとうございました。
またどこかの舞台挨拶にお邪魔します。