デザイン思考フェス2022 前夜祭 サマリーレポート
デザイン思考フェスは、次世代を担う社会価値創造人材の発掘・育成・輩出を志した企業共創型プログラムで、学生がデザイン思考を学び、身につけ、未来を切り拓くきっかけやビジョンをデザインできる力を身に付けることを目指しています。
前夜祭は、Day1・Day2の2日程を行い、約20社・約150名の企業と学生の皆さんにお集まりいただきました。実際にイベントに参加した24卒の学生ライターの私が当日感じたことをまとめました。
前夜祭 パネルトーク
前夜祭は、様々な業界の仕事を知るきっかけとして開催していたため、各企業の登壇者の方にパネルトーク形式でお話をしていただきました。「これまでで最高の1番印象に残っている仕事」という質問にはこだわりが感じられました。
とくに印象に残ったのは、今後より一層デザイン思考が必要とされ創造性豊かな人材が求められるとのコメントが複数あったことです。具体的には、「クリエイティブな人材を求めている企業にとってはデザイン思考は有効な手段である」「目的や目指すべき姿をはっきりと定めるにはプロセスを構造化し、具現化していくことが大切である」などです。
他にも「学生から企業様へ質問」の時間や、最後に「ご登壇者の方々より学生へのメッセージ」という形で就活生にとってはあっという間の2時間を過ごすことができました。
就職活動や働くことに対して前向きなイメージを持つことが大切であるという応援コメントも多くいただきました。「就職活動は様々な企業に出会える唯一の期間。ご縁でもあるため楽しんでください」「いかなる会社もニーズがあるために存在している。異なる考え方の相手と共存するには、目的や目指している方向性を理解する。」など、心強く前向きなアドバイスばかりでした。
パネルトークを通じて業界への理解が深まったことはもちろん、実際の現場で働く社会人の方々の生の声を聞くことができ、就職活動や仕事との向き合い方に大いに活かすことのできる有意義な時間となりました。
参加した就活生の声
参加者からの感想のうち、特に多かった意見をご紹介します
・様々な豪華なゲスト企業の事業内容や社風などが聞けて大変勉強になった。また、チャットでの質問も意識の高いものが多く刺激になった。
・自分が今まで視野に入れてこなかった企業様ばかりだったのでとても参考になった。
・パネル形式のイベントは初参加で他のイベントでは聞けない話を聞くことができた。
・未だ触れたことのない業界の企業様から様々な側面のデザイン思考の重要性を知れた。
・デザイン思考の視点を通じて知見を広げる機会を得ることができた。
デザイン思考の未来
いま、社会では創造性豊かな人材が求められています。これを受け、2022年のデザイン思考フェスのテーマも「創造的に社会課題を解決する~SDGs×イノベーションで切り拓く未来~」と設定しています。
このテーマを実現させるには、経済的価値と社会的価値という相反する価値同士の統合を、今までと違った新たな取り組み方で進めていく必要があります。そのため今後は、創りたい世界観やあるべき未来の姿から創るべきサービスを考える問題解決の思考ができる、創造力の高い人材を集めることが重要な鍵となっていきます。
ぜひ、10月に開催されるデザイン思考フェス2022 特別イベントにもエントリーして、さらに多くの企業の取り組みについて理解を深めていきましょう!
エントリー詳細|https://vis-its.com/detail/info220701.html
参加企業一覧 ※五十音順
アクセンチュア、伊藤忠商事、オープンハウスグループ、鹿島建設、GMOインターネットグループ、国際協力機構(JICA)、JFEスチール、JX金属、シンプレクス・ホールディングス、積水化学工業、東海旅客鉄道(JR東海)、東宝、日鉄ソリューションズ、日本たばこ産業(JT)、パナソニックグループ、三井住友海上火災保険、三菱商事、三菱総合研究所、森ビル
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