折り鶴と広島
広島滞在中、何度かタクシーを利用しました。その中で、ある運転手さんと少し会話を交わす機会がありました。
私たちが平和記念資料館を見学するために来たことを伝えると、彼は自身が被爆二世であること、そして外国からのお客さんには折り紙で鶴を折ってプレゼントしていることを話してくれました。
教科書や資料館で見る原爆の悲惨さはもちろん感じますが、どこか自分とは遠い世界の出来事のように感じていた部分がありました。しかし、実際に被爆二世の方と話すことで、この場所で本当に起こったことなんだと実感した出来事でした。
カメラ:Leica M11-P
レンズ:Summilux 35mm/f1.4 Steel Rim Reissue
現像:Adobe Lightroom