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境目のはなし

最先端の物理学の話。素粒子レベルで我々の身体をとらえるなら、自分と自分以外の「境目」はないんだそうだ。


今日バスに乗ってぼんやり窓の外を眺めながら、この話を思い出した。

高くそびえるビル
都市高速のメタリックな側板
バスの窓ガラス
前の座席の人
わたし 

の境目はない。

本当は「国の境」もないし、
わたしの信じるものとあなたの信じるものの境目もない。

概念として「ない」などと言うといろいろゴヘイがあるようなので、
「物理学的には、ないんだ!」
と声高に叫びたい。

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