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クラファンを通してはっきりした「在り方」と「お金」
3月末までで設定しているクラウドファンディングが、最終日から2週間前にすでに達成…!
私が気が付くより先に気がついた支援者の方々に、「達成おめでとう!」と多数連絡をもらい、達成したことだけでなく、純粋な気持ちから応援されることや、祝福されることを体験し、とても満たされた気持ちになりました。
クラファンをやると決めた当初は、達成できるイメージすら湧かず、3日目には既に、80%くらい諦めていました。
けど、既に支援してくださっていた方や、応援してくださっていた方の方が、私よりずっと前向きで、「こうしたらいいんじゃない?」とアドバイスをもらったり、Facebookでシェアしてもらったり、「えっ、私、やるの…?ムリじゃないの?」と戸惑いながらのスタートでした。
やり始めてみて動くものって大きくて、実際、やらなかったら分からなかったことが体験できたって、ものすごく財産だと思いました。
クラファンを通して、自分が感じたこと、その都度向き合ったことなどは、他の記事にも書いているので、そちらを見て頂けたら嬉しいですのですが、今は、自分が世界を見ているフィルターがすごく変わったように感じます。
人間は知性がある生き物なので、フィルターなしで世界をみることはできない。というのが自論ですが、どんなフィルターなのか?その歪み具合は、腑に落ちさえすれば、変えていくことができると思います。
クラファンを始めるまでの私は、「私にいい意味で関心を持っている人なんていない。ましてや応援してくれる人なんていない!」と思っていたし、「自分から何かを発信する意味なんてない」とも思っていました。
確かに、私がそう思うには思うだけの過去の体験はたくさんあったのですが、問題は、私がそう思い続けてきたことや信じ続けてきてしまったことにあったと思います。
全然自信もなかったけど、クラファンをやってみて、応援してくれる人がいるということが自信に繋がりました。そして、自分の在り方も、「この自分でいいんだ」と思うことができるようになりました。
今日は、クラファンを始めて、試行錯誤したり、自分と向き合ったりする中で、私が得たものの話をしようと思います。
在り方
まだまだ、みてきた世界というのはちっぽけですが、私がみてきた「ビジネス」というのは、とてもギブ&テイクが根底にある感じがして、どうも好きになれませんでした。でも、社会に出て仕事をする、働く、ということは、こうしたギブ&テイクで利益を追い求めなければならないとか、価値を提供しなければならない、というふうにもどこか思っていて、社会に自分を当てはめていこうとする傾向が私にはありました。
それがどうもしっくり来ず辛くて。笑
というのも、そういうのを抜きにしたら、ほんと、無償だったとしてもやりたいことが私にはあるし、お金に余裕のない人にだって、サポートが必要でしょ?と思っているからです。
例えば、私は毎週2回、里親さんの家庭を訪問して、子どもたちと勉強したり、何かアクティビティ(お料理とか)をしたりしているのですが、交通費を合わせても1回2000円程度。お金のためにやっていたら絶対に嫌になってしまいます。
じゃあなんでずっとそんなことを続けているのか。いや、続けられるのか。それは、私が純粋な気持ちで動けるから。そして、生きてる感じがするからです。
子どもと過ごす時間が、純粋にとても好きで、どの子も違えど、どの子も可愛くて、会うたびに自分の愛が深まっていきます。
個性がみんなそれぞれで、でもどの子と一緒にいてもとても楽しいです。大人のように、建前がない分、私も自分に正直でいていいのがとても楽で、純粋であることが許されている感覚になります。
私が支援している子どもたちは、小学生が中心なのですが、その子たちが反抗期に入ったり、思春期独特の悩みを抱えたとき、「そういえばあんな大人もいた」と思い出してもらえるような、そんなフラットな関係を築きたい、とも思っています。
子どものために、というのは烏滸がましい言い方ですが、子どもたちと何かを築き上げたい気持ちはずっとあり、私にとって、それが「子どもオーケストラ」でした。
音楽だけでなく、習い事というのはお金がかかります。それに、練習もしなければならない分、時間や心にもゆとりがないとできません。
それは、子どもたちだけではなく、親も一緒です。親の余裕がなければ、子どもに好きなことをやらせてあげられる可能性は小さくなってしまうと思います。
そして、子どもにはその選択権がありません。
だからこそ、どんな子でも参加できる環境が必要だと思いました。
そして、子育てで心が枯れてしまう大人や、誰かに助けてもらいたいけれど、助けてもらえる先がなかったり、ちゃんとカウンセラーさんなどのプロにお願いしたくとも、お金に余裕がなくて支援が受けられない人にも、平等に機会がある必要があると私は思っています。
でもそれは、ギブ&テイクの世界では、なかなか成り立たないのです。
だからこそ、ギブ&レシーブ(受け取る)の世界を創ることが必要だと思うのです。
世界には、
お金が余っていて、世の中のために使いたいと思っている人もいます。
私のように、
自らが関わることで、世の人の心の支えになりたいと思っている人もいます。
子どもたちのように、
そうしたサポートを必要としている人たちもいます。
これでも循環するのです。
ただ、もちろん、お金を払ってもらう意味もあると思っています。
私は、ヒーリングや英語を提供する、いわばサービスに対してお金を払ってもらう業種なので、他の業種だったらどうかはあんまり想像がつきませんが、私がお客さんに払っていただいているお金というのは、「お客さん自身が自分自身(のコミット)に対して支払う対価」だと思っています。
私に支払われているけど、お客さんは自分がコミットするために支払っている。
なので、私のお客さんになる人たちって、そうやって、自分にコミットしようとされている方ばかりなのです。
ちょっと、文章が迷走してきましたけれど。笑
まとめると、「利益のために仕事ができない自分を受け入れた」という感じです。
私の行動基準は、「自分が純粋に愛から動けるか」、そして、「生きていると感じられるか」これだけです。
資本主義社会にそぐわないかもしれませんが、そんな純粋な気持ちのところからしか、活力が湧いてこないのです。だから、そんなピュアな自分の心を許すことにしました。
そして、それでもそんな私の在り方を見て、ご支援してくださる方がこんなにたくさんもいた。そのことがどれだけ私を勇気付けたか…。
こんな自分を許せたのは、間違いなく応援してくださった方がいてくれたからこそだと思っています。本当にありがとうございます。
お金
「在り方」の話と被るかもしれませんが、お金、もしくは、稼ぐ、ということへの向かい方が変わりました。
以前までは、「どうやってお金を稼ぐか」を考えていました。
自慢じゃないですが、スキルはたくさん持っている方だと思います。でも、活かし方が下手くそで、ビジネスセンスもありません。宝の持ち腐れとでも言うのでしょうか…。
だから、自分の持っているスキルを活かすためには、ビジネスについて勉強したり、どうやって集客するのかスキームを考えなければ…!と思っていました。
もちろん、そうやって頭を使うことも役に立つし、時には必要だと思います。だけど、そもそも「稼ぐ」意味が分からなかった。笑
優雅な生活がしたいとか、旅行に行きたいとか、そういうことももちろんしたい。けど、それが私にとっての稼ぐ理由にはならなかったし、それが稼ぐ理由になると、仕事をしてもらうお金というのが、お金でしかなくて、お金を持っているお客さん、という風に人のことを見てしまう自分が嫌でした。
だけど、クラファンをやってみて、自分が創りたい世界を実現させるためにはお金が必要だということも認めつつ、「そのために稼ぐ」だったらOKだと思えたんです。
私が創りたい世界というのは、誰もが1人の人として受け入れられるコミュニティで、そこには音楽を通してなど、「共育」というエッセンスも含まれています。そのために稼ぐ、と考えたとき、このエッセンスを現実化し続けることで入ってくるピュアなお金だったらOKだと感じた、というのが正しい表現です。
私が仕事にしている英語にしてもヒーリングにしても、自分の持っている知識や体験、または愛を、惜しみなく与えたり、誰かの元気に貢献できたり、ハートの奥深くで繋がったり、私にとって「生きている」感覚になれるものです。
だから、私が「生きている」と感じられることを、ただただギブし続けることで、そこに対してお金を払ってもらい、そしてそのお金を世界の平和のために使うのであれば、どれもOKだと感じました。
お金って元々はピュアでまっさらだったのでは?と思うのです。
使い方や、稼ぐ理由などによって、白くも黒くもなります。
私が曇ったエネルギーの使い方をすることに違和感があるように、お金の稼ぎ方も、曇ったことにはエネルギーが注げない。
だから、正攻法とはかけ離れてるかもしれないけど、「私を必要とする人に、私の存在が届きますように。」と祈りながら、毎日私の元に来てくださる方に、ピュアなハート全開でその瞬間の精一杯を注ごう、と思うようになりました。
思っているより遥かに、自分ってピュアだったんだ、とクラファンを通し、自分を見つめなおし、そして発信し続ける中で思いました。
そして、そんな自分を認めて、最大限これからも発揮し続けようと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました!
3月末までクラファンも継続しています。
やりきろう!という気持ちでいますので、よければご支援よろしくお願いします。
現在、ありがたいことに、システムの利用可能限度額を超え、システムを通しての決済ができなくなっています。お手数ですが、ご支援いただける際は、記載の口座にお振込後、Naoまでメールにてリターン内容をお知らせいただけますと幸いです。