
いざアメリカへ! Vol.4
長々と続けてきたnote渡米記も、これがファイナルボリュームです!
もう1週間弱になるので、はるか過去のような感覚ですよ。
時差ボケも治り、アメリカ生活に順応しつつあります。っても、隔離されてるのでずーーーーっと部屋にこもっているのですが。笑
前回、ダラスに向かう飛行機に乗ったところまでだったんですよね。
今回はダラス後です。
飛行機がついて、入国審査。この状況なので、やはりピリピリしてましたよ、入国審査官の皆様。
写真を撮って問題になって追い返されちゃいけないので、大人しく自分の番を待ちます。
一人ひとりにかかる時間が半端ないですね。
私のこの渡航中に出来た新しい友人は別室に連れていかれました。無事に出て来れました。良かった!
私の番もやってきます。
とても体格の良い男性がのど太い声でアメリカに来た理由を聞いてきます。
何を隠そう私はビザがあるんだと、胸を張ってパスポートを渡します。
彼は私のパスポートの全ページをなめるように見た後で、オレンジの書類があるだろう、出せ、と。
そう、ビザがおりた時にビザと一緒に送られてきた大きなオレンジの封筒があったんですね。
それを見せたら彼の態度はコロッと変わりサクッと入国させてくれました。
いやはいや、魔法の封筒ですね。何が入ってるか知りませんが。笑
初ダラス上陸ー!
ダラスも期待通り(?)ほとんどの店が閉まってましたが、テキサスは感染者数も少なく緊張感薄いのかマスク着用率は激しく低め。
マスクをつけて、ゴーグルみたいな眼鏡までつけてる私は非常に注目を集めました。
ここでもVIP感味わえます(*´ー`*)
何とまぁ、ここに着いたのが朝7時。
この日のお昼にはトランプ大統領が書類にサインをしたので、本当に辛うじて間に合いました。
まじ危なかったー(((;꒪ꈊ꒪;))):
苦労して広島から出てきて、ここで追い返されたら泣くに泣けんわいね。
ここから、オースティン行の飛行機まで9時間待ちです。長い・・辛い・・
旦那が飛行機調べたら、もっと早いのがあるから聞くだけ聞いてみろというので、航空会社のスタッフを探して空港内を放浪します。
しかし私の視界の隅には入って来てしまうんです、このボードが!
Austin全部キャンセルなんですねー。一日一便に減便されている模様です。もはやここまでくると、飛行機が飛ぶという事実自体に奇跡を感じ始めます。
私が乗る便はターミナルが別のようなので、電車でターミナルを移動しゲートの前でひたすら待ちます。
この頃には疲労で意識が飛んでは戻って来てを繰り返します。
何かお腹にいれようとセブンイレブンで食べ物を探します。
このサンドイッチの大きさを見ただけで、あぁアメリカに来たんだなーと感じます。日本のコンビニのサンドイッチの2倍はありましょうか。
お腹120%満たされ、もう何もせずにぼーっとただひたすら時間がすぎるのを待ちます。ずっと待ちます。
ちなみに奥に見えるのが私が搭乗予定の飛行機です。朝8時から夕方の出航までこの席で、ただひたすらずっと待機してました。
夕方4時半、ついに搭乗が始まります。
あぁ、長かった。辛かった。これに乗ってしまえば、もう着くだけ。
ソーシャルディスタンシングで、搭乗自体もべらぼう時間がかかりましたが、そんな時間も過ぎてしまえばかわいいもんです。
自分の席に着いた時の安心感よ。
あぁ、長かったけどもう少し。外に見えるアメリカン航空の飛行機の群れに感慨深くなります。
アメリカン航空はダラスに本社があるので、これからテキサスに住む私は帰国の時もここにお世話になる事が多いんだろうなと。
そして、飛行機が動き出したと思ったら、意識飛んだと思われます。
疲れてたんだね、私。
意識が戻ったのは、着陸態勢のアナウンスが流れた時でした。最後の旅は一瞬で終わりました。
外を見れば、眼下はオースティンの街並みです。
オースティンは自然との共存がとても活発ですごく良いと思います。
緑と共に生活できるのは、とても幸せです♡
かのWhole Foodsも実はオースティン発祥なんですよ。
後日、樹木と共に居住できるのは良いよね、と旦那に言ったら、木がないと家がすごく熱くなって電気代がかかるからオースティン人の生きる知恵なんだと、色気も何もない事言ってました。
まぁ理由は何であれ、木があるだけで心身ともに健康に寄与されます。
バーグストローム空港も見事に店は閉まってました。
寂しいですが、住民がコロナに対してとても真剣なので心強いですね。
そして、空港を出て長旅の末、ついに旦那(予定)と久々の対面です。
ソーシャルディスタンシングのため、近づく事はできませんが、それでも手を伸ばせば触れれる距離にいるっていうのは嬉しいですね。
ここに来るまで、本当に長かった。物理的な旅の事だけじゃない、ビザの取得だけじゃない、本当に色んな事があって、片手で数えきれないほど破局し(笑)、それでもここまで来ました。
コロナの混乱の中でも、やり遂げました、私たち。
荷物をもって、がらんとした駐車場を歩きます。
ここを出たら、もう家はすぐそこです。
オースティンにやって来ました。
長い長い旅が終わり、もう後はひたすら寝るのみです(*´ー`*)
帰る道すがら、フライドチキンをドライブスルーで大量買いしてアメリカ人が引くほどの食欲を見せた私は、その後日付けが1回変わるくらいの深い眠りについたのです◎
以上、私のコロナの混乱下の渡米記でした。
早くコロナが終息して、あんな事あってほんと大変だったねと笑える日が来る事を心待ちにしております。
Everyone please take great care!