2021年上半期 ライブ・コンサートかんたん感想
3.28 吉澤嘉代子「赤青ツアー2021」@ NHK大阪ホール
4ヵ月ぶりのライブ、1年半ぶりの吉澤嘉代子を見に大阪へ超弾丸。
「綺麗」「ユキカ」「運命の人」と、キラッキラのポップスが乱れ飛んだ序盤にボロボロ泣いてしまった。思えば一昨年は年間で6回、吉澤嘉代子のライブを見てたのに、一転してこの1年半は全く見れてなかった。それはもうめちゃくちゃに寂しかったし、その反動でめちゃくちゃ泣いてしまったのだろう。彼女らしいキラッキラのライブがどうしようもなく楽しかった。
ただ無垢とか、ただポップとか、ただ綺麗だけじゃなくて、人間(それは歌ってる彼女自身であり、聞いている僕ら自身であり)の醜さや厭な部分を曝け出した先にある「それでも美しく在ろうとする様」が吉澤嘉代子の魅力で、今回のライブもそれは健在だった。今回のアルバムのテーマは「恋人」だった訳だけど、ストレートに恋人同士のキャッキャウフフを描くんじゃなくて、恋人に対する嫉妬やエゴや気持ちの冷める瞬間をキュートに、ポップに、チャーミングに真正面から歌っていて。その様は歪さも内包してるけど、それこそが人間らしさでもあるし、最期にはそんな自分の中にあるモヤのような感情を払い恋人のことを運命の人と呼びかけるのもいいなぁと思う。
感染対策、みたいな視点で言っても元々吉澤嘉代子のライブは着席だし声も出さないスタイルだから、コロナ禍以降見たどんなライブよりもコロナ以前と変わらない気持ちで見れたのも良かった。コロナ禍以前/以後でライブの在り方が変わったミュージシャンのライブであればあるほど、その『以前』に対して恋しくなって、ライブそのものへの没入感がブレてしまう。そういう意味では吉澤嘉代子のライブはなんのブレもなく、ただ真っすぐライブの内容がスッと頭に入ってきた。以前に比べて演出もグッと進化してて驚いた。これまでの小物や舞台装置を使った作劇のニュアンスを残しつつも、より『コンサート』らしい方向に舵を切った印象。前回の川口リリアは完全に作劇は止めてコンサートに仕立て上げてたこともあって、そういう方向に向いたのかな。特に映像演出についてはかなり豪華になっていて、それはこれまでの吉澤嘉代子では無かったそれだったから驚いたけど、スゴく新鮮だった。
開場BGMは「恋人」がタイトルの曲縛りで昭和歌謡多め。堺正章の「さらば恋人」や太田裕美の「恋人たちの100の偽り」とか、名曲中心で始まる前から楽しめることができた。何より桑田佳祐作詞作曲の中村雅俊の「恋人も濡れる街角」から桑田佳祐「白い恋人達」の流れがあったのがたまらなく嬉しかった。昨夏に桑田佳祐が自分のラジオで吉澤嘉代子の「残ってる」を流したんだけど、今回の選曲はそのラジオでのオンエアに対する吉澤嘉代子から桑田佳祐への明確なアンサーであり感謝の気持ちだったんじゃないかな〜なんて、両ファンとしては飛び上がりそうなくらい嬉しかった瞬間。いつかの共演にも期待してしまうし、吉澤嘉代子は桑田佳祐みたいなポップシンガーとして長く活動して欲しいなんて勝手に思ったり。
4.1 Tempalay「ゴーストツアー」@名古屋ダイアモンドホール
1年半ぶりのライブハウスはTempalay。初。
この日は何よりも1年振りにライブハウスに行くことが出来たのが本当に嬉しかった。アリーナやホールのライブは昨冬から何度か参加していたけど、ライブハウスはここまで行けてなかった。ダイアモンドホールは1番足を運んでいるライブハウスだけど、だからこそいろいろ言いたい想いも沢山あったライブハウス。でもこの1年半行けてなかった間に、そんないろいろ言いたかったことも全て懐かしくて愛おしいみたいな気持ちになっていた。だからこの日久々にあの長い階段を上ってフロアに入った瞬間はちょっと感動してしまった。低い天井、零されたビール、着てる服をビリビリ揺らす音圧、ギラギラ光る照明。ホールともアリーナとも違うライブハウスならではの感覚が久しぶりに嬉しかった。
コロナ以前は無かった床のマス目は、お客さんの立ち位置を限定するもので、自由さと引き換えに社会的距離を保つことが出来た。ライブハウスは自由さこそが美点だと思ってたから、こんなマキシマムザホルモンの企画ライブみたいなことが現実になってしまったのはスゴく残念ではあるんだけど、今は仕方ない。いつかこの仕切りが取っ払われて、コロナ以前の自由さが戻ってくることを信じるしかないなと。
Tempalayの演奏ももちろん最高だった。バンドメンバー全員がギラッギラな演奏バチバチに見せつけてた。元々の彼らの持ち味であるサイケデリックさに加えて、今回のアルバムから強くなったオリエンタルなムードが溶け合って最後には大きなエモーショナルを生みだしてた。ふわふわした浮遊感のあるサウンドとストロボをガンガン焚いた照明はトリップするような感じすらあった。ガッチガチに酒飲んで見たら最高だろうなって感じのライブ。決して大衆ウケするサウンドでは無いけど、フジロックとかのデカいステージに立つような存在にこれからどんどんなっていくのかなと思えるライブだった。次に見るときはお酒と共に。
5.24 Base Ball Bear「Tour Over Drive」@名古屋ダイアモンドホール
実に1年半振りのBase Ball Bear。一昨年まではもうなんなら年に5~6回は彼らのライブを見ていたので、この1年半はあまりにも、あまりにも長すぎて。
久しく会ってなかった、でも会えば勝手知ったるはずの学生時代の友人と久々に会う時のような気恥しさと緊張感を抱きながら足を運んだ名古屋ダイアモンドホール。
サウンドチェックのドラム1発、ギターのストローク1発、ベースの地をゆくベース1発。それだけで涙が出そうになった。ああ、Base Ball Bearのライブだって。
全編を通して、ニューシングルの流れを踏まえた「生きる」事、「生活」を踏まえたセットリストでありながら、コロナ禍で悶々としていたファンを喜ばせるようなガンガン攻め立てるセットリスト。特に2ブロック目の「すべては君のせいで」から「SCHOOL GIRL FANTASY」そして「The Cut」を経て「風来」へとたどり着く一連は否応なくグッと来た。これまで何気なく聞いていた「SCHOOL GIRL FANTASY」の歌詞がめちゃくちゃ刺さりまくったりもして。時代に応じて曲、そして芸術作品は変化するんだって改めて実感した。そういう意味でも、芸術は1mm程も『不要不急』ではなくて、いつだって誰もが求めてるし誰もが発したいんだなとも。
いつも名古屋のベボベのライブはファンがぶち上がってて、特にドラムの堀之内さんの名前を中心にメンバーの名前が飛び交うのが常。曲中もぐっちゃぐちゃのべったべたになりながらみんな熱狂してるって感じなんだけど、当然今このご時世にあんな事は出来ない訳で。椅子あり、歓声禁止のベボベのライブは、何度となく歯痒さを感じて止まなかった。それでも、バンドメンバーがめいっぱい楽しそうに演奏してるのを見るだけで嬉しかったし、今出来る範囲で自分も踊り倒した。普通にめちゃくちゃ汗かいた。声を出せない代わりにめいっぱい拍手したら終わったあと手のひらが真っ赤になっていた。これこそ生きてるという実感だよなとグッときた。まさに「LIVE」。
やっぱり自分にとってBase Ball Bearは簡単に表せれないほど大切なバンドなので。また近いうちに会いたいし、その日までこの日を糧に過ごしたい。
5.28 赤い公園『THE LAST LIVE「THE PARK」』
赤い公園の解散ライブを配信で。
赤い公園を好きになったのはつい最近。2018年、新しいボーカリストとして石野理子が加入した頃。いい歌を歌うあの子がアイドルを辞めて、Base Ball Bearのサポートをやってたギタリストがやってるバンドに加入するらしい、なんてなことを聞きつけて見た初お披露目のビバラ配信は今でもよく覚えてる。
それ以来出す曲はどれもこれも名曲ばかりで驚いた。「消えない」「Highway Cabriolet」「絶対零度」「夜の公園」...特にアルバム「THE PARK」の曲群には痺れた。こんなにも豊かな音楽を鳴らすみずみずしいロックバンド、他にいないよなと本気で思った。その立役者、楽曲制作の中枢に立つ津野米咲の才能に慄いた。SMAPを始めとする他ミュージシャンやアイドルへの楽曲提供も含め、素晴らしい音楽家なんだと心から思った。「消えない」の強い意志にグッときて、「Highwallbt Cabriolet」のローテンポなのに踊りたくなるような感覚に新鮮さを覚えて、「夜の公園」のピュアなラヴソングに胸を掴まれた。
どんどん音楽的にも豊潤さを増して、赤い公園の次なる一手に常に注目してるようなそんな中、ギタリスト津野の急死が報じられた。あまりにも、衝撃的すぎて言葉を失った。その日の昼食の味はよく分からなかった。
そんな中で残されたメンバーが決断した解散、そして解散ライブの開催。どうしたってしんみりとした物悲しさの漂うライブになるんだろうと思ってた。
でも蓋を開けてみたら底抜けに明るくてカラッとしてライブだった。もちろん涙だってあったし、そういう『最後』ってニュアンスがそこかしこにあったライブだった。でもライブ全体で一貫してたのはポジティヴで明るい赤い公園らしい和気藹々とした雰囲気。
Base Ball Bear小出祐介とtricotキダ・モティフォのWギターに加えて、キーボードに堀向彦輝を加えた編成は最後に相応しい豪華さと赤い公園のこれまでの文脈を感じるもので。特にBase Ball Bearと赤い公園、どちらのファンでもある僕としては、小出祐介がBase Ball Bear以外の曲を弾いてるだけでただでさえテンション上がるのに、その曲が赤い公園のこれもまた大好きな曲、ってのがたまらなく嬉しかった。「消えない」のギターを小出祐介が弾いてるってだけでもう気持ちが昂って仕方なかった。小出さんが弾いてたギターが、多分津野さんが使ってたギターでそれにうるうるもして。小出さんが割りと忠実でありながら彼ならではのサウンドを鳴らしてたのに対して、キダさんのプレイもtricotらしい豪快さが印象的。「絶対的な関係」~「絶対零度」の流れとかキダさんらしさ全開で超良かった。
あとやっぱりボーカルの石野理子のボーカリストとしての力が凄いなと改めて感じたライブでもあった。幼さと脆さがありながらも、活動を重ねる毎にどんどん力強さを増してく。ボーカリストとしての立ち振る舞いもどんどん板に着いてって、1番最年少なのに1番堂々としてたのも良かったなぁ。前の所属してたアイドルグループ時代から、何かと大変なことが多い子だけど、これからもずっと歌い続けて欲しい。
あとやっぱり津野さんの曲は素晴らしい。「KOIKI」も「NOW ON AIR」も「消えない」も「Highway Cabriolet」も「夜の公園」も「凛々爛々」も、好きな曲がありすぎて困る。特にやっぱり上でも書いたけど石野さん加入後の曲は何聞いても圧倒される。これだけ沢山の名曲を残してくれた津野さんとメンバーにに感謝しながら、僕達は歌い継がなきゃなと、小出さんがMCで音楽は継承していくものだと話しているのを聞いて考えたり。
赤い公園、本当に最高のバンドです。解散してもずっと聞き続けるよ。
6.13 竹内アンナ「BAND TOUR 2021 at TENDER」@伏見JAMMIN'
念願の竹内アンナ初ライブ。1年半前にラジオの公開放送でチラッと演奏してるのを見たけど、ちゃんとライブを見るのは初めて。コチラも初めて行くライブハウス、伏見JAMMIN'にて。
一昨年位からずっと気になってたシンガーソングライターの竹内アンナ。ロス生まれ京都育ちという生い立ち故の美麗な英語発声や、ジョン・メイヤーをルーツに持つギタープレイから生まれるアコースティックギターを軸にしたサウンドメイクはかなり独特。
シティポップかな?と思えばハウスっぽい曲もあるし、ジャズやブラックミュージックのエッセンスもある。煌びやかな打ち込みを使った曲もも飛び出す。その豊潤な音楽性を行き交う中で一貫しているのは圧倒的なポップセンス。全ての曲がポップで心地よい。
歌い方も息を吐くようなのにスゴく身体の奥から声が出てる、なんとも不思議な歌を歌う。その不思議さと心地良さが彼女の魅力なのだなと。MCもすっごくしっかりした事を話されていて、印象がスゴく変わったライブでもあった。各所で評価されてることもあって、これからどんどん売れると思うし売れて欲しいアーティスト。ぜひ色んな人に聞いて欲しいなと。
一番聞きたかった「Free!Free!Free!」が聞けて大満足。
伏見JAMMIN'も良いライブハウスでした。久々にあんな天井低いライブハウス行ったな。
ちょっと歓声上げてる人がいて気になったのと、演者が1人で静かめのMCしてる時にスタッフが会場の端で爆笑とかしてるのも気になった。コロナ禍の中だし、ああいうのやめてくんねぇかな...。
6.20 吉澤嘉代子「吉澤嘉代子の日比谷野外音楽堂」@日比谷野外大音楽堂
吉澤嘉代子の日比谷野音公演。
元々昨年5月に開催予定だった野音公演。僕もチケットを取って、当時参加予定だったどのライブよりも楽しみにしてた。
そんな中、昨年は呆気なく中止に。吉澤さんにとっての夢の舞台である野音だったので、本人も相当残念だったろうし、僕もかなりショックだったことを覚えている。
そして改めて野音公演を開催することが決まったのが3月。今か今かと待ってた、念願のライブ。
始まった瞬間、17歳の頃から吉澤さんが夢焦がれてたステージに立っている、それだけで涙が溢れそうになった。人が夢を叶える瞬間ってそれだけで尊いよなぁと。
良かった瞬間が沢山あって書ききれないな。東京の地で「東京絶景」を聞けたことも、野外の心地よい空間で「残ってる」を聞けたことも嬉しかった。なにより「movie」「泣き虫ジュゴン」「ストッキング」という三連打には涙が止まらなかった。
全体的に音像が攻めてるというか、生音ならではの迫力が滲み出てた事も良かったな。ちょっとオルタナ感すらある音像というか。
やっぱり野音が特別な会場だなって思ったのは、「残ってる」を歌ってる時にそれまでは吹いてなかった風が心地よく吹いたり、遠くの噴水の音や鳥の鳴く声すらも音楽の一部のように聞こえて、そういう会場ならではのマジックがしっかり起こってた。これは会場でしか体験し得ないものだし、あとから映像で見ても分からないことだと思う。本当に会場で見ることが出来て良かったライブだった。
2018年の「吉澤嘉代子の発表会」、2019年の「吉澤嘉代子のザ・ベストテン」、そして今回の「吉澤嘉代子の日比谷野外音楽堂」と、ライブタイトルに「吉澤嘉代子の」という枕がつくライブは今回で3度目。今回のライブで確信したのは、この「吉澤嘉代子の」という枕がつくときは、彼女自身が他でもない彼女自身のために開催するライブなのだということ。少女時代と決別するための「発表会」、少女時代の自分を改めて肯定し迎えに行った地元での「ザ・ベストテン」、その少女時代の自分自身を引き連れてあの頃の夢を共に叶えた「日比谷野外音楽堂」。魔女になりたくて、サンボマスターに憧れたひとりの少女は、夢の先へと歩みを進める。
何度も吉澤嘉代子に励まされて胸を打たれて鼓舞されてる気がする。大学卒業の前日に名古屋CLUB QUATTROで見たあの瞬間からずっと。
「自分がそうであったように、小学生や中学生の子供たちに自分の音楽を届けたい」と吉澤さんは話していたけど、それこそ僕が小学生の頃に彼女の音楽と出会えてたらどれほど良かっただろうと思ったりもした。でもきっとこの瞬間も彼女の音楽は小学生の頃の僕みたいな子供の支えになってるんだろう。それもとっても尊いことだと思う。
東京に行ったのは1年半振り、野音行ったのは2年振り、Base Ball Bear以外のライブを野音で見たのは初めてだった。もっと沢山、かつじっくり東京で過ごせるような日が早く来ないかなと待ち遠しいし、野音がやっぱり1番好きなライブ会場だなとも思ったし、もっと色んなミュージシャンを野音で見たいなぁとも思った。その日を楽しみに。
少女の頃に夢焦がれたステージにこの日、吉澤嘉代子が立ったように、僕も自分の夢を叶えたい。頑張る。
6.27 ペトロールズ「SUPER EXCITED/GREAT MEETING 60」@名古屋ダイアモンドホール
1年半振りのペトロールズ。
なんとなんと最前列。目の前に長岡亮介。東京事変では「浮雲」名義でメンバーとして活動してたり、星野源のサポートもしてる、日本最高峰のギタリストが目の前に居るってだけでぶち上がりそうだった。
エフェクターを踏む「ガチッ」って音が聞こえる距離で長岡亮介のギタープレイを拝める至福の時間。ペトロールズの気持ちの良いサウンドも相まってドキドキが止まらない2時間弱。ギターを弾くしなやかな指先に見惚れてしまった。初めてペトロールズを見たのが2年前のBase Ball Bearの対バンだったんだけど、その時に「なんだこの曲!?かっけ〜!!!」ってなった曲を今日も演奏してくれて、それも堪らなかった。ライブ中のアクシデントもゆるりとエンタテイメントに変えてしまうのも自然体な彼ららしくて素敵。
サブスクもやってないし、CDもその辺じゃ売ってないからなかなか触れづらい存在だけど、皆ペトロールズ聞いて欲しい。めっちゃカッコイイし心地良いバンドなので。これからも定期的にライブ見に行きたくなるんだろうな〜。
ただまあ1個苦言じゃないけど、コロナ禍でのライブとは思えないくらい歓声もヤジもあってそこはゲンナリしたな...そうでなくても今ライブを開催したり参加することはとかくアウトローに見られがちなんだから、だからこそ示されたルールは守らななくてはと思うのだけど。なんか皆自由過ぎて辟易とした。始まる前と終わった後の「ご歓談」もマジかよってくらい皆声デカくてビビった。喋るなとは言わんけど多少気は使おうよ...。開演前にもアナウンスされてたし。コロナ禍でも色んなライブ行ってきたけどそういう感染対策的な点、観客の意識みたいな部分においてはめちゃくちゃ酷かったなぁって。もちろんバンドそのものや演奏そのものに罪は無いけど。ああいうの普通に追い出したらって思っちゃうな。ペトロールズなんか他のバンドより観客の年齢層高いし、実際周り見回してもみんないい年齢した大人なのにやってる事ちっとも大人じゃなかった。その1点だけは、でもその1点があまりに大きすぎるんだけど、まあとにかく残念だったな。