表参道の【櫻井焙茶研究所】でお茶とお酒のコース
表参道のスパイラル5階にある「櫻井焙茶研究所」で、お茶とお酒のコースを2時間ほどたっぷり堪能!
まずは玉露を35度の温度でのむ。
本当はこの温度がいちばん美味しいのだけれど、抽出に3分じっくりかけなければいけないから、みんなやらないのだそう。
3分ってなかなかに長い。
学生のときに食べてたカップヌードル(チリトマトが好きでした)が1分半でもうフタ開けてたせっかちだから、3分きっかり計って待つというのはまあ大変だ。
だけどそうして飲んだ玉露は、
うわ、おいしい…!!
てかなにこれ、旨味・甘味・苦味が一緒くたになって舌にのっかってくる!
あれ?旨味と甘味って同じだったっけな?いや違うか?
すごく甘く感じる。だけど裏には苦味がちゃんとある。
玉露というのは、日光を当てないで育てたものなんだって。
光合成をしないから、土からの栄養で育てるみたい。
トマトとかも、水を与えないことで、甘みをぎゅっと自分の中に閉じ込めるからとても濃く甘くなるんだって。
水ストレスというらしい。
玉露の場合は、日光ストレスというのかな。
それにしてもこんなに濃くて甘くて苦くておいしいお茶は初めてだ。
フタをあけた瞬間から香ってくるのにも驚いたけれど、味も負けず、ガツンと、だけどしっかり甘くて(アマイアマイしつこいようだけど本当に甘いんだって!)、玉露が高いのが理解できる…。
他のお茶屋でも、玉露だけ値段倍ちがいだもんね、わかる、わかるよ、わかってしまったよ…。
今度はこの茶葉に、菊の花を入れて飲む。
冷たいお茶に、ふわっと香る菊の花。
きな粉のかかった大福のような菓子と。
そして茶葉を食べる。
左に添えられたるは、ポン酢の入った挿し。
これ可愛い…!「ちびまる子ちゃん」に出てくるたまねぎ頭の男の子思い出した。
お店に売ってあるのをみたら2万ちょいだった。ですよね。欲しい。
さて、ここからお酒が出てくる。
これはジントニック。
強!!!
お茶のお店だから、お酒はそんなに強くないのかと思っていたら、わりとけっこうしっかりめなアルコールで驚いた。ジントニック、1:1くらいなんじゃない?て思うほど。
ほうじ茶ラム。ロックで。
なつめバター大好きだ〜!!!
ウィスキー、こちらもロックで。
あ、強い強い、お強いアルコールや。
いぶりがっこをつまむ。
ほうじ茶ウォッカ、ロック。
この和菓子は、長野の桜井甘精堂というところの栗羊羹。
めちゃくちゃ美味しかった…!!!
甘くて甘すぎず、だけどきちんと濃厚で…。
栗好きにはたまらない。
栗より甘味の方がすこし強かった印象。
あー美味しかった、楽しかった。
カウンターから眺めるお茶の淹れも、ああ素敵だなあとウットリ。
カクテルも美味しそうだったし、また来たいなあ。
外人ウケは抜群に良さそう。
嬉しい!楽しい!だいすき!