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【中欧ヨーロッパ旅行】オーストリアのザルツブルクで、山と城を食い倒す

チェスキークルムロフから、そのままザルツブルクのホテルへ向かう。

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夕方にザルツブルクのホテルに着き、18時で閉まるスーパーへ急いで駆け込んでお水とお土産にとクッキーとオリーブ、タバスコなどを買って、レジ袋をもらえず(お金がかかるらしく、言わないともらえないシステムでした)両手で抱えながら5分ほど歩いて部屋に。

近くのタパス・カフェバーで夕飯を食べて、賑わってる映画館をちょこっとのぞいてぐるっと歩いて終了。

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ミュージカル映画「サウンドオブミュージック」の舞台であるという「ミラベル庭園」へ。「ミラベル宮殿」の中には入らなかったけど、庭園はぶわあっと広くて雪にかぶさっているパンジーがちらほら。パンジーは雪に耐えるらしい。暖かくなったら赤い花が一面に色づくのを想像して、寒さにひえひえ~と呻きながら「ザルツァッハ川」を渡って旧市街地へ!

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ザルツァッハ川に架かる「マカルト小橋」を歩いて渡ったこの橋、たくさんの南京錠がとりつけられていて、その量はいつか重さで橋が壊れちゃうんじゃないのと心配してしまうほど。たくさんのラブい錠前がじゃらじゃらしてあった。


モーツァルトの生家」というモーツァルトの使用した楽譜とか楽器、肖像画といった展示がされている建物へ。レモンクリームな色が可愛い。ぱらーっと観て回った。写真撮影は禁止で部屋ごとに監視のひとが真顔で座っていた。一見小さな家なのに、奥が深くて入り組んでいて迷路のようだった。

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馬がたくさんいて、街の中をふつうに従者従者が操縦していた。たまにフンがあってびっくり、においにしかめっ面をしたけど、ぐるっと歩いてまたもと来た道に戻ったらいつの間にかフンが片付けられてた。お仕事がお早い。

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お昼ご飯は「モーツァルト・カフェ」で。食べたのは「ザルツブルガー・ノッケール」。スフレみたいなふわほわ食感で、泡を食べてる舌触り。というかもはや泡。カプチーノの泡部分みたいな。

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下にはラズベリーソースが敷かれてあって、泡のようなこのスフレと絡めとって食べる。ガイドさんは「2、3人で食べるとちょうどいい」なんて言っていたけれど、激空腹のせいもあってひとりでぺろり。お腹ぱんぱんになった。そりゃそうだ。

飲み物は「メランジュ」。泡立てたミルクをいれたコーヒー(ここでも泡かいっ)が、オーストリアでいう「メランジュ」という飲み物なんだけど、このカフェで飲んだメランジュはカフェラテみたいで飲みやすかった。というかオーストリアのメランジュ=日本でいうカフェラテなのかも?濃すぎず飲みやすくて美味しかった…。

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ホーエンザルツブルク城」に登る。ケーブルカーも使える券を持ってたけど、お昼あんな甘味なものをひとりで完食してしまったし…と運動のつもりで歩いて登った。

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ひとりふうふうしながらなんとか城内に入り、ぐるりと散策。同じ道を行ったり来たりしてしまった。迷ったのかなんなのかてっぺんには行けなかった(迷ってたのかすら分からなかった)けど、最後はケーブルカーで下山。曇りが惜しかった。

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眺めがこれまた自然に深呼吸を起こさせてしまうほど、広々としていて気持ちよかった。「ふぁー」と声が出る。声をださなきゃいけないような爽快感。ひとりでいてそんな声が出ても誰も気にしないほど、みんな感嘆の様子だった。

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旧市街の目抜き通りである「ゲトライデガッセ」を何往復もしながら、お土産を物色。だけどこの日はあいにくの日曜日もあって、お休みしてしまっているところ、15時で閉めちゃうところ、遅くても18時で終わっちゃうところがほとんどで、とほほ…だった。

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ヨーロッパに日曜日に来てはいけないね。もったいない。

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かわいさ重視で買ったコーヒーリキュールとベリーリキュール、何に使おうかしら…。やっぱりお酒?店員さんが「これはアルコール度数高いわよ!」って教えてくれた。

「このブルーの色してるリキュールは全部アルコール高い。これはアプリコットのリキュール。これはコーヒーのリキュール。こっちはあれと比べてそんなにアルコール高くないわ」と説明してくれた。「おすすめは?」と一応聞いたら「さあ」と言われた。ですよね。自分の好みですよね。


夜ご飯はサーモンのサンドウィッチ。

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酢漬けになってるサーモンのサンドウィッチもあったんだけど、店員さんに「どっちがおすすめ?」と聞こうとしたら「おすすめ聞く?」みたいなこと言われたからイエス!と言ったら「断然こっちね!」と言われたので「じゃあそれで!」と即決。美味しかった。そのあとえび串も一本食べた。

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夜の広場をうろうろして、路上バスに乗ってホテルに帰宅。

ほんとは最後、デザートにカフェでケーキも食べたかったんだけど、あいにく閉店時間が早くて18時とかにはほとんど終わってたから諦めました。ああ、「モーツァルト・クーゲル」(チョコレート)の元祖店だという「フュルスト」のカフェ、入りたかったなあ…。

かわいい制服着た店員さんがあくせく動いていて、ひっきりなしに人が出入りしていた。ショーケースはたくさんの種類のケーキ、チョコレートがずらずらとあって、外から眺めてるだけでもわくわくした。

19時に閉まってしまうから急いで行ったんだけど、ギリギリだからきっとカフェでのイートインはできないだろうなと思ってやめてしまった。

テイクアウトという手もあったけど、やっぱり本場のものはそこ本場で食べるからこそ価値があるんだと思うの。お土産ではないものをその場で食べないで別の空間で食してしまうのは、やっぱり気分も違うし価値も半分になってしまうんではないかと思って、後ろ髪ぐいぐい引っ張られながらホテルに戻って寝た。

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JURIA
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